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共同記者会見(2019年12月24日)

ページ番号261194

2023年4月12日

「京都マラソン2020応援大使記者会見」

記者会見概要

1 日時

  令和元年度年12月24日(火曜日)午後4時~

  

2 場所

  京都市役所本庁舎第一応接室

 

3 出席者 

  門川大作京都市長,山中伸弥iPS細胞研究所所長,中村静香さん,岶田正義京都マラソン実行委員会委員長

 

4 次第

(1) 門川市長挨拶

(2) 山中所長による抱負発表

(3) 中村静香さん挨拶,各種メダル披露

(4) 出走者の発表

(5) 質疑応答

(6) 記念撮影 

配布資料

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概要

(1)門川市長挨拶

 山中先生,中村さん,ありがとうございます。そして,岶田実行委員長,ありがとうございます。9回目を迎えた京都マラソンであります。初回は,東日本大震災ちょうど1年目の3月11日でした。鎮魂と復興への願いを込めて,多くの方々の祈りの下に始まりました。そして回を重ねてどんどんと人気が高まってきていること,うれしく思っております。

 全国でマラソン大会が大変増えてきました。その中で多くのマラソン大会が応募者が減少傾向という中で,6年連続6万人を超えることができました。これも山中先生をはじめ,多くの応援大使のみなさん,中村さんも去年から参加していただき,盛り上げていただいた,同時に多くの方がおっしゃっていただいているのが,ボランティア・スタッフ1万5千人のおもてなしの心,そして沿道の50万人の応援者,それによって非常に気持ちよく走れるという,それが人気の高まりだと,多くの方々に感謝しております。

 京都はなかなか地形的にもマラソンの場所としては厳しいという声も伺いました。しかし,素晴らしい自然や文化遺産,さらに様々な方々の心のこもった応援を受けて,当時においては完走率8割台じゃないかと言われたのが,95%という完走率でマラソンを続けていただけたことに感謝申し上げます。

 祇園祭,時代まつり,葵祭,京都の3大祭に次ぐ4大祭であると,このような評価もございます。何より京都は,人口100万人以上の都市で唯一高速道路が縦貫しておりません。したがって生活道路を走っている,そんな中で,京都はハーフマラソンはできるけどフルマラソンはできないのではないかと言われましたが,みんなが徹底してマイカーを自粛する,これによってマラソンが安全に,またランナーストップ等もほとんどなしで行われている,そんなことも感謝申し上げたいと思っております。

 9回目,改めてこの間,東日本大震災以降もあちこちで自然災害等が起こっている,それらの復興企画,またSDGs,あらゆる社会的課題を解決していく,そんな願いも込めながら成功させたいと思っております。関係者の皆様に御礼申し上げます。ありがとうございます。

(2)山中所長の抱負発表

 今年も楽しみにしている京都マラソン,走らせていただくことになりました。ノーベル賞をいただいた直後だけ,1回お休みさせていただいたのですが,それ以外は毎年走らせていただいております。フルマラソン,市長が言われたとおり決して易しいコースではないのですが,素晴らしい大会運営と沿道の方の熱い応援で,走るたびに自己ベスト更新させていただいておりまして,今回はどうなるか,そろそろ私も年ですので分かりませんが,自己ベストを目指して。だいたい3時間20何分かというと,市民ランナーの方は結構それぐらいを目標にされる方が非常に多いです,毎年そういう方と一緒に,最後,非常にしんどい銀閣寺の坂も声を掛け合って頑張って走っておりますので,今年も多くの方と一緒に走れることをとっても楽しみにしております。毎年素晴らしい大会,ボランティアの方をはじめ大会関係者のみなさまに心より感謝しております。今年も本当に楽しみにしております。ありがとうございます。

(3)中村静香さんの挨拶

 京都マラソン応援大使を務めさせていただきます中村静香です。私は京都出身なので,地元に携わるお仕事ができるのはとっても光栄です。去年も京都マラソンの応援大使として,ゴール前で中継レポートとかもやらせていただいたのですが,ランナーさんの生の声を聞いたりして,「やっとエントリーが通ったんです」という方もいれば,「サブ4目指して」という目標を持って参加している方もいて,ランナーさんの生の声も聞けたり,中継先で,山中さんもおっしゃっていたように,ランナー同士の声の掛け合い,沿道からの応援とか,すごく精神的にも支え合っているマラソン大会だなというのは去年も感じました。今回私もフルマラソンの経験が何度かあるんですけど,今回は応援大使という立場でランナーの皆さんの背中を押せたらいいな,と応援させていただきます。よろしくお願いします。

(4)中村静香さんによる各種メダルの披露

 本当に華やかで,上品な華やかさだなと私は思いました。京都らしさ満載で,このデザインが京都マラソンのコースとか景色とか,季節の移ろいとかを表しているんですよね。京都タワーとか,大文字とか。ほかのマラソン大会にはない唯一無二のリボンメダルですね。京都らしさがあふれてて,めちゃくちゃ素敵だなと思いました。

(5)市長から出走応援大使の発表

 山中先生をはじめ,5名の大使の方がランナーとしても出走していただきます。まずは山中先生,それから原邦夫さん,京都鞍馬口医療センターのスポーツ整形外科センター長であられます。ペア駅伝で,早狩実紀さんが,桧山進次郎さんと2人でペアで走られます。沖縄から第1回からずっと来ていただいている両足が義足の島袋勉さんも走っていただきます。それから,今年も西脇知事が走ってくださいます。一年通じてあちこち走って練習を重ねられています。

質疑

記者

 山中先生も,メダルをご覧になられての感想は。

山中所長

 ずっしり重くて,普通メダルというと,ノーベル賞の時もそうでしたが,メダルにしか目が行かないのですが,こちらはメダルも素敵だし,両方素敵なので,本当に京都らしい,できたら優勝してと思いますが,ちょっと無理かなと思いますが(笑)。京大生が優勝したこともありますし,頑張ってほしいなと思います。

 

記者

 中村さんに。去年の経験を踏まえて,こんなところを自分なりに頑張ってみたいとか,応援したいということがあれば教えてください。

中村静香さん

 私は過去にマラソン番組を通じて走る楽しさを教えてもらったんですけど,山中さんが去年自己ベストを更新されたということをお聞きして,それがどれだけ大変なことか,すごいことかということを身に染みて分かりますので,みなさんそれぞれの目標はあるけれども,その夢を追う背中自体が素敵だと思うので,みなさんの夢を追う背中を押す立場として,とにかく,中継レポートとか応援席で精一杯,声を届けたいと思います。私も走りながら,後半30キロ以降は気持ちで繋げられたのはみなさんからの応援だったで,今回は応援する立場で精一杯頑張りたいと思います。

記者

 何回かフルマラソンは走られていますか。

中村静香さん

 人生で2度。

記者

 京都マラソンはまだですか。

中村静香さん

 まだです。いつか(笑)

記者

 2度のマラソンは,何マラソンでしょうか。いつ頃走られたのでしょうか。

中村静香さん

 ホノルルマラソンと函館マラソンでした。ホノルルマラソンは10代だったのでもう10年以上前ですけれど,函館マラソンは去年ですね。

記者

 どちらも完走されたのでしょうか。

中村静香さん

 完走しました。

 

記者

 山中先生,iPS細胞研究基金について簡単にご説明いただけますでしょうか。

山中所長

 2012年の第1回から,マラソンを走ることによって,iPS細胞研究への支援を呼びかけております。インターネットなどを通じて多くの方にご支援いただいております。たくさんの患者さんが病気と闘っておられますので,私も自分に負けないように毎年一生懸命走っていますので,今年も少しでも,患者さんの頑張りにはとてもかなわないんですが,最後の坂道も負けないように頑張りたいと思っています。

記者

 今年も自己ベストを目指して。

山中所長

 一応目標は常に自己ベストですが,年齢的に,そろそろと言っては何ですが,かなり厳しいものがあるのですが,頑張ります。

記者

 山中先生のマラソンの中でも一番早かったのは京都マラソンですか。

山中所長

 そうですね,だいたい京都でベストが出ますが,今年は金沢マラソンを走らせていただいたのですが,去年の京都マラソンより10秒くらい早かったので。また,自分の記録を10秒くらいさらに塗り替えられるように頑張りたいと思います。

記者

 ちなみに金沢マラソンの記録は。

山中所長

 3時間24分19秒でした。

記者 

 みなさんサブ4を達成するので必死ですけど,サブ3.5を達成されているっていうことですよね。

山中所長

 初めてサブ4も京都マラソンでしたし,サブ3.5も京都マラソンでしたから。結構高低差があるんですが,すごく毎年,応援に後押しされている気がします。

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