都心地域における荷捌きに関する交通社会実験の実施について
ページ番号93705
2011年1月13日
広報資料
平成23年1月12日
都市計画局(歩くまち京都推進室 電話222‐3483)
都心地域における荷捌きに関する交通社会実験の実施について ~人と公共交通優先の「歩いて楽しいまちづくり」に向けて~
京都市では,「人が主役の魅力あるまちづくり」を推進し,脱「クルマ中心」社会を目指すため,平成22年1月に「歩くまち・京都」総合交通戦略を策定しました。
この戦略に基づき,京都の魅力と活力が凝縮された「まちなか」において,四条通の歩道拡幅と公共交通優先化をはじめとする,安心・安全で快適な歩行空間の確保や賑わいの創出など,人と公共交通を優先した「歩いて楽しいまちなか戦略」を推進しています。
この度,四条通の交通社会実験の一環として,京都商店連盟中京東支部の10の地元商店街と物流事業者との連携により,荷捌きの午前中への集約を図るとともに,路外荷捌き場を設置しますので,お知らせします。
なお,この交通社会実験については,学識経験者,商業関係者,物流関係者,駐車場関係者,国土交通省,京都府警察,京都市からなる協議の場(物流ワーキンググループ)を設け,歴史的都心地区(四条通,河原町通,御池通,烏丸通で囲まれたエリア)に重点を置いて検討を進めてきました。
記
1 荷捌きの午前中集約化について
午後の時間帯に行われている路上荷捌きを午前中に集約することで,路上駐停車台数を削減し,交通の円滑化,歩行者の安心・安全の確保を図ります。
(1)実施期間
平成23年1月17日(月曜日)~2月10日(木曜日)
(2)対象地区
歴史的都心地区及び四条通の烏丸通から四条大橋間
(3)実施方法
実験内容を記載したチラシを荷主及び物流事業者に配布し,協力を依頼します。(配布チラシ:別紙1)
2 路外荷捌き場の設置について
路外荷捌き場を設置し,路上荷捌きから路外荷捌きへ転換することで,路上駐停車台数を削減し,交通の円滑化,歩行者の安心・安全の確保を図ります。
(1)実施期間
平成23年1月17日(月曜日)~2月10日(木曜日)
(2)設置場所
歴史的都心地区に設置されている民間駐車場の「中央パーキング」,「平安ガレージ東駐車場」の2箇所に設置します。
<設置場所地図>

(3)利用事業者
事前に登録した物流事業者
【参考1 連携して実施する商店街】
パレット河原町商店街振興組合,河原町商店街振興組合,三条名店街商店街振興組合,寺町専門店会商店街振興組合,新京極商店街振興組合,寺町京極商店街振興組合,河原町蛸薬師商店街振興組合,花遊小路商店街協同組合,京都錦市場商店街振興組合,四条繁栄会商店街振興組合
【参考2 四条通の交通社会実験】
1 目的
四条通の歩道拡幅の着実な実施を目指し,京都府警察や道路管理者等との協議,調整を踏まえ,バス,荷捌き,タクシー,自動車,細街路の交通処理への様々な対応策を個別に行い,交通量や駐車台数の変化,走行経路等の調査結果を検証します。これら個別の対応策の効果を融合させることにより,都市計画決定に向けた全体の交通計画をとりまとめます。
2 実施内容
今回実施する荷捌き車両を対象とした実験のほか,バス,タクシーを対象とした実験,自動車の流入抑制に関する実験,放置自転車対策,細街路における交通処理の実験を実施します(交通社会実験概念図:別紙2)。
広報資料
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お問い合わせ先
京都市 都市計画局歩くまち京都推進室
電話:075-222-3483
ファックス:075-213-1064