産官学で支える若い世代による市民参加の推進 京都奏和高校「まちの誰かを笑顔にするプロジェクト」成果発表交流会
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2023年11月28日
産官学で支える若い世代による市民参加の推進 京都奏和高校「まちの誰かを笑顔にするプロジェクト」成果発表交流会
京都奏和高校では、不登校経験のある生徒や、様々な困りを抱える生徒が、地域・外部団体との交流を通して多様な価値観に触れ、社会とのつながりの大切さを学ぶため、3年生の生徒54名が、総合的な探究の時間「ビジテックⅢ」の授業において、京都市が進める市民参加推進の取組と連携し、「まちのだれかを笑顔にするプロジェクト」に取り組んでいます。
このプロジェクトは、生徒たち自身が子ども・大人・高齢者・観光客など笑顔にしたい人を思い、それぞれの方が持つ課題や困りごとを乗り越え、笑顔にするための企画を考えるもので、趣旨に賛同した京都信用金庫及び龍谷大学の御協力もいただき、大学生やまちづくり活動団体の指導や助言を受けながら、企画を練り上げてきました。
この度、12月21日木曜日に、その集大成である成果発表を、京都信用金庫との共催による「QUESTIONタウンミーティング※」として開催します。市民の方にも参加を呼びかけ、見学や生徒達との交流を通じて、参加した方全員で「まちのだれかを笑顔にする」ことを考える機会とします。
※ QUESTION(クエスチョン)タウンミーティングについて
令和3年6月に京都信用金庫と京都市で締結した「多様な主体の協働による社会課題・地域課題の解決に向けた連携協定」に基づき、京都信用金庫と協働で開催する対話型のミーティング
1 開催日時
令和5年12月21日木曜日 午後2時~午後6時
時間 |
内容 |
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14:00~14:20 |
オープニングセレモニー |
プロジェクトや発表会の説明 |
14:20~15:00 |
代表生徒と京都市長の意見交換 |
市長とのおむすびミーティング(※)として、生徒たちから本プロジェクトにおける経験、成長につながったエピソード等について報告し、意見交換 |
14:20~17:15 |
1、4、7階で展示・発表等 |
各チームに分かれて成果発表や取組実施(詳細は「4 発表等の概要」)参照) |
17:20~18:00 |
クロージングセレモニー |
生徒たちの言葉で当日の振り返り |
※おむすびミーティング…市長自らが様々な現場に足を運んで、市民と直接意見交換する取組
2 会場
京都信用金庫QUESTION(〒604-8006中京区河原町通御池下る下丸屋町390-2)
3 参加方法
参加を希望される方は、当日、京都信用金庫QUESTION7階総合受付までお越しください。詳細は別添チラシを御覧ください。
4 発表等の概要
生徒達が、笑顔にしたい人を思い浮かべるところから始め、自ら探した先行事例を持つまちづくり活動団体から助言を受けるなどして、本年4月から8箇月間にわたって企画を検討してきました。発表会では生徒達がその集大成として企画を実施したり、これまで行ってきた取組の報告を行います。
フロア |
場所 (チラシ参照) |
笑顔にしたい 対象者 |
チーム名 |
企画概要 |
1階 |
A |
大 人 |
親世代盛り上げ隊 |
忙しくて自分の時間が取れない親を対象に、その大変さを伝えつつ、高校生が自分でできることを増やせるアクティビティを通して親負担の軽減を図る |
B |
大 人 |
C.A.C.A |
ストレスで疲れている大人たちを対象に、リラックスした空間で話を聴いたり、ゲームでリフレッシュできる居BAR所を提供する |
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4階 |
C |
子ども |
子ども愛され プロジェクトLove&Smile |
家庭環境や社会問題に苦悩する独りぼっちの子どもたちを対象に、オンライン・オフラインでの居場所を提供し、当事者の声を聴く |
7階 |
D |
観光客 |
グローバル おこしやす |
日本語が分からず道に迷う観光客を対象に、観光をより楽しめるような創作物を製作し、独自のおもてなしを行う |
E |
大 人 |
かーちゃんの笑顔をサポートするゾ |
忙しくて自分の時間がないお母さんたちを対象に、家事の見える化や手伝いの仕組みを考え、小学生が楽しみながら取り組めるアトラクションを提供する |
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F |
高齢者 |
高齢者を不安から守り支え隊 |
生活が不便な高齢者を対象に、周囲の人がスマートフォンの使い方を分かりやすく教えるための仕組みづくり |
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G |
高齢者 |
smile volcano |
独りぼっちだけど人の役に立ちたい高齢者を対象に、竹ベンチの製作を通じた交流により地域団体とつなげる取組 |
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H |
子ども |
子どもワクワクプロジェクト |
不登校の子どもたちを対象に、自身の類似体験をもとによき相談相手として寄り添う |
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I |
子ども |
Project Study Children |
計画的に宿題ができない小学生を対象に、楽しく学習に取り組むきっかけづくりを提案する |
※当日までに取組を実施したうえで成果発表を行うチームと、当日企画を実施するチームがある
【注意】取材を希望される場合は、事前の御連絡をお願いいたします。
・授業について…京都奏和高等学校 教頭 喜多村(TEL:641-5121)
・市民参加の推進について…京都市総合企画局市民協働推進担当(TEL:222-3178)(参考)
1 全体の学習計画
実施日 |
場所 |
活動内容 |
連携機関 |
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9月1日 (金曜日) 14:30~16:30 |
京都信用金庫 「QUESTION」 |
施設見学及びワークショップ |
QUESTIONの見学及びグローカル人材開発センターを交えたワークショップ |
京都市 京都信用金庫 グローカル人材開発センター |
9月5日 (火曜日) |
京都奏和高 |
龍谷大学生インターンミーティング |
プロジェクトに関わる学生へのオリエンテーション等 |
 ̄ |
9月5日 (火曜日) |
ゼミ活動 |
月例会 (進捗共有・成果発表調整) |
京都市 京都信用金庫 龍谷大学 |
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10月3日 (火曜日) |
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11月21日 (火曜日) |
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12月14日 (木曜日) |
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12月21日 (木曜日) |
京都信用金庫 「QUESTION」 |
成果発表会 |
企画の最終発表会 |
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1月17日 (水曜日) |
京都奏和高 |
校内成果交流会 |
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1月19日 (金曜日) |
活動報告作成 |
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1月23日 (火曜日) |
自己評価 |
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1月26日 (金曜日) |
まとめ・エンディング |
2 今回のプロジェクトにおける関係者の役割等
(1)京都市(総合企画局 市民協働推進担当)
「京都市市民参加推進フォーラム」における議論に基づき、市民参加の裾野拡大を図ることを目的として高校授業と連携。企画に親和性の高いまちづくり活動団体の紹介など、実社会とつなぐ役割を担います。
(2)京都信用金庫
京都市との連携協定に基づき、金融・本業支援業務で培った強みを生かし、生徒たちが考える企画への助言やQUESTIONでの成果発表会を通じて、生徒たちと地域の方をつなげる役割を担います。
QUESTIONについて…一人では解決できない「?(問い)」に対し様々な分野の人が集まり、みんなで寄ってたかって答えを探しにいく、京都信用金庫が運営する共創施設。ここには人々が集う対話の場があって、お節介焼きのコミュニティマネージャーがいて、課題解決にあたっています。
(3)龍谷大学
教育に関心のある学生がインターンとして高校生の成果発表会の支援や企画運営等に関わることにより、教育の楽しさや大切さを体感し、成長することを期待します。
3 京都市立京都奏和高等学校について
不登校経験や特別な支援を要する生徒など、様々な困りを抱えながらも集団で学ぶことを希望している生徒を対象として、多様な学びを保障し、学び直しや自立支援等の機能を充実させた定時制高校(令和3年度設置)。
広報資料等
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広報資料
発表日
令和5年11月28日
担当課
総合政策室SDGs・市民協働推進担当(電話:075-222-3178)
お問い合わせ先
京都市 総合企画局総合政策室市民協働・公民連携担当
電話:075-222-3178
ファックス:075-212-2902