市バスの混雑緩和(市バスの前乗り後ろ降り、市民優先バスについて)
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2024年9月2日
ご意見要旨
前乗り・先払いは停車場の改修等で10億円かかるというが、そんなはずはないと思う。混雑緩和の為に特定路線では、市民と通勤・通学者限定にして、市民の方に不便が無い様にしてはどうか。
回答要旨
「前乗り後降り/運賃先払い」方式は、スムーズな動線の確保と降車時間短縮などのメリットがありますが、その場合、バスは上屋や点字ブロックなどがあるバス停の乗車位置に前扉を合わせて停車する必要があるため、停車位置が現在より後方にずれることとなります。また、乗車距離や区間によって運賃が変動する系統では、従来通りの「後乗り前降り/運賃後払い」方式とせざるを得ないことから、それぞれの乗車方式に対応できるように、バス車両や運賃箱の改修を行う必要もあります。これらの改修等に10億円を上回る経費が必要と見込んでいます。
さらに大切なこととして、バス停周辺にお住まいの皆様のご理解が不可欠です。現在もバスの騒音やバス待ちのお客様によるゴミのポイ捨て、民地への無断立ち入りなど様々なご迷惑をおかけしているところ、ご理解ご協力をいただいております。このご協力なしにバスの停車位置をずらすことはできません。また、バスの停車位置を後方に下げることによって、横断歩道や交差点にかかるなど、安全面で課題が生じる恐れもあり、慎重に検討する必要がございます。
なお、特定路線を市民と通勤・通学利用の専用とすることにつきましては、法令上、市バスはどなたでもご利用いただける乗合バスとして運行する必要があるため、お客様を限定するバスを運行させることはできませんので、ご理解くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
(回答日:令和6年7月18日)
担当課
交通局自動車部運輸課
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