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共同記者会見(2022年12月23日)

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2023年4月12日

(共同記者会見)京都マラソン2023記者会見

会見の様子
会見の様子
会見の様子
会見の様子

記者会見概要

1 日時  

  令和4年12月23日 午後4時半~午後5時                      

2 場所  

  京都市役所 本庁舎4階 正庁の間

3 出席者

  門川大作 京都市長

  山中伸弥 京都大学iPS細胞研究所名誉所長 

  福士加代子さん

  伊東輝雄 京都マラソン実行委員会委員長

4 次第

 ・門川市長から挨拶

 ・出走者発表

 ・山中名誉所長、福士加代子さんによる抱負発表

 ・各種メダル等の披露

  ―完走メダルの披露―(京友禅柄のメダルリボンと完走メダル)

  ―入賞メダルの披露―(男子・車いす競技:京くみひものメダルリボンとリサイクル金メダル)(女子:京友禅のメダルリボンとリサイクル金メダル)

 ・質疑応答

 ・記念撮影

当日配布資料

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記者会見摘録

門川市長

 まず、山中先生ありがとうございます。オンラインも含め今までに11回も京都マラソンに参加いただきました。京都マラソンと言えば山中先生。先生は京都マラソンでIPS細胞に関わる寄付を集められておられます。山中先生が素晴らしい走りをされると、IPS細胞の研究が進み、未来の進歩につながるという、京都マラソンを活用された素晴らしい取組を行っておられます。

 そして、福士さん、ありがとうございます。福士さんが都大路を走る姿は、多くの方に感動を与えてきました。京都の誇りであります。今回、ペア駅伝で参加いただき、たいへん喜んでおります。 コロナ禍により多くの大会が中止になりました。京都はこの2年間オンラインマラソンを実施しました。オンラインマラソンは自分の力、自分のペースで走れる。また車いすでも走れるという、いいところもあります。

 今回、3年ぶりのフルマラソンを開催しますが、オンラインマラソンも併催し、ハイブリットで行うこととしました。全国で、コロナ禍の影響により、ランナー数が減っている中、京都マラソンも募集数は減ったものの、定員を大きく超える応募がありました。3年ぶりのフルマラソンですので、今回が1回目の大会であるという気持ちで臨みたいと考えています。

 また、感染症対策も徹底し、京都ならではのよい大会にしたいと考えております。今回、コロナ禍により、ボランティアの確保が困難かもしれないと言われておりましたが、マラソンを行えるだけのボランティアの応募がありました。大変感謝しております。京都マラソンは、走る人、応援する人、支える人など多くの方が関わりますが、すべての人に感謝したいと思います。また、ウイズコロナの取組として、健康長寿にも寄与していきたいと考えております。そして、3月には京都に文化庁が移転してきますが、文化庁の職員が13名走ります。また10名の方が市役所前で給水ボランティアをしていただきます。京都マラソンに参加することで文化庁職員が京都に来てよかったと思っていただけれるとうれしく思います。


山中伸弥名誉所長

 今回3年ぶりのフルマラソンを走らせていただきます。本当に楽しみにしております。2020大会は自己ベストを更新することができました。その2020大会で一緒に走っているランナーと「新型コロナウイルスの状況はよくないよね」などと話していましたが、その翌週から、多くの大会が中止になり、ランナーを含め多くの方が2年間大変な状況におかれていきました。

 今回、それを乗り越えて開催されます。オンラインはオンラインの良さがありますが、実際に多くのランナーと一緒に、大好きな京都のまちを僧侶の方や芸妓の方を含めた多くのボランティアの応援を受けながら走る。2月が本当に楽しみです。

 雨が降れば前日に、スタッフの方が、河川敷などの水たまりを、スポンジを使って手作業で取っていただいております。本当にボランティアなどたくさんの方に支えられている大会だと思います。60才になったので、どうなるかはわからないが、応援大使としてしっかり走っていきたいと思います。

 私は京都マラソン応援大使に任命されておりますが、逆に京都マラソンにはIPS細胞を通じて応援させていただいているという気持ちをもっています。

 最後に、本日、福士さんにお会いして、嬉しく思っています。

 

福士加代子さん

 今回、京都マラソンに初めて参加させていただきます。友人のランナーから、京都マラソンは、「応援がとってもすごい」と聞いておりまして、とても楽しみにしております。

 そしてペア駅伝を走らせていただきます。いつかは山中先生とペアを組みたいです。

 今回3年ぶりのフルマラソンということで、ランナーの方も沿道の方も楽しみにしておられます。私も周囲のランナーに声をかけながら、楽しく走りたいと思っています。また、沿道の応援を受けると周囲の景色もかわるのでとても楽しみです。がんばります。よろしくお願いいたします。

質疑応答

記者

 今回、コロナ禍でランナーがマラソンから遠ざかっておりましたが、プロの視点からランナーへのアドバイスをお願いします。

 

福士加代子さん

 「ここまで行けば、自分の好きな給食が食べられる」といったことを考えて、モチベーションを上げていくことです(笑)

 応援がすごいと聞いていますので、苦しいときはその応援をパワーにして、がんばって完走してほしいと思います。

 

記者

 京都マラソンの一番の魅力を教えてください。

 

山中伸弥名誉所長

 京都マラソンは坂の多いコースです。前半は上りが多く、後半は下りが多い、これを意識して走るといいのではないか思います。コースをシミュレーションして走る楽しみがあります。

 また、コース上美しいところは多くありますが、スタートで美しい嵐山の景色を見ながら走り、最後は京都大学の方に帰ってくる。私としては「帰ってきたな」という気持ちになり嬉しい気持ちになります。

 

門川市長

 京都マラソンはコースから完走率85%と言われておりましたが、実際は95%ほどです。コースの魅力や楽しさが寄与していると考えております。

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