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京都市青少年活動推進協議会専門委員会「課題解決支援」分科会第1回会議

ページ番号138028

2009年10月30日

案件名

京都市青少年活動推進協議会専門委員会「課題解決支援」分科会第1回会議

開催日時

平成21年11月2日(月曜日)18時30分~20時30分

開催場所

職員会館かもがわ 2階 第5会議室

議題

行動計画で取り扱う課題とその解決のための支援施策について

公開・非公開の別

公開

議事内容

会議で出された意見等(要旨)
<社会体験について>
●社会体験によって,自己有用感や自尊感情を育てることができる。非行やひきこもりなど,孤立している若者は経験の幅が狭い。親が与えられない社会体験の場を提供することが社会を形成する大人の役割である。
●公教育における社会体験は,すべての子どもたちに社会体験の機会を広く保障するという意味で非常に価値がある。学校教育の場での社会体験がベースを支え,更に社会教育や生涯学習の中でそれを補完できるものがもっと充実していけばいい。
<家庭問題について>
●家庭問題への対処として,ソーシャルワーカーが入って,学校の教師やスクールカウンセラーと連携することが有効な場合もある。
●地域参加も家族単位で行われるところがあり,単身者や,親が参加しない家庭の子どもだと,情報が届いていても参加できないこともある。
<学校の取組について>
●チャレンジ体験事業や学校評議員制度など,京都は先進的な取組をしており,特徴的な教育力を持っているのだが,あまり認知されていない。もう少し認知されると,いろいろな形で連携できるようになる。
●既存のコミュニティーの核としての学校を再確認するということも大事である。
<居場所づくりについて>
●小学校~高校では,かかわる大人は自分の親と先生だけで,後はすべて同年代である。その中で友達関係づくりに失敗すると逃げ場がなく,孤立してしまうので,継続的にかかわってくれる大人がいれば違う。
●家庭というファーストプレイス,職場や学校というセカンドプレイスに居場所がない人を受け入れるサードプレイス(第三の場所)が求められている。青少年活動センターにその役割が期待できる。
<その他>
●若者の職業的自立支援の問題,薬物依存の問題,デートDVの問題についても,考えていく必要がある。
●生きることに対する意欲のない子どもが多い中,「健全育成」よりも「健康育成」に焦点を当ててもいいかもしれない。
●できないことに注目するばかりではなく,今できていることを伸ばすことや,変わるところから変えていくことも考えていく必要がある。

担当課等

文化市民局 共同参画社会推進部 勤労福祉青少年課

お問い合わせ先

京都市 子ども若者はぐくみ局子ども若者未来部育成推進課

電話:管理担当、健全育成担当:075-746-7610/青少年育成担当、若者・まなび推進担当:075-748-0016

ファックス:075-251-2322

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