観光シーズンのタクシー不足について
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2024年1月4日
観光シーズンのタクシー不足について
ご意見要旨
かねてから観光シーズンの混雑には大変困っており、内部障害を持つようになってからは、外出にタクシーを利用するようになった。しかし、前日に予約しているにも関わらず当日タクシーを用意できないと言われることが度々あり、驚いている。
今はタクシー予約アプリを使用しているが、ご高齢の方やスマホをお持ちでない方は、憤りを感じているのではないだろうか。
また、救急車を呼ぶほどではないが、具合が悪く、休日・救急外来に行く際は、やはりタクシーを利用する。京都市に住む私たちがタクシーを利用できないというのは、大いに生活に支障を来すものだ。
オーバーツーリズム、コロナ禍での廃業、アプリ優先と、社会が大きく変わる中ではあるが、京都市民のために早急な対応をお願いしたい。
回答要旨
タクシーは、ドアトゥドアで利用者を運ぶことができるという、他の公共交通機関とは大きく異なる特徴があることから、特に高齢者の方や障がいのある方にとっては、貴重な公共交通機関であり、配車依頼を誰でも手軽に行えるようにしていくことは重要だと考えております。
スマホをお持ちでない方がタクシーを利用しにくい現状について、その大きな要因は運転手不足による供給力の低下にあると考えております。コロナ禍前から減少傾向ではありましたが、京都市域の法人タクシー運転者登録数は令和元年度から令和4年度にかけて約2割減少しており、コロナ禍以降、担い手不足が深刻化しています。
担い手を確保するために、タクシー業界では、令和5年5月からの運賃改定の実施により運転者の労働条件改善に取り組んでおられますが、取組を更に後押しできるよう、本市では令和5年9月補正予算で事業者の担い手確保の取組への補助や、運転手の魅力をPRするための経費を措置するなど、積極的な支援を行っております。
限られた資源であるタクシーの輸送力が効率的に供給され、市民の皆様にとって使いやすい公共交通となるよう、引き続き事業者と連携してまいりますので、御理解と御協力のほど、よろしくお願いいたします。
(回答日:令和5年11月13日)
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