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京都市市民参加推進フォーラム 「第4回 協働の日(仮称)検討部会」

ページ番号160005

2013年12月10日

案件名

京都市市民参加推進フォーラム 「第4回 協働の日(仮称)検討部会」

開催日時

平成25年11月11日(月曜日)10時00分~12時00分

開催場所

職員会館かもがわ 2階 第5会議室

議題

「協働の日(仮称)」の取組内容の検討について

公開・非公開の別

公開

議事内容

【出席者】  市民参加推進フォーラム委員7名(伊藤委員,大西委員,小辻委員,菅原委員,
       谷口座長,永橋委員,本城委員)
       公益財団法人ユースサービス協会 村井繁光氏
       事務局4名(髙溝室長,北川課長,宮原係長,堀)
【傍聴者】  なし
【特記事項】 動画共有サイトUstreamによる会議のインターネット中継を実施
【内容】
○ これまでの会議の議論も踏まえて,いまの気持ちや協働の日をどのようなものにしたいのか意見を出してもらいたい。(永橋)
○ ある程度の絞り込みが必要だと感じた。参加してもらう側と関わってもらう側のどちらに働き掛けるのかがまだ決まっていない。日頃の活動が市民参加であることに気付いてもらい,社会的意義を感じてもらうだけでなく,市民参加して良かったと感じられるようにしたい。(本城)
○ 既に若者に関わっている団体が活気付くような取組をしていくべきではないか。(大西)
○ 無関心層と関心あるが参加できていない層の両方に働き掛けるのは難しいので,関心があるが参加できていない層に働き掛けるのが良いのではないか。エリアについては,中学校区レベルを対象にすると良いと思う。協働の日については,行動に結びつくものとしたい。(伊藤)
○ 前回の会議で芝原委員が「若者は知り合いのいない場には参加しにくい」というのは意外であった。理想は中学校区であるが,はじめは区レベルで取り組むのが良いのではないか。情報発信をこまやかにすることも大事だと思う。若者はリアルを求めているので,ドラマやアニメの登場地と結びつけることで関心を持ってもらう仕掛けはできないか。(菅原)
○ 若者に関わる大人にメッセージを発信して,参加を呼び掛けたほうが効果的だと感じた。活動に学びの部分をいれてはどうか。若者が取り組む良い活動を広く情報発信することは重要である。フォーラムが直接若者に働き掛けるよりも,既に取り組んでいる団体の活動に協力できると良い。(谷口)
○ 対象者は大人にしたら良いと思う。対象エリアは,小学校区については既に様々な取組ができているので,内容に応じて中学校区や区レベルでやると良いのではないか。(村井)
○ 右京区では,中学生で構成する「ジュニア円卓会議」や大学生で構成する「右京学生まちづくりネットワーク」に取り組んでおり,区によって既に取り組みを進めているところもある。(大西)
○ 若者に関わる大人を対象として,まだ動けていない若者グループに働き掛けることを目指していると思った。対象の年齢層をどこに設定するのかについてもう少し意見をいただきたい。協働の日として,若者同士や若者を支援する団体相互が意見交換する場を企画するというイメージで良いか。(永橋)
○ 本来は全市的に考えるべきとは思うが,今回はモデルケースとして範囲を狭くしても良い。(大西)
○ 特定の日を設けて取り組むことも良いと思うが,通年で取り組むことが大事だと思っている。若者に関わる団体の事例を集めて「Let’s”KYO”Together !」や京都新聞で紹介すると良い。ある程度の事例を紹介できた時点で,紹介した団体に集まってもらい交流する場を設定してはどうか。(谷口)
○ 京都府「結ネット」,京都市「むすぶネット」といった団体間をつなぐ仕組みを活性化する支援ができると良い。(伊藤)
○ 若者が主体的に情報発信や情報共有できる場を設けられないか。そこで生まれたアイディアをユースサービス協会等と一緒に取り組むことができないか。(菅原)
○ これまでの議論を整理すると,1つ目はラジオや新聞といったマスメディアを活用した情報発信を行うこと,2つ目は関係団体を集めて新しい動きを作る場づくりに取り組むことがあった。(永橋)
○ 若者の活動を支援する団体に焦点を当てると主役たるべき若者の活動が薄れてしまうので注意したい。(伊藤)
○ 第41回会議で芝原委員が参加を促進するのには「信頼ある人からの後押し」が効果的であると発言されたが,「信頼ある人」に当たるのが若者に関わる大人だと思う。若者のネットワークも支援すべきだと思うが,あれもこれも取り組むと焦点がぼやけてしまうので,今回は若者を支援する団体の情報共有の場づくりに重点を置いたほうが良いと思う。場を設ける場合は,若者にどうなって欲しいのかのテーマ設定をフォーラムであらかじめ決めないといけない。(本城)
○ これまでの議論を聞いていて,目的よりも方法論の議論になっていると感じる。情報を受けとる人を変えるために,何を伝えるのかの戦略が描けていない。「Let’s”KYO”Together !」では,活動する団体の紹介をしているが,情報の受け手に動いてもらえた実感がないので,同じことをしても駄目だと思っている。(北川)
○ 目指す姿をイメージして議論しなければ抽象論になってしまう。情報発信の手段として誰にスポットを当てるのかによってだいぶ違う。例えば,高校生が台風被害のあった嵐山にボランティア活動に行ったことが新聞で大きく取り上げられたが,その背景にいる活動を支援した大人にスポットを当てるといったことも考えられる。情報がなぜ伝わっていなかったのかを考える必要がある。(谷口)
○ 「Let’s”KYO”Together !」は協働や参加を特別なものではなく,身近で気軽なものという意識にすることを目指している。一般の方の活動も市民参加であると気付いてもらい,活動に社会的意義付けをする。そして,参加に関する情報を提供することで,更にもう一歩踏み出してもらえないかと思って取り組んでいる。(北川)
○ 谷口さんや北川さんは,人が変わってきた現場を知っているので,その情報を伝えたいと考えられていると感じた。(永橋)
○ 若者は各年代ともなんらかのハードルを超えないと参加できない状況にある。取組内容の思いやストーリーを合わせて伝えて参加を呼びかけないと響かないと思われる。(北川)
○ 個別具体的にすると広がらない。前回の会議の議事録にある「子どものやりたい気持ちをストップさせない」というフレーズが頭に残っている。例えば,このワンフレーズを前面に押し出して様々な事例紹介をしても良い。伝えていくワンフレーズがなにかを議論しなくてはいけない。既に社会に関わっている大人が若者に対する関わり方を少し変えるだけでも何かを変えることになるのではないか。(谷口)
○ 若者が作る社会として有効と考えているプログラムに「子どもが作るまち」がある。これは大人側の変化につながる。全てを準備し過ぎない社会をどう作るのかが重要になる。そういった活動をしている団体の情報発信とあわせて円卓会議をすれば良いのではないか。(村井)
○ 子どもが野球選手やサッカー選手を目指すのは,選手や大人が作る演出に憧れていることがあるので,市民参加に取り組む大人がかっこよいと思わせられると自然と参加するようになるのでは。(小辻)
○ 子どもは何かを切り拓いてきた人に憧れを持っているので,社会活動で頑張ってきた人を目立たせる取組ができると良いのではないかと思った。(北川)
○ 若者の同世代か少し上の世代で頑張っている人に焦点を当てると良いと思う。(小辻)
○ 若者は自然と動くが,大人がそれをストップさせている。変化すべきは全てを準備してしまう大人の意識である。大きな物事が潤滑に行われるように教育がされている。何を学ぶかを子どもが決めて取り組むようにすると,市民参加できる社会になる。(村井)
○ 私も全てを仕切って提供する大人がカッコいいと考えていた。子どもがやりたいことを止めることが悪い例であると評価する制度のようなものはあるのか。(本城)
○ ないと思う。(村井)
○ 以前にユースサービス協会の事業でキャンプをしていると聞いたが,どのようなことをしているのか。(菅原)
○ 子どもにやりたいことを考えてもらう。例えば,料理を作るのに時間設定はするが,守るかどうかは子どもが決めることにしている。間に合わなければ食事を食べられないので,自然と子供は頑張ろうとする。(村井)
○ 大人も社会に影響されているので,いまの生活の常識を疑わなければ大人は変われない。(大西)
○ プライバシー保護や安心安全が行き過ぎているように感じる。もう少しゆるやかにしないと人と人はつながれないと思う。(菅原)
○ 様々な論点が出てきたが,現時点でできることとして,若者に関わる活動団体を複数リストアップする作業をしておいて,来年度以降にラジオで紹介してはどうか。(永橋)
○ ラジオなので,放送日後に気軽に参加できるイベント等を開催する団体を紹介するなど,そのときの旬の情報を発信しているので,あらかじめピックアップした団体を全て紹介することは難しいと思う。(北川)
○ 複数回の小さな円卓会議を開催することで,具体的な状況を把握して,大きな円卓会議につなげてはどうかと思う。大きな円卓会議を開催するに当たっては,ヒアリング先の団体の若者に参加してもらい,企画・実施したい。情報発信については,旬を意識して若者に関わる団体の情報をラジオや新聞で流していくことを並行してできると良い。(永橋)
○ 若者に関わる老舗の団体はどのくらいあるのか。(永橋)
○ 20団体くらいである。各団体が相互の事情を理解するだけでも協働は進む。例えば,「むすぶネット」では,地域が学生に助けてもらおうと発信しても,時期によっては学生は試験期間中で対応できない場合がある。(村井)
○ 大学の地域連携センターも同様の問題を抱えている。(永橋)
○ 大事な視点だと思う。なお,協働のミスマッチを減らそうとする取組は,もう一つの部会「協働のルール検討部会」で議論しているところである。(谷口)
○ 今年度はフォーラム+αで企画して,来年度に「協働の日」のプログラムの一環で団体のヒアリングをしてはどうか。(谷口)
○ 子どもが信頼する大人の姿や子どもと付き合う作法等もヒアリングや円卓会議の中で把握していきたい。その内容は,もう一つの部会で検討している「協働のルール」にも盛り込めると良い。(永橋)
○ テーマは「子どものやる気を大切にする」と認識したが,方法論が二つ出てきているので確認したい。1つは,今年度中に老舗20団体のうちいくつかの団体へヒアリングを行い,来年度の取組に反映させる。もう1つは,来年度に老舗団体の全てのヒアリングを行うことになっている。どちらになるのか。(本城)
○ 「子どものやる気を大切にする」という仮説を持ったうえで,ヒアリングや議論していく中で,修正をしていくイメージである。(永橋)
○ 団体にヒアリングを行うに当たっては,対象者の意見を聴いて反映させてきた成功事例に焦点を当てて聞き取りをしたほうが良いと思う。(村井)
○ どの団体も同じような悩みを持っている。ヒアリングする中で,もっと適切なテーマが出てきたら,円卓会議で議論すれば良いと思う。(菅原)
○ もう少し時間を掛けて勉強しながら内容を詰めていけると良いと思う。(伊藤)
○ 当テーマに基づいて進めるのであれば,あらかじめ教育委員会や勤労福祉青少年課にも関わってもらう必要が出てくる。(北川)
○ ラジオや新聞を利用して情報発信をしていこうというフレームは問題ないか。(永橋)
○ フレームはそれで良い。(北川)
○ 若者に関わる関係者が集まり議論していくこと,現場の事例を学び紹介していくことの2つを進めるという企画案を作り,来年度に行政や民間団体も交えて議論すれば良いのではないか。(谷口)
○ 多くの親は子どもに市民参加して欲しいと思っていない。子どもに市民参加して欲しい親として欲しくない親のどちらに働き掛けるのかによって戦略が変わってくるのではないか。(小辻)
○ その対象については各団体の戦略によるので,フォーラムではそこまでの戦略は考えられない。団体相互が話し合うように投げ掛けて議論すれば,それはテーマとなり得る。
  取組内容そのものは実施可能であるが,これが「協働の日」になるのかは若干の不安がある。次の会議までに事務局と協議して,議論のプロセスをデザインしたい。(永橋)

担当課等

総合企画局 市民協働政策推進室 市民協働担当

お問い合わせ先

京都市 総合企画局総合政策室市民協働・公民連携担当

電話:075-222-3178

ファックス:075-212-2902

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