スマートフォン表示用の情報をスキップ

現在位置:

京都市青少年活動推進協議会専門委員会「活動促進」分科会第1回会議

ページ番号138023

2009年10月30日

案件名

京都市青少年活動推進協議会専門委員会「活動促進」分科会第1回会議

開催日時

平成21年11月10日(火曜日)18時30分~20時30分

開催場所

職員会館かもがわ 第5会議室

議題

施策の基本方向の確認について

公開・非公開の別

公開

議事内容

1 今後のスケジュールについて(確認事項)
(1)青少年の市民性を育てることやより積極的な活動を促進するために必要な具体的な施策や取組について検討し,平成22年3月までに「行動計画」としてまとめる。
(2)現行のユースアクションプランの基本的考え方となっている「若き市民」というキーワードについて,新たにそれに替わるキーワードも検討する。

2 施策の基本方向の確認について(議論のまとめ)
(1)ライフデザインについて
○ 結婚,就職,出産など様々な人生の出来事について,青少年があらかじめシミュレーションできるよう,疑似体験や情報提供の機会が必要である。
○ 社会全体の仕組みを知り,自分の今後について考えるために,高校生くらいの進路決定の早い段階で,進路学習の中でライフデザインを考えていくことが必要である。

(2)ワークライフバランスについて
○ 少子化や晩婚化といった社会問題や,保護者の過保護などの家庭の問題など,様々な問題の解決には,父親の家庭参加が重要である。
○ 学校現場をはじめ大人の社会で,子どもの手本として示せる男女協働のモデルを現実的に作れていないところがある。
○ ワークライフバランスを新プランに位置付けるのであれば,その重要性を青少年に伝えられる事業について検討する必要がある。
  
(3)市民性・市民力について
○ 「市民性・市民力とは何か」ということを検討していく必要がある。キャリアについての考えを持つこと,家族を再生産していくこと,子育て・家事をはじめとする生活者としての基本的な生活能力など,複合的なものとして考えるべきで,それが「若き市民」の次のイメージを考えていくときのキーワードになる。
○ 政治への関心が薄いのは,政治と生活がどう結びついているか実感が伴わないからである。まずワークライフバランスなど身近な問題から考えることにより,それを改善するためには政治にかかわらないといけないという認識を持つことに繋がる。
○ 2007年にユースサービス協会が答申した「社会参加という概念」(10月5日の会議の川中委員資料)を基に,現時点でそこに何を加えるべきか考えながら,次回以降の会議で「市民性」について整理していきたい。

(4)その他
○ 京都は「大学のまち」であり,大学生は青少年の中核世代でもあるので,大学コンソーシアム京都の果たす役割は大きい。活動の場を提供するための施設の改修や留学の機会の提供など,新しい取組も進めており,何らかの形で新プランにも位置付けたい。
○ 大学生の意欲は意外と高く,やりたいと思うことは多いがそれを実現するに至らない人も多い。やる気を発揮できる仕組みづくりが必要である。
○ 新プランで京都市の独自性を考えるときは,環境問題,多文化共生,自然体験という観点も重要である。ほかにも,京都から全国に発信できるようなものができるといい。
  

担当課等

文化市民局 共同参画社会推進部 勤労福祉青少年課

お問い合わせ先

京都市 子ども若者はぐくみ局子ども若者未来部育成推進課

電話:企画担当、健全育成担当:075-746-7610/青少年育成担当、若者・まなび推進担当:075-748-0016

ファックス:075-251-2322

フッターナビゲーション