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2022年度決算概況について

ページ番号317565

2023年10月1日

2022年度決算概況について

ご意見要旨

 市民しんぶん9月1日号の紙面にて、決算は黒字になり、市政の努力を謳っている。しかし、歳出が減ったのは高齢者向けサービスを削ったためではないのか。

 高齢市民に対しての政策が見当たらず、若者向けのものばかりである。


回答要旨

 京都市では、これまで収支変動や社会経済情勢等に対応した更なる改革が不十分であったとの反省の下、市民代表や有識者、市会での徹底した議論を踏まえ、令和3年8月に「行財政改革計画」を策定し、市民の皆様の御理解と御協力の下、様々な改革、都市の成長戦略を推進してまいりました。 

 その結果、令和4年度決算では、77億円の黒字となり、これまで長年の課題であった単年度の赤字を22年ぶりに解消することができました。 市民の皆様に改めて感謝申し上げます。 

 改革を進める中においても、全国トップ水準の福祉・医療・子育て・教育を維持・充実しております。 高齢者施策については、人生100年時代を見据えた市民が主役の健康づくり、フレイル・オーラルフレイル対策について、高齢者の「通いの場」に対する医療専門職連携による支援等の仕組みを全行政区に拡大しております。 

 また、特別養護老人ホームや定期巡回・臨時対応型訪問介護看護事業所の整備への助成など、すべての人が地域、暮らし、生きがいを共に創り、高めることができる「地域共生社会」の実現に向け、取り組んでいるところです。 

 敬老乗車証の見直しについては、政令指定都市中7市が制度を廃止又はそもそも制度がない中、平均寿命の延びや受益と負担のバランス、世代間の負担のバランスを踏まえ、大切な制度を維持しながら見直しております。利便性を更に高めるため、新たに利用回数の少ない方でも利益を享受できる敬老バス回数券の新設や、民営バス敬老乗車証の適用地域の拡大を、今年10月から実施します。 

 本市の財政状況は大きく改善されましたが、未だ過去負債の返済が505億円残っていること、今後の景気変動リスクなど、依然油断できない状況です。 

 今後も市民の皆様に丁寧で分かりやすい情報を発信し、共有に努めるとともに、市民の皆様の御理解、御協力の下、持続可能な行財政の確立に向けて取り組んでまいります。


(回答日:令和5年9月8日)

担当課

行財政局財政室

電話:075-222-3291

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