政策評価結果（令和5年度）

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2023年9月21日

政策評価制度／令和5年度政策評価結果について

令和5年度の政策評価結果を掲載しています。

政策評価結果の概要については以下のとおりです。

政策・施策の評価

政策の総合評価
A	B	C	D	E	計
2	23	2	0	0	27

主な政策の総合評価の結果等

○　政策名「市民生活とコミュニティ」（政策番号3）　C

　　新型コロナウイルス感染症の影響により、地域で実施する様々な活動が中止・延期となったことなどから、施策の客観指標の「京都市自治会・町内会＆NPOおうえんポータルサイトのアクセス件数」が減少し客観指標評価がd評価となったことに加え、市民の実感も得られにくく、市民生活実感評価もc評価となり、総合評価はC評価となりました。今後、地域活動が徐々に再開していく中で、誰もが「地域の一員」として安心して快適に暮らせるまちづくりを進めていくため、「地域コミュニティ活性化ビジョン」に基づき、多様な地域コミュニティの活性化を目指してまいります。

○　政策名「スポーツ」（政策番号6）　B

　　新型コロナウイルス感染症の対策が進み、3年ぶりの京都マラソン2023の開催をはじめ市民のスポーツ活動が徐々に再開されたことにより、市内でスポーツを観戦した割合やボランティアとして参加した割合も大きく伸びたことなどから、客観指標評価はa評価となりました。一方で、コロナ禍以前の活動状況までには戻っていないことから、市民生活実感評価はc評価となり、総合評価はB評価となりました。今後、スポーツ活動が本格的に再開する中で、スポーツ関係団体等との連携を一層深め、市民のスポーツ活動の活性化、さらにはスポーツを通した健康で心豊かなくらしや様々な人と人とのつながりの実現、まちの魅力の向上を目指してまいります。

○　政策名「観光」（政策番号8）　B

　　政策の客観指標の「市民生活への観光の影響」がa評価になったことや、まん延防止等重点措置や入国制限が緩和されたことに伴い、「MICE誘致の推進」がa評価になったことなどにより、客観指標評価はa評価となりました。また、多様なエリアにおける魅力発信や混雑状況・観光快適度の見える化等の観光課題対策に取り組むとともに、京都観光モラルの普及・実践を促進してきた結果、「文化財や街並み、食、買い物等の多様な魅力が高まり、観光客が高い満足を感じている」等の市民生活実感評価がb評価となったことから、総合評価はB評価となりました。引き続き、市民生活と観光の調和を最重要視し、持続可能な観光の実現に向けて取り組んでまいります。

○　政策名「国際」（政策番号11）　B

　　新型コロナウイルス感染症の拡大防止に係る制限の緩和が進んだことにより、政策の客観指標の「国際会議開催件数」などが大幅に回復するとともに、施策の客観指標の「高度外国人材の人数」なども目標値を上回ったことから、客観指標評価はa評価となりました。一方で、市民・民間主体の国際交流イベントについては、規模縮小や中止が相次ぐなど新型コロナウイルス感染症の影響が残り、国際交流や外国文化への関心・理解等に関わる市民生活実感評価が引き続きc評価になったことから、総合評価はB評価となりました。今後、海外との交流が再開されつつある中で、活発な姉妹都市交流等を通じ、市民間の相互交流や相互理解の促進などに取り組んでまいります。

○　政策名「消防・救急」（政策番号26）　B

　　新型コロナウイルス感染症の影響による救急出動件数の増加等に伴い政策の客観指標の「救急車の現場到着時間」が延伸するとともに、施策の客観指標の「消防団員の充足率」が目標値を下回ったことなどから、客観指標評価がb評価となりました。また、新型コロナウイルス感染症の影響による地域活動等の自粛や規模縮小に伴い地域における防火・防災の取組機会が減少したことなどから、市民生活実感評価はc評価となり、総合評価はB評価となりました。引き続き、消防・救急体制の強化や地域団体と一層連携した防火・防災対策の推進、SNS等を活用した消防・救急施策の広報等により、安心して市民が暮らし、観光客が訪れることのできる「安心都市・京都」を目指してまいります。