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京都市青少年活動推進協議会専門委員会第2回「活動促進」分科会

ページ番号138026

2009年12月8日

案件名

京都市青少年活動推進協議会専門委員会第2回「活動促進」分科会

開催日時

平成21年12月14日(月曜日)18時30分~20時30分

開催場所

京都市男女共同参画センター「ウィングス京都」2階 会議室2

議題

1 施策の基本方向について
2 ヒアリング調査の実施について

公開・非公開の別

公開

議事内容

<議題1 施策の基本方向の確認について>
(議論のまとめ)
1 新プランで目指す市民像,青少年像について
○ 「こういう活動をする人がいい市民」「こういう活動をしないとだめ」というリストを作ってはいけない。個々人が自分の問題意識に基づいて,自分が考えた方法で社会とかかわっていくことが重要である。

2 ライフデザインについて
○ 今の若い学生は,働くことに自己実現のすべてを求めてしまっているのでなかなかマッチングしない。自己実現や社会参加には多様な方法があることを提示し,いろいろな方向で考えていくことを促すことが重要である。
○ 学生の就職観には,企業側の望む社会人像や親の希望もかなり影響しており,大人がどういうモデルを提示できるかということが重要になってくる。
○ キャリア教育の中に就業教育以外の側面も取り込むことができれば,仕事以外のプラスアルファもあるというモデルを示せる。

3 社会参加の仕組みづくりについて
○ きっかけを求めている人,参加して面白いと思い始めた人,どんどん仕掛けていきたい人,という多様なレベルの人たちに届くようなプランニングが必要であり,段階的にレベル分けをすることで,全体的に多様性が保障される仕組みを作らないといけない。
○ 活動している青少年,していない青少年,どちらの層と普段かかわっているかで「青少年」のイメージが異なる。また,大学に行っていない若者,働いている若者,家族を構成しないという選択をしている若者など,社会とうまく繋がっていない層に対する課題もある。今の若者の実態をしっかり見極めて,いろいろな機関と連携して,いかにきっかけづくりをしていくかが重要である。
○ 仕組みづくりを考えるとき,施設に来てもらってサービスするという形だけでなく,出かけて行って引き込んでいくということもしないといけない。
○ 施策のターゲットとする層を縦軸に,事業特性を横軸にして,現プランの事業を表に整理し,その分布を見ながら,重点的推進事項を検討していきたい。

4 ネットワークづくり,連携について
○ 行政計画は,各部局の関連施策を位置づけて策定し,その成果を点検するが,その作業が形式的,無機質になっている。青少年という人を軸にすると接点が多岐にわたるが,関連施策を有機的に繋げる政策的な手法も新プランで考えていく必要がある。
○ 役所の外のネットワークや資源や担い手を,実際に動いている事業の中で実質的に繋げることを試行的・意識的にすることで,行政の縦割りを超えられる可能性がある。
○ 施策の効率化や整理に向けた庁内連携の在り方を新プランに入れることについても,専門委員会での今後の重要な論点になる。

<議題2 ヒアリング調査について>
(確認事項)
 現プランの事業をターゲット層と特性別に整理し,重点的推進事項を定めた後にヒアリング調査を実施することとし,推進施策のアイデアを得るとともに,推進施策の妥当性の検証を行う。

担当課等

文化市民局 共同参画社会推進部 勤労福祉青少年課

お問い合わせ先

京都市 子ども若者はぐくみ局子ども若者未来部育成推進課

電話:企画担当、健全育成担当:075-746-7610/青少年育成担当、若者・まなび推進担当:075-748-0016

ファックス:075-251-2322

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