平成22年度 第1回利用しやすい施設づくり部会

平成22年度 第1回利用しやすい施設づくり部会

平成22年8月31日（火曜日）15時00分～16時00分

阪急洛西口駅

阪急洛西口駅立体交差化に伴う仮駅舎新築の事後検証

【主な意見】
■券売機
・切符を買う際，大人用，子ども用はわかりやすいが，子ども用の切符が何歳から必要なのかがわかりにくい。

■ホーム
・洛西口駅は，普通電車しか止まりませんが，10分毎に特急が通過しますので,非常に危険さを感じます。安全のためガードレール又はホームドアをつけるべきではないでしょうか。

■トイレ
・ホーム上の三つのトイレにそれぞれ誘導ブロックが敷設されている上に，音声案内が付加されている点がこれまでにない企画として評価される点だと思います。
・オムツ替えシートがあるのはありがたい。子供置きイスや男児小便用便器があれば，さらに良いと思います。

■スロープ
・現駅舎と同様改札口からホームまでの通路が緩やかなスロープとなっている構造は，人に優しい駅であると同時に，安心感が増す要因だと思います。
・勾配1/12で建築基準を守られてはいるが，車いす使用者にとっては，それ以下の1/15が理想です。車いすの両輪を手で回転させるため，腕力と持続力が要求されるので，新駅スロープの箇所には是非1/15以下を採用して頂きたい。

■その他
・2車両おきに設けられたという転落時の列車自動停止装置の設置は大変よいと思います。
・最新の装備を用意され，安全確保とコミュニケーションにできるだけ配慮された設計になっていると思います。

保健福祉局 障害保健福祉推進室