平成24年度 第1回利用しやすい施設づくり部会
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2020年9月18日
案件名
平成24年度 第1回利用しやすい施設づくり部会
開催日時
平成24年8月10日(金曜日)10時00分~11時20分
開催場所
ハートピア京都 第5会議室
議題
「UD施設づくり事例集」の作成について
・概要について
・取組事例の選定について ※ユニバーサルデザイン=UD
議事内容
【主な意見】
・UDを広めていくには,まずは市民ひとりひとりの意識を変えないといけない。せっかく整備をしても,関係ない人々が使用しており,実際使用したい人が使用できないケースも多い。マナー啓発の意味も兼ねて,学校関係でもこの事例集を広げていければと思う。
・事例集と一緒にチェックリストを一緒に作成してはどうか。また一定バリアフリーの基準を満たした建築物になると,補助金が出るなど何かメリットはあるのか。
・利用者及び周囲の人々の心づかいが大事であるため,そのことについてもつけ加えていただきたい。
・よい事例のみ掲載しても設計者は見ない。設計者が恐いのは基準に従い設計しても不具合があった事例の方である。
・外国人にとって使いにくい例として,トイレ表示で男性用のトイレを紳士と漢字で書いているとわかりにくい。またトイレの便器の横にあるボタンが多くて,どのボタンが流れるのか,ウォシュレットかわかりにくい。各ボタンの機能は便利であると思うが,困っている外国人は多い。
・視覚障害者全体の9割が弱視者で少し見えており,1割が全盲の方である。そのため,エレベーターもボタンで浮き出し文字の使用のみでなく,点字も両方付いている方が望ましい。
・エレベーターの開閉ボタンについて,とっさの場合,「開」と「閉」の漢字の文字が似通っていて紛らわしい。そのため「開」は大きく目立つように「閉」は小さくする。
・4カ国語でサイン等を表記し,加えてやさしい日本語を併記すると外国人のみでなく知的障害者にもわかりやすい。
・トイレのドアは大きなものが1枚であることが多いが,2つ折りになっているドアは,軽い力で開け閉めできたため使いやすかった。
・できる限りや柔軟にという抽象的な表現では設計者には伝わりにくい。具体的に設計者が取り上げたくなるような表現にすべき。例えば色に配慮するとあるが,どのような色の変え方があるかなどを示しておく方がよい。
担当課等
保健福祉局 障害保健福祉推進室
お問い合わせ先
京都市 保健福祉局障害保健福祉推進室
電話:075-222-4161
ファックス:075-251-2940