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観光客の分散について

ページ番号319993

2023年12月1日

観光客の分散について

ご意見要旨

 オーバーツーリズムを解消するため、もっと歩くまちづくりと観光客の分散をするべき。 

 例えば、スタンプラリーのようなイメージで、観光客を観光地から少し離れたところに誘導し、ポイント等を付与することで、観光客が京都市内を歩いて移動するように働きかける等がある。

 市はもっと明確で、思い切った政策を打ち出すべきだ。

回答要旨

 本市では、観光課題対策の一環として、時期・時間・場所の3つの観点から、分散化の取組を進めています。 

 まず、時期の分散化につきましては、JRグループとの連携により、非公開文化財の特別公開や歴史・伝統文化など、京都ならではの特別な体験を提供するキャンペーン事業「京の夏の旅」、「京の冬の旅」を開催し、閑散期である夏季や冬季への誘客を図っています。 

 次に、時間の分散化につきましては、ウェブサイトにおいて早朝・夜間に拝観可能な寺院・神社の情報や、季節毎の夜間イベントの情報などを集約して発信するとともに、僧侶の案内付き夜間拝観ツアーや文化財での観月茶会など、特別な観光体験プランを造成することで、朝や夜の時間帯への誘客を促進し、日中の混雑緩和や宿泊観光の推進に取り組んでいます。 

  最後に、場所の分散化につきましては、伏見・大原・高雄・山科・西京・京北など市内の多様なエリアの歴史や文化、自然などの幅広い魅力を発信する「とっておきの京都プロジェクト」を推進し、各エリアのイベント情報等をウェブ上で発信するとともに、地域独自の観光資源を活用した観光プランの造成を支援するなど、観光客が集中しがちなスポットの混雑緩和や地域活性化を図っています。  

 引き続き、いただいた御意見も踏まえながら、分散化をはじめとした観光課題対策に取り組み、市民生活と調和した持続可能な観光を目指してまいります。何卒、御理解、御協力のほどよろしくお願い申し上げます。 

 

■京の夏の旅・京の冬の旅 

京の夏の旅:https://ja.kyoto.travel/specialopening/summer/外部サイトへリンクします 

京の冬の旅:https://ja.kyoto.travel/specialopening/winter/ 外部サイトへリンクします

■朝観光・夜観光サイト 

https://ja.kyoto.travel/tourism/article/asakanko-yorukanko/ 外部サイトへリンクします

■とっておきの京都サイト 

https://totteoki.kyoto.travel/外部サイトへリンクします  


 また、「歩くまち・京都」として、本市では、これまでから人と公共交通優先の取組を推進しており、四条通の歩道拡幅整備や、京都駅八条口駅前広場の整備、パークアンドライドの通年実施などの取組により、過度なクルマ利用を控え、徒歩・公共交通を中心としたまちや暮らし、観光への転換を進めてきました。 

 令和3年11月に策定した「歩くまち・京都」総合交通戦略2021では、誰もが公共交通をより便利で快適に利用でき、徒歩や自転車等も“かしこく”組み合わせ出かけるスマートなライフスタイルが人々に定着していくことで、「出かけたくなる」魅力と活力のあふれるまちとなることを目指しています。 

 御提案いただきました歩くことによる特典やポイントの付与につきましては、原資の負担が実現に向けて課題となりますが、関連する取組として、令和5年4月からは京都市交通局において、「京都 地下鉄・バス ICポイントサービス(愛称:もえポっ)」を開始しました。これは定期以外のICカードで地下鉄、市バス、京都バスを利用した際に乗継ポイントや利用額ポイントを付与するもので、ポイントはICOCAにチャージすることで電子マネーとして店舗でのお買い物や施設利用等にも活用することができ、歩いて楽しい暮らしの実践に向けた交通行動促進の取組です。 

 引き続き、「歩くまち・京都」の取組を推進してまいりますので、御理解と御協力の程、よろしくお願いいたします。


(回答日:令和5年11月10日)

担当課

〈観光客の分散化について〉

産業観光局観光MICE推進室 

電話:075-746-2255

〈「歩くまち・京都〉について〉

都市計画局歩くまち京都推進室 

電話:075-222-3483

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お問い合わせ先

京都市 総合企画局市長公室広報担当

電話:075-222-3094

ファックス:075-213-0286

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