きもの業界について
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2024年7月1日
ご意見要旨
職人の高齢化問題などにより、京友禅や西陣織に関わる技術が失われると、デジタルアーカイブに残したところで再現が難しくなる。今のうちに、教育機関等と連携して取り組んではどうか。
回答要旨
本市としましても、和装業界を含む京都の伝統産業の後継者不足については、喫緊の課題であると認識し、京都市伝統産業技術後継者育成制度や、若年層への魅力PRとして、教育委員会と連携し、伝統産業従事者を小・中学校に派遣し、卓越した技術を活かした制作実習を実施するとともに、伝統産業についての副読本を作成し、主に市立小学校4年生の社会科授業において活用いただいております。
また、主に市内の中高生を対象とするきもの着付け体験やきもので市内散策を行うイベントを開催するほか、和装業界とも連携し、高校等でのきもの着付け実習を行っております。
このほか、京都市産業技術研究所において、西陣織と京友禅の技術後継者育成研修を実施し、実習を通じて各工程を学ぶことができる機会を提供しております。
今後も、和装業界をはじめとした伝統産業事業者及び後継者を支援してまいります。
(回答日:令和6年5月27日)
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