「京都・西安友好都市提携50周年記念事業等に係る京都市代表団の派遣」に関する松井市長のメッセージ

「京都・西安友好都市提携50周年記念事業等に係る京都市代表団の派遣」に関する松井市長のメッセージをお伝えします。

1974年に京都市と中国・西安市が友好都市協定を締結してから、50年の節目を迎えます。
本来であれば、私を団長とした京都市代表団が、本日、西安市を訪問し、西安市の代表団（団長は方紅衛中国共産党西安市委員会書記）と代表者会談を行い、友好交流に係る覚書の調印式に臨むほか、西安京都フェアの視察や、ようこそ、京都へ！おこしやすセミナーを主催したり、京都府立大学と西安外国語大学の学生交流の視察、西安と京都の青少年合唱交流演奏会観賞などの活動を行うことを予定しておりました。
さらに、その後はパートナーシティである中国・青島市に立ち寄り、趙豪志・青島市長との会談や青島日本国際ビジネスハブの視察などの日程をこなして帰国する予定でありました。
しかし、今般、非常に強い台風10号の列島縦断が見通され、その進路に京都市を含む地域が含まれており各種警報の発令は必至で、政府も、昨日「令和6年台風第10号特定災害対策本部」を設置し、総理指示も発令されている状況で、京都市長と京都市会議長の二人がこの時期、日本を離れることは防災・危機管理上、万全を期することにならないと判断し、京都市訪問団の団長を西村義直京都市会議長にお願いし、私は京都にとどまるという判断をさせていただきました。
この判断を共有し、受け入れていただいた、中国・西安市、青島市の関係者の皆様、西村義直京都市会議長をはじめとする京都市会の皆様、今回の中国訪問をご準備いただいたすべての内外の関係者に心から感謝申し上げ、この訪問が成功裏に終了し、両市との友好親善関係がさらに発展することを衷心より願い、私としても尽力していきたいと考えております。