電話応対業務のAIボイスボット活用に係る 実証実験(PoC)の実施について
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2025年5月15日
この度、京都市と株式会社AVILEN(本社:東京都中央区、代表取締役:高橋光太郎、以下「AVILEN社」)は、令和5年11月に締結した「DXの推進に向けた生成AIの活用等に関する連携協定」に基づき、電話応対業務におけるAIボイスボット(※1)活用の可能性を探るためのPoC(※2)を実施します。
※1 AIボイスボット:まるで人間のように自然な対話ができるAI音声応対システム
※2 Proof of Concept(概念実証):新しいアイデアや技術が実際に実現可能かどうかを検証するために、試作品等を作成して検証すること
PoC実施企業
- 株式会社AVILEN
- 株式会社LangCore(AVILEN社グループ企業)
PoCの内容
少子高齢化に伴う労働人口の減少等を見据え、本市においても、必要なサービスを維持し、向上させるとともに、ニーズの更なる多様化も展望しながら行政の高度化を図るため、AIをはじめとした最先端のデジタル技術を積極的に研究・活用し、DXを推進することとしています。
今回、市民の皆さまからのお問い合わせが一定数あり、夜間対応や多言語対応等にも対応していく必要のある、市内の家庭から直接クリーンセンターに持ち込まれる粗大ごみ等の「持込ごみ」をモデルケースとして、AIボイスボットを構築し、問い合わせに対する回答の精度・速度等の観点から実用に適したレベルに達するかどうかを検証するPoCを5月末から6月末頃まで行います。
なお、総合企画局及び環境政策局における内部での簡易的な実証実験であり、現段階は市民の皆さまからの実際のお問い合わせに対する実証実験ではありません。
PoCに要する費用
無償(本市とAVILEN社との連携協定による)
株式会社AVILEN会社概要
代表者:代表取締役 高橋光太郎
設立年月:平成30年8月15日
所在地:東京都中央区日本橋馬喰町2-3-3 秋葉原ファーストスクエア9階
事業概要:AVILENは「データとアルゴリズムで、人類を豊かにする」をパーパスに掲げ、上場企業を中心に約900社の企業(2024年12月末時点)に対し、AI搭載のソフトウェア開発とビルドアップパッケージ(デジタル組織の構築支援)を主軸としたAIソリューションを提供。企業のAIトランスフォーメーション戦略の策定から、AIの構築・導入、AI活用を内製化する組織構築・人材育成まで一気通貫で支援しています。
会社HP:https://corp.avilen.co.jp/

連携協定の概要
AVILEN社が提供する生成AIをはじめとするAIソリューションサービスや高度な知見を有効活用することで、京都市役所におけるDXを推進するため、令和5年11月に連携協定を締結。
(連携内容)
- 生成AIの活用等に関すること
- データ利活用の調査・研究に関すること
- デジタル人材の育成に関すること
- その他、今後両者が協議により必要と認める事項に関すること
報道発表資料
発表日
令和7年5月15日
担当課
PoC、AVILEN社との連携協定に関すること
総合企画局デジタル化戦略推進室
電話:075-222-3376
「持込ごみ」に関すること
環境政策局適正処理施設部施設管理課
電話:075-222-3964
報道発表資料
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お問い合わせ先
京都市 総合企画局デジタル化戦略推進室デジタル化推進担当
電話:075-222-3376
ファックス:075-222-3259