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共同記者会見(2021年11月18日)

ページ番号291767

2023年4月12日

「京都マラソン2022」応援大使記者会見




記者会見概要

1 日時  

  令和3年11月18日 午後4時半~午後5時                      

2 場所  

  京都市役所 本庁舎4階 正庁の間

3 出席者

  (京都市長) 門川 大作

  (京都大学iPS細胞研究所) 山中 伸弥 所長 ※リモート出演  

  (タレント) 本田望結 さん

  (京都マラソン実行委員会) 伊東 輝雄 委員長

4 次第

 ・京都市長挨拶

 ・山中所長,本田さんから御挨拶

 ・完走メダル・リボンデザイン,ふるさと納税返礼品の披露

 ・質疑応答

 ・記念撮影

<参考>

 「おんらいん京都マラソン」特設ホームページ https://www.kyoto-marathon.com/外部サイトへリンクします

出席者挨拶

京都市長

 山中所長,本田望結さん。ありがとうございます。京都マラソンは今大会で11回目を迎えます。京都の冬の風物詩として定着してまいりました。忘れもしません。京都マラソンは東日本大震災の翌年に復興支援,鎮魂と復興の願いを込めてのスタートでした。そして,年々盛り上がってきました。しかし,コロナ禍の影響で昨年の第10回大会はオンラインマラソンという形で開催しました。これはこれで,多くの方の共感を呼ぶことができました。京都のまちをイメージしながら,国内で,世界で走っていただきました。外国からも28の国と地域から延べ1万人の方に御参加いただきました。今年も感染防止を徹底するために引き続き,オンラインマラソンと西京極総合運動公園でのランニングイベントとさせていただきます。さらに進化した形で開催できることを嬉しく思っています。これも京都陸上競技協会をはじめ,一貫して支えていただいている皆様方,さらに協賛企業・スポンサー等のおかげであり,感謝申し上げます。

 そして,山中伸弥先生には第1回大会から,本田さんには第2回大会から応援大使として御尽力いただいております。山中先生はほぼ毎回,8回も走っていただき,走られる度に自己ベストを更新されるという姿に敬服しております。さらには,マラソンに走られると共に,iPS細胞研究所の基金の募集という役割を担っておられ,山中先生が走られる事によって,人々の命と健康を守るiPS細胞の研究が進化する。これは偉大なことであります。

 本田望結さんは2021大会に出走していただき,その体験をWEB等で発信していただき,盛り上げに大いに寄与していただきました。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。フィギュアスケートでも御活躍され,また,京都でマラソンの振興にも大いなる御活躍していただいていること,嬉しく思います。

 さて,嬉しい事がありました。京都マラソンが京都の創造力や都市格の向上に貢献した人や企業,団体を表彰する「京都創造者大賞2021」で大賞を受賞し,伊東実行委員長に表彰式に御出席いただき,感動的な場面となりました。ありがとうございました。京都マラソン2022はオンラインで京都をイメージしながら走っていただく。そして,早期のコロナ禍の収まりを願い,再来年にはリアルで京都を走っていただける。そういったマラソンに進化していきたいと考えております。ありがとうございます。

 

山中 伸弥 所長

 今年は京都マラソンもオンラインですが,私も記者会見への出席はオンラインとなり,市長や本田さんに直接お会いできないのが非常に残念です。オンラインでの京都マラソンは2回目になりました。前回はオンラインマラソンという経験がなかったので,実際に集まって走るマラソンと比べたらどうなのかな?という気持ちも少しありましたが,実際に走ってみて,オンラインであってもこんなにも盛り上がるんだ。と感じました。オンラインという形でたくさんの人が繋がって,実際に集まって走っているのと近い高揚感やエネルギー,パワーを凄く感じました。また,集まって走るマラソンとは違う楽しみがいっぱいあるということが分かりました。自分のペースや自分の時間で走れますし,あるいは雨の日は走らない。ということもできます。非常に自由ですので,初めてマラソンに挑戦する方,ベテランの方,それぞれ違う楽しみ方ができるというのも,このオンラインマラソンの醍醐味ではないかと思います。今回も皆さんと心を一つにして,この京都マラソンを走れることをとても楽しみにしています。そして,次はまた,みんなで集まれる機会が戻ってくることを心から願っております。本当に今回もこのような形で開催していただきまして関係者の皆様に心より御礼申し上げます。本当にありがとうございます。

 

本田望結さん

 今年も京都マラソンの応援大使を務めさせていただくこと嬉しく思います。前回のオンライン大会に参加させていただきました。これまでから門川市長に「マラソンに出走したい」と伝えていたのですが,年齢制限もあり出走することができませんでした。ただ,オンライン大会であれば私の年齢でも参加することができたので,オンラインだからこそ参加できた。という方もおられることを実体験しました。次回大会はリアルでの開催を願っていますが,是非,オンラインでの開催も続けて欲しいと思いました。今大会も自宅の近くを走る予定をしていて,いつかは,リアルのマラソンを体験したいと思っています。今日はありがとうございます。

伊東委員長による完走メダル及びメダルリボンのデザインのお披露目

 それでは,「おんらいん京都マラソン2022」の完走者にお贈りする完走メダルについて,御説明させていただきます。

完走メダルは,京都徽章工芸協同組合様の協力のもと作成し,メダルのリボン通しは,フィニッシュ会場の象徴である「鳥居」をモチーフとしております。メダルデザインの「扇」には,未来への発展と繁栄を,無限に広がる波の文様である「青海波」には,未来永劫の幸福と人々の平穏な暮らしへの願いを,「麻の葉」には厄除けの意味を込めています。

 また,メダルのリボンは,木村染匠株式会社様のデザイン協力のもと,華やかな京友禅柄をプリントしています。「菊文様」は,古くから邪気を払い長命の象徴として用いられていることから,不老長寿の願いを込め,「波流水」の柄には,苦難や災厄をさらりと流すという意味があることから,コロナ禍や財政難を乗り越えるという想いを込めています。

質疑応答

記者

 前回のオンライン大会に出走された際,どのように,どれくらいの距離を走られましたか?また,今大会での目標をお聞かせください。

 

山中 伸弥 所長

 前回大会は残念ながら1回でフルマラソンの距離を走るということができず,3~4回に分けましたが,いつもとは違った楽しみ方をして完走しました。今大会では,できれば1度に42.195kmを走りたいと思っていますが,分割となっても一度に走る距離を前回より長く走りたいと思っています。

 

本田望結さん

 前回大会は2~3回に分けて走りました。マラソンを走るというのが学校の行事以外で初めてで,長距離を走るといった緊張感がありました。前回大会では,アプリ上で順位が表示され,42.195km以上走っても距離が加算されたので,私が走り始める時にすでに1位の方が100kmくらい走っておられるのを見て,オンラインだけどみんなと一緒に走っているということを感じました。今大会もみんなと一緒に走れるのが楽しみです。目標は山中教授みたいに1回で走りたいと言いたいですけど,2回で走りたいです。いつか山中教授と一緒にマラソンを走れる日がくることを思って,長距離を走れるように,トレーニングや走る勉強をしたいと思ってます。山中教授いつか一緒に走っていただけますか?

 

山中 伸弥 所長

 是非!いつでもお待ちしております。

 

記者

 本日,エントリーが開始されましたが,エントリーを迷っている方に向けて,どんな気持ちでエントリーして欲しいかをお聞かせください。

 

本田望結さん

 完走することが大きな目標の1つだと思いますし,メダルも貰えますが,完走することが全てではないと思います。例えば,自分がどのくらい長く走れるのだろう?といったことを確かめたり,近所を気軽に走るだけで開催期間が長いので42.195kmを走れるかもしれません。決して,1日で走らなくてもいいので,難しく考えず気軽にチャレンジできるのがオンラインの魅力ですので,まずはアプリをインストールして,一度,走っていただけたらと思います。

 

山中 伸弥 所長

 コロナ禍の影響で運動不足になっている方もたくさんおられると思います。これから寒くなっていきますので,運動する機会を先延ばしにしがちになるんですが,オンラインマラソンというのは,アプリでみんなの結果が表示されますので,それに刺激を受けることができ,オンラインマラソンとはいえ,たくさんの方と繋がっています。それがやる気や運動不足解消,また,普段から運動している方にとっては,さらに運動を頑張るという力になりますので,たくさんの方がエントリーされることを楽しみにしております。

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