「BEYOND2026」 開催に向けての共同記者会見(2026年6月18日)
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2026年7月2日

概要
令和8年6月18日(木曜日) 午前11時~午前11時30分
2 場所京都府庁1号館3階 記者会見室
3 登壇者島川 敏明 IVS KYOTO 実行委員会委員長(株式会社Headline Japan 代表取締役)
西脇 隆俊 京都府知事
松井 孝治 京都市長
4 内容- 登壇者紹介
- 登壇者挨拶
- 概要説明
- 質疑応答
- 記念撮影
概要説明
(島川委員長)
IVSは、2007年にスタートした国内最大級のスタートアップカンファレンスとなっております。起業家、投資家、事業会社、行政、学生など、立場の異なる人たちが新規事業創出を軸に集まります。 我々が掲げているのは、「次世代の、起爆剤に。」というミッションです。参加するすべての人にとって未来に向けた実りのある機会を創出し、社会課題の解決と新しい産業を進める場として運用しております。2007年の初開催から、2026年で33回目の開催を迎えます。京都での開催は11回目、2023年から4年連続の京都開催となります。
前回IVS2025は、過去最高となる13,000名以上が来場しました。海外比率20%、70カ国・地域以上からの参加、ステージ12、全セッション186、マッチングシステム「4S」経由のミーティングリクエストは3,900件以上にのぼりました。
2026年は、京都で開催してきたIVS2023〜2025を進化させた集大成版の「IVS」エリア(みやこめっせ/ロームシアター京都)と、令和版の招待制「IVS CORE」エリア(ホテルオークラ京都)を新設し、2つのエリアで開催します。発見のIVSと実利のIVS COREという2エリア構成で、起業家・投資家・大企業・行政が深く交差する3日間を提供いたします。
今年の目標ですが、来場者数としてはIVSエリアで10,000名以上、IVS COREエリアで1,000名規模を予定しています。IVS COREは、意思決定者、代表社長、VCのジェネラルパートナークラスなど、トップの皆様を軸に招待しております。目標海外比率は25%以上、参加国籍は70カ国・地域以上を目指しております。ステージ数は10、全セッションは120以上を予定しています。ミーティング機会は4,000件規模を想定しております。サイドイベントは500件程度を想定しており、そのうちIVSが運用基準に沿って認定した公式オフィシャルサイドイベントは200件を目標としております。
今年のテーマは「Japan is Back」を掲げております。これは「なぜ日本にスタートアップが必要なのか?」という問いに、IVS2026が日本のスタートアップの真価を世界に証明することで答えるというものです。
今年から「リファラルチケット制度」というものを新しく導入しました。これは日本初の試みだと思っております。参加者がチケットをゲットした後、自分の友人を誘って一緒に参加できるというものです。IT系のサービスで体験した方はイメージできるかと思いますが、そういった「イケてる」人が「イケてる」友人を誘い、経営者同士が連鎖して招待していくというものです。ユニコーン企業は様々なところからポンポン生まれるものではありません。ホットなコミュニティから生まれてくるものです。そういった「イケてる」起業家は「イケてる」コミュニティにいます。そういった人たちをしっかりとまとめて招待していきたいという思いもあり、このリファラルチケットを用意しました。スライドにも表示していますが、「誰が誰を誘ったか」という繋がりが全て可視化されます。例えばこの社長が誰から招待されたのだろうと遡っていくと、その人がどのコミュニティにいるのかが分かります。その結果、自分の知り合いに紹介してもらうなど、IVSでの紹介も可視化される仕組みです。1万人規模のカンファレンスとしては非常にユニークなもので、今回の新しいポイントです。
次に、IVS COREについてご紹介します。IVS COREは、約1,000人の意思決定者だけが集う2日間、7月1日と2日の2日間だけのコンテンツです。今年より新設する招待制のエリアです。 IVSは数年をかけて13,000人を超える規模へと拡大し、スタートアップ業界の裾野を広げてきました。しかし、意思決定者からは「より濃密な議論ができる場」を求める声が寄せられていました。IVS COREは、そうした声に応えて新設された、招待制の意思決定者(決裁者)向けのエリアです。 これまでは、みやこめっせで1万人規模のIVSを開催していましたが、1万人集まる中で、意思決定者同士が集まって日本のスタートアップ産業、経済を動かしていくような、京都の場で議論をして意思決定をしていくような、スピーディーな出会いをアップするのがなかなか難しかったというところがあります。そこで、そういった場をしっかり提供していくという構想は昨年ぐらいからありましたが、今年、ホテルオークラさんを貸し切って開催させていただくことになりました。 COREの想定人数は1,000名規模です。セッションに関しても用意させていただくのですが、本編(みやこめっせ)で開催されるセッションが60分に対し、IVS COREでは全て90分の枠となっております。「短く要点だけ話す」のではなく、「腰を据えて議論する」ための設計です。 日本の経済界を今後引っ張っていく方々を招いて、議論いただく形となりますので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。基本的に全てオフレコとなっており、登壇者の皆様の心理的安全性も担保させていただきます。
続きまして、サイドイベントですが、7月1日〜3日にみやこめっせ/ロームシアター京都で開催される「IVS2026」をメインイベントとし、会期中やその前後にIVS参加者が主催するイベント群を「サイドイベント」と呼んでいます。 形式はミートアップ、勉強会、ランニングなどのアクティビティなど自由です。審査制、有料制、無料の設定も主催者が決められます。主催も個人、会社、コミュニティまで様々です。IVSのプログラムだけでは扱いきれないテーマや交流が、カフェや寺社の境内、町家、コワーキングスペースのフロアで生まれます。昨年は500件以上のサイドイベントが実施されました。 本年は、数の広がりを確保しつつ、さらに質の高さやIVSとのシナジーを求めるため、IVSが運用基準に沿って認定したオフィシャルサイドイベントに「IVS公式オフィシャルバッジ」を付与し、チケットプラットフォーム「4S(フォース)」に一覧を掲載する取り組みを開始します。また、公式サイドイベントには原則IVSのチケット保有を求めるなど、参加者の皆様にサイドイベントとIVSの両方を楽しんでいただけるような仕組みを設けております。今年の注目サイドイベントについては、後ほど松井市長からご紹介いただきます。
次に、IVSのメインコンテンツの一つである「IVS LAUNCHPAD」についてご紹介します。「まだ世に出ていないアーリーステージのスタートアップの飛躍を支える発射台になりたい」という思いで2007年に始まり、2026年で20回目を迎えます。「次世代の起業家の登竜門」とも呼ばれる、国内最大級のピッチイベントです。 これまでの累計エントリー数は5,000社以上、EXIT(IPO・M&A)社数は60社以上、10億円以上の資金調達企業数は100社以上、累計調達額は3,000億円超となっております。 今回、過去最大数の応募がありました。500以上の応募の中から選考を勝ち抜いた決勝登壇者をご紹介します。決勝登壇者は、投資家・経営者・起業家から選出される審査員の前で、6分間のプレゼンテーションを行い、順位を競います。 今年の決勝登壇者は15社になります。登壇者数としては最多となっております。IT系のサービスが多かった設立当初に比べ、今年はディープテックなどが非常に増えてきています。海外からの登壇者も4社ほどあり、海外からの応募も過去最大数となっております。IVS自体もグローバルで認知が広がり、海外の起業家の方々もLAUNCHPADやIVSの場でピッチをして、日本市場に進出していきたいという思いを持つ企業が非常に増えていると感じています。
IVS2026 LAUNCHPADでは、IVSと京都府が連携し、世界との競争で勝ち抜くスタートアップを集中支援するアワード「スタートアップ京都国際賞」を授与します。受賞特典として、優勝者には最大1,000万円を授与します。「スタートアップ京都国際賞」は2026年で4年目の取り組みとなります。
全国・海外も含めて色々見てきましたが、京都という街は、大学の多さ、街としての魅力、東京・都市圏からのアクセスのしやすさ、日本一の大学集積地でもあり、学生起業家が非常に多い。 さらに、ものづくり企業が非常に多いので、そこでのシナジーを生み出しやすい。大学に眠っている研究シーズもたくさんあります。そういった企業が次々とディープテックのスタートアップを立ち上げるような、非常にポテンシャルに溢れた地域だと思います。
日本はスタートアップの拠点というと東京一極集中になりがちですが、アメリカを見ると、サンフランシスコ、LA、ボストンなど、それぞれの地域ごとに特徴を活かしたスタートアップのエコシステムがあります。それを最初に立ち上げるべきなのが、京都のエリアではないかと思っています。京都には学術、エンタメなどがあるが、グローバルで日本が勝てる素材、ネタを持っているのがディープテックとエンタメだと私は思っています。それを京都の地で、スタートアップという資本主義的な方法論を用いて世の中に広げていくのが非常に良いと考えているので、京都は非常にポテンシャルがあると感じ、IVSを開催させていただいております。
今後については、そこをどれくらいのスケジュール感、タイムスパンでこの京都を盛り上げていけるのかということを本当に思っており、多くの関係者の皆様と協力しながら、京都をはじめとする関西のエコシステムを盛り上げるために、IVSとして少しでも貢献できれば嬉しいです。
(西脇知事)
最大規模のスタートアップカンファレンスIVSが4年連続京都で開催できること、嬉しく思っております。スタートアップが成長する上で重要なことは出会いです。京都は日本文化の中心であることから、京都が世界中のスタートアップの様々な出会いの場になり、スタートアップの新たな挑戦や事業の成長を後押ししたいという思いで、スタートアップ・エコシステム全体の形成に取り組んでまいりました。その象徴が、このIVSだと思っております。この3年間、国内外から1万人以上の方々が集まっていただき、会期中はサイドイベントも含め、京都の街全体がまさに「交流と挑戦の舞台」となって、スタートアップの出会いの場というのが、この3年間の実績で国内外に認知されてきたことを実感しております。
IVSは一過性のイベントではありません。島川委員長からご紹介がありましたが、昨年の LAUNCHPAD の「スタートアップ京都国際賞」を受賞された静岡県のアドバンスコンポジット社は、その後共同研究や府内企業との協業といった研鑽が進んでおり、技術の社会実装につながっております。京都の技術の社会実装や事業拡大につながっています。 もう一つ紹介しますと、昨年初めて開催したIVS Youthのビジネスコンテストに参加したのがきっかけで、舞鶴高専の学生の方が起業にもう間もなく至るという形で、新たな挑戦が生まれております。私自身もその学生の方に「頑張るように」と少し話をしていたのですが、一度挫折しかけたところから、また奮起して挑戦されているようです。
もう一つは、今年新設されるIVS COREです。これは意思決定や実りの場が提供されるということで、そうした結びつきが新しい成果につながるようなことが出れば良いと思っております。
それに加えて、中核となるのが「KTOTO ZONE」です。これは昨年から始めておりますが、企業、大学、金融機関など、エコシステムを構成するプレイヤーが一度に集まって、京都のスタートアップを支えながら、事業の課題や技術について直接対話できる場を提供しております。 京都の研究基盤の強さ、大学中心にその種を探すような動き、京都に集積する大企業からのリバースピッチ(大企業からスタートアップへ課題を提示)、中小企業とスタートアップの連携モデルなど、様々なプログラムを用意しております。ここが国内外の起業家と投資家の方々に対し、京都がディープテックの拠点として進化し、ディープテックは商売になるまで時間と資金がかかるため、世界中からディープテックに関する人材や資金が集まれば良いと思っています。世界で戦えるような次世代のスタートアップを育成することを目的として頑張っていきたいと思っておりますので、引き続きよろしくお願いしたいですし、報道機関の皆様にもこの情報を発信していただきたいです。
(松井市長)
私も市長になってIVSに参加させていただくのは3回目になります。4年連続京都で開催していただけることに、京都市長として御礼申し上げます。 先ほど西脇知事もおっしゃいましたが、京都は「ぬか床」のような街だと思っています。古いぬか床を継承していますが、常に新しい要素を取り入れ、地域にも素晴らしいものがあります。そして何よりも、人口の1割以上を占める大学生や、大学の素晴らしい研究者の方々がいらっしゃる。非常に深い文化があり、それがIVSの期間で交わり合っていただく、貴重な機会です。1万人以上という話がありましたが、その一人ひとりが影響力の大きい方々です。カンファレンス本体だけでなく、サイドイベントも含めて交わり合っていただき、例えば霞が関や永田町を歩いていても、「先週IVSで京都に行って、あの議員とすれ違った」という人が結構います。京都を舞台にこのようなカンファレンスを開催していただくことはありがたいことだと思っています。
私から2点申し上げたいと思います。 1点目は、グローバルな繋がりの構築です。これは非常に大事なことだと思います。先々週はプラハに行ってきましたし、昨年はボルドーにも行きました。姉妹都市との国際的な交流もあります。京都という街は、世界中で「日本」というと、東京と京都という2つの街が出てくるという認知度があります。昨年のIVSでは、70以上の国・地域から海外の参加者にお越しいただき、期間中には海外やグローバルなテーマのセッション、イベントが多数開催されました。 京都市は昨年、「まちの羅針盤」となる「京都基本構想」を策定しましたが、その中で「世界との文化交流を重ねながら、新たな文化を創造し続けるまち」を目指すべきだと明確に位置づけました。世界中で排他的な風潮がある中、京都はそうではなく、世界の様々な文化が混じり合う街でなければならないと考えています。IVSをはじめとする取り組みの一つ一つが、京都の目指す街のあり方に大きく貢献していると思います。
今年のIVSでは、3月に京都市国際共創アンバサダーに就任いただいたトム・マキナニー氏や、シリコンバレーの著名な投資家の一人であるジャスティン・フィッシュナー・ウォルフソン氏をお招きし、私もご一緒して、京都とシリコンバレーに共通する美学や哲学、これからのイノベーションのあり方を議論するトークセッションも開催させていただきます。今後も海外との繋がりを強化していくことで、京都から世界にインパクトを与えるスタートアップの輩出、ひいてはグローバル・エコシステムの構築へと繋げてまいりたいと思います。
2点目は、IVS参加者と京都の街との交ざり合いです。外部の有力者や方々だけが交流していたのでは、京都の街の息づく文化を味わっていただくことにはなりません。今年もサイドイベント等を通じて、市外からお越しの皆様に、京都に息づく「ほんまもん」の技や知恵、価値を感じていただき、それが京都の文化の発展にも繋がるのではないかと思います。 先ほど島川代表から、今年のサイドイベント制度について、進化させ、さらに深めるための制度的な見直し、常に改善をしていただいていると説明がありました。多数のサイドイベントが企画されており、京都市としても、IVS参加者と京都が育んできた企業や文化、営みが交わり、京都から新たな挑戦が生まれるよう、様々なサイドイベントを実施します。
京都市が実施するサイドイベントの中から、特徴的な2つのイベントを紹介します。 初日の7月1日には、「NATURE POSITIVE NIGHT ~五感で味わう、京都の自然資本とゼブラ的経営~」と題して、京北から里山の知恵を継承する事業を展開されている株式会社ROOTSの曽 緋蘭さんや、社会性と経済性の両立を目指す「ゼブラ企業」の支援に取り組む株式会社Zebras and Companyの阿座上陽平さんなどにご登壇いただきます。自然環境を巡る変化が社会全体の基盤に影響を与え始めている中で、企業は自然資本とどのような関係を築くことで持続的に価値を生み続けられるのか、議論を深めてまいります。
最終日の7月3日には、京都市内外の企業の後継者やスタートアップ型事業承継の実践者、京都の老舗企業等が参加し、「~伝統と革新の交差点~ 京都からはじまる事業承継イノベーションMeet up 2026」を開催します。千年続く京都の老舗企業がどのように進化し続けてきたのか、伝統を守りながらいかに革新を生み出すのかなど、事業承継のリアルな課題について、現場で葛藤を乗り越え挑戦する経営者が議論します。京都市役所前広場では、アトツギ企業による縁日を実施し、京都の大切な文化や営みを未来に引き継ぐアトツギ達を応援します。 以上、サイドイベントも含め、様々な機会を通じて、京都が「夢中」と「感動」に溢れ、学び続けられる街であり続けるよう、取り組みを進めてまいります。
質疑応答
(記者)
今年が4回目の開催ですが、今回の見どころ、特にどのようなことでしょうか。島川委員長にお伺いします。
(島川委員長)
今年一番意識しているのは、「高さ」を出していくことです。IVSは2023年から、裾野を広げるということで、規模を1,000人規模から一気に1万人規模に広げました。それによって起業家を増やすという横幅は広がってきたと思います。 今のスタートアップ業界における課題意識の共通認識は、やはり「高さ」を出していく、ユニコーンをどれだけ作っていけるのかというフェーズになっていると思います。数が増えてからユニコーンが生まれていくという順番としては間違いないと思いますが、スタートアップ育成5か年計画と同様に、そこのタイムスケジュールがどうなのかというところがあります。そこに対して、我々としても「高さ」を目指していこうという思想があります。
その中で、今回IVS COREという場を設けさせていただきました。そこでどれくらい実際に商談が進んで、大きな政策かもしれませんし、意思決定がなされて、官民と連携して日本の経済を進めていくような場が生まれていくのではないかと思っております。
また、先ほど松井市長からもありましたが、今年はサイドイベントのクオリティが非常に高くなってきていると思います。既に公開されているので、ぜひ見ていただければと思います。M&Aや資金調達、CVC・銀行の方々との交流など、目的に特化したシャープなサイドイベントが非常に増えており、運営のクオリティも高くなっています。参加者の皆様にとっても、我々にとっても、より目的やビジネスを進めるための具体的な場を作ってきているというのが、今回の施策としても思想としても大きくなっているのではないかと思います。
(記者)
島川委員長に、今年も京都での開催を決められた理由と、京都が開催地として定着してきた感もある中で、今後も長い目で見て京都を意識されているかお伺いします。
知事と市長には、連続開催ということで、一定のメリットが生まれてきていると思いますが、その点をお聞かせください。
(島川委員長)
全国・海外も含めて色々見てきましたが、京都という街は、大学の多さ、街としての魅力、東京・都市圏からのアクセスのしやすさ、日本一の大学集積地でもあり、学生起業家が非常に多い。 さらに、ものづくり企業が非常に多いので、そこでのシナジーを生み出しやすい。大学に眠っている研究シーズもたくさんあります。そういった企業が次々とディープテックのスタートアップを立ち上げるような、非常にポテンシャルに溢れた地域だと思います。
日本はスタートアップの拠点というと東京一極集中になりがちですが、アメリカを見ると、サンフランシスコ、LA、ボストンなど、それぞれの地域ごとに特徴を活かしたスタートアップのエコシステムがあります。それを最初に立ち上げるべきなのが、京都のエリアではないかと思っています。京都には学術、エンタメなどがあるが、グローバルで日本が勝てる素材、ネタを持っているのがディープテックとエンタメだと私は思っています。それを京都の地で、スタートアップという資本主義的な方法論を用いて世の中に広げていくのが非常に良いと考えているので、京都は非常にポテンシャルがあると感じ、IVSを開催させていただいております。
今後については、そこをどれくらいのスケジュール感、タイムスパンでこの京都を盛り上げていけるのかということを本当に思っており、多くの関係者の皆様と協力しながら、京都をはじめとする関西のエコシステムを盛り上げるために、IVSとして少しでも貢献できれば嬉しいです。
(西脇知事)
まず、最初の1年目の時にはスタートアップ京都国際賞がありましたが、あまり「京都、京都」ということを言いすぎないようにしようとしました。国内からスタートアップ関係者がこの時期IVSで京都に集まってくる、その舞台を提供することに徹し、それが、いずれは京都企業や大学の研究にも波及するだろうが、まずはスタートアップが集まる場を提供することに重点を置きました。 京都はエンタメも含め集まれる場所として重要です。ですから、スタートアップ京都国際賞も、京都の企業がいないからといって残念がるようなことは全くなく、あくまでそれにふさわしい賞にしていこうと考えた。 ただ、それが、先ほど紹介した京都の大学や企業との共同研究になったり、第1回目の優勝者が京都に支店を設けていただいたり、波及効果が出てきています。 昨年からは「KYOTO ZONE」を作っていくということを意識し、京都の強みも活かしていこうということで、徐々に効果も出てきています。
私としては、島川委員長に毎年開催していただき、「IVSといえば京都、その時期に京都に行けばスタートアップ関係者だけでなく、魅力ある企業や人材に会える」ということが定着することがまず一番重要です。 その上で、今回IVS COREという新しいものが作られましたが、IVS Youthも昨年から始まりました。IVS自身も京都で開催を続けながら進化しているので、それと一緒に京都企業との繋がりも進化させていきたいと思っております。
(松井市長)
京都市としても、例えば今回のIVSの中で、トム・マキナニーさんに登壇いただきます。彼は著名な資本家であると同時に、京都の文化、日本の文化の粋の地としての京都にすごく思い入れを持っていらっしゃいます。カンファレンスやサイドイベント以外にも、京都に来て京都の文化に触れたいという気持ちを持っておられる方々が非常に多い気がします。 そのことも含めて、京都の文化をさらに深めていくためにも、日本の伝統文化がもっと海外に展開すること、あるいは海外のクリエイティブな人たちがもっとこの文化を知るべきだと、いつもおっしゃってサポートしていただいています。街のサイズもコンパクトで交流しやすいですし、単に大きな会議場ホールがあるということだけではなく、色々な場所で色々な活動がサイドイベントも含めてたくさんのプログラムが同時開催できる。ユニークな場所、飲食文化もたくさんありますし、そういった意味では、このスタートアップという性格と京都という街がものすごくフィットしていると思っています。 我々としては、西脇知事と一緒に、今後もぜひ「IVS=京都」で、さらにそれを深めていく、常に進化を求めてIVSを育てていくという意味でも、我々も共催者としてサポートしていきたいと思っております。
記者会見配布資料

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