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市バスへのトラベルバック持ち込み禁止の提案

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2023年12月1日

市バスへのトラベルバック持ち込み禁止の提案

ご意見要旨

 市バスへのトラベルバッグ持ち込みについて、市の条例でサイズを決め、違反した場合には、下車させるようにし、また、担当者のいるバス停では、タクシーへの速やかな案内をして欲しい。 

 京都市の持続的経済成長という側面では、インバウンドツーリストは嬉しいものだが、市民からは緊急の課題であるため、検討してほしい。

回答要旨

 キャリーバッグ等の大型手荷物につきまして、市バス車内への持込みを制限した場合、運転士が乗車されるお客様全員の手荷物を確認する必要があり、特に、海外からのお客様にはより丁寧な説明が必要となることから、その対応に時間を要し、バスのスムーズな運行に影響を及ぼすものと考えております。 

 また、京都市民の方が旅行や出張等で使用されるキャリーバッグや、学生が部活動等で使用する大きな手荷物にも有料または持込を制限することとなり、市民の利便性が著しく低下することからも、大型手荷物等の持込みを制限することは困難であると考えております。 

 本市では、キャリーサービスや駅のコインロッカー、観光カウンターでお荷物をお預かりする「手ぶら観光」を推奨しており、交通局ホームページや車内の啓発ポスター等においては、オリジナルキャラクターを活用して、大型手荷物の持込みをご遠慮いただくよう情報発信を強化しております。 

 さらに、市バスの混雑の要因の一つと考えられる「バス1日券」を廃止(令和5年9月末に発売停止。利用期限は令和6年3月末まで。)し、観光のお客様には「地下鉄・バス1日券」を積極的にPRすることで、地下鉄を組み合わせた移動をより一層促すなど、混雑緩和への取組みを更に強化してまいります。 

 また、令和3年3月に策定した「京都観光振興計画2025」において、市民生活と観光の調和の下、市民の皆様に豊かさを実感いただくことを第一の目標に掲げ、観光課題対策をはじめとする様々な取組を進めているところです。 

 その取組の1つとして、手荷物の一時預かりや配送サービス、ロッカーの配置場所等を確認できるウェブサイト「Hands Free Kyoto」を運営するとともに、配送サービス等の利用を促すため、チラシやデジタルサイネージ等を活用し、手ぶら観光の周知・啓発に努めています。

 具体的には、「スーツケースなどの大きな手荷物をバスや電車に持ち込むことによって、車内が混雑し、本来乗車できるはずの市民が、乗車できないなどの問題が生じますので、市バスへの大型手荷物の持ち込みはご遠慮ください。誰もが快適に公共交通を利用できるように、ぜひ手ぶら観光を御活用ください。また手荷物を預けられない場合はタクシーの利用をご検討ください。と記載し、啓発媒体の目立つところで訴えているところです。 

 大型手荷物をバス等に持ちまないよう、引き続き、こうした取組を着実に推進し、市民生活と調和した持続可能な観光を目指してまいりますので、御理解、御協力のほど、よろしくお願いいたします。


(回答日:令和5年10月17日)

担当課

交通局自動車部運輸課

電話:075-863-5132

産業観光局観光MICE推進室

電話:075-746-2255

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お問い合わせ先

京都市 総合企画局市長公室広報担当

電話:075-222-3094

ファックス:075-213-0286

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