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嵯峨竹林の小径等の観光名所の無電柱化について

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2024年1月4日

嵯峨竹林の小径等の観光名所の無電柱化について

ご意見要旨

 嵯峨竹林の小径のような場所は、多くの観光客で賑わっており、写真撮影をしている人も多いが、電柱と電線が風景を完全に壊している。京都市のyoutube観光ライブでも竹林の小径が見られるが、電線が映っている。

 外国人は、自国では無電柱化が進んでいることが多いため、電柱と電線に大きな違和感を持つ人が多いはずだと感じている。このような観光地では、優先的に電柱と電線の地下化をすべきであると思う。

回答要旨

 竹林の小径は、都市計画において歴史的風土特別保存地区及び風致地区として定めている地域にあります。 

 これらの地域に電柱や電線等の工作物を設置する場合は、古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法と京都市風致地区条例にて、歴史的風土の保存や風致の維持に影響を及ぼさないものとするよう基準が定められています。 

 ご指摘の電柱や電線等の工作物は直ちに法令等に抵触するものではありませんが、ご意見の趣旨を受け止め、古都らしさや自然美を取り入れた京都の景観保全となるよう法令等の適切な運用に努めてまいります。 

 また、本市の無電柱化事業は、景観の保全・再生、都市の防災機能の向上や安全で快適な歩行空間の確保等を目的に、昭和61年から取り組んでおります。 

 無電柱化は、多額の整備コストを要することに加え、地上機器(※)設置場所の確保が必要となる等、多くの課題があり、整備完了までには長期間を要する事業です。そのため、効率的かつ計画的な無電柱化の整備に向けて、今後概ね10年間で整備を目指す道路を示した「「今後の無電柱化の進め方」実施計画」(平成31年3月策定)に基づき、整備を進めております。 

 ご指摘のとおり、電線・電柱が豊かな自然や歴史ある文化遺産の景観を阻害しているため、景観保全が特に必要な地域の道路として、市内にある世界文化遺産周辺や伝統的建造物群保存地区等の地区を代表する道路の無電柱化を進めております。現在、世界文化遺産である天龍寺周辺では、長辻通の無電柱化に取り組んでいるところです。 

 今後も引き続き、計画に基づき、効率的かつ計画的に無電柱化を進めてまいりますので、ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 

※ 電柱上にある変圧器やスイッチ等に代わり、無電柱化の際に地上に設置する必要がある設備

(回答日:令和5年11月23日)

担当課

都市計画局都市景観部風致保全課 

電話:075-222-3475

建設局道路建設部道路環境整備課 

電話:075-222-3570

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電話:075-222-3094

ファックス:075-213-0286

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