「京都・ボストン姉妹都市提携60周年」記念ロゴマークについて
ページ番号247841
2019年2月21日
広報資料
平成31年2月21日
総合企画局(国際化推進室 電話:222-3072)
「京都・ボストン姉妹都市提携60周年」記念ロゴマークについて
~還暦祝いとしてボストン・チルドレンズ・ミュージアムがデザインしました~
1 ロゴマーク
【作成者によるデザインの説明】
このロゴは,京都とボストンのスカイラインを表しています。両市には個性的な建築物があり,それらは文化と創造力の象徴でもあります。建物は人を集める力を持ち,そこで交流が生まれ,人々が繋がっていきます。BCM(Boston Children's Museum)には姉妹都市20周年を記念して京都から贈られた,本物の町家がありますが,そこには毎日多くの人たちが訪れ,日本文化に触れ,学び,交流が生まれています。この共通点であり,2つの市を繋ぐ「建物」にインスピレーションを得ました。そして丸い形は,60周年を「還暦」と合わせ,一巡した意味を表現すると同時に「和」も表しています。
この和(還)は,これからも京都市とボストン市の友好関係が続いていくように,という願いが込められています。
2 ボストン・チルドレンズ・ミュージアムについて
子どもたちが見て触って動かして遊べる遊具が豊富に揃う体験型の博物館。博物館には,40年前,京都市が寄贈した京町家が展示されており,ジャパニーズハウスとして多くのボストン市民に親しまれています。

京町家の展示

ボストン・チルドレンズ・ミュージアム
ボストン・チルドレンズ・ミュージアム(BCM)のクリエーティブ・デザイナーとして約14年勤務。広告,ビデオ,マーケティング用の素材などの製作を担当。子供から大人まで幅広い世代の人たちの遊び心や好奇心をそそるデザイン,かつスタイリッシュでクオリティーの高い作品を手掛ける。

カレン・ハンソン氏
3 ロゴマークの活用方法
このロゴマークは,記念イベントやプログラム等を企画している京都・ボストン両市民の皆様に幅広くご使用頂けます(紫,黒,水色,緑,ピンクの5色展開)。
ロゴマークの積極的な活用により,両市での姉妹都市提携60周年記念の節目を盛り上げてまいります。





京都・ボストン姉妹都市提携60周年記念ロゴマーク使用申請
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4 ボストン市との主な交流について
ボストン市にとって最初の姉妹都市が京都市であり,これまでから,ともに歴史あるまち,大学のまちとして,文化,学術,スポーツなど多くの分野において両市は交流を重ねてきました。
京の町家は,ボストン市への最も素晴らしい寄贈品として親しまれています。また,毎年堀川高校生が海外研修の一環としてボストン市を訪問し,現地学生との交流が行われています。
年月 | 内容 |
1959年6月 | ・京都市親善使節団(高山義三市長他)がボストンを訪問,京都・ボストン姉妹都市盟約書調印 |
1980年4月 | ・ボストン子ども博物館に京の町家を寄贈(1979年移築) |
1983年~2002年 | ・両市の高校生を団員とする青少年使節団を相互派遣 |
2007年8月 | ・「国際青少年みらい国際会議2007」を開催し,ボストンから高校生2名が参加 |
2008年,2010年~2012年,2014年,2015年 | ・日米青少年野球交流プログラムに,京都市から中学生野球選手を派遣 |
2008年11月 | ・「京都創生海外発信プロジェクト」により,ボストンで雅楽公演を実施 |
2009年8月 | ・日米青少年野球交流プログラムを実施。ボストン市の中学生を受入れ,ボストンにて歴史都市の保存・再生をテーマにしたシンポジウム等,様々な50周年記念事業を実施 |
2010年~ | ・京都市立堀川高校の生徒がボストン市を毎年訪問 |
2012年4月 | ・「春祭りin Boston」(現名称は「ボストン日本祭り」)がボストン市にて開催され,日本文化を紹介 |
2012年7月~8月 | ・「姉妹都市青少年みらい環境会議2012」を開催し,ボストンから高校生2名が参加 |
2013年9~12月 | ・米姉妹都市間教員によるオンライン異文化交流 |
2014年5月 | ・長刀鉾囃子方一行がボストン市を訪問し,各地で演奏を披露 |
2017年8月 | ・京都市友好都市青少年会議「京都もっとええとこサミット」を開催し,ボストン出身の留学生2名が参加 |
5 堀川高校生のボストン訪問について
今年3月に実施される堀川高校1年生の海外研修に先立ち,学年を代表する生徒たちが門川市長を表敬訪問します。表敬では,市長からボストン市長への親書が生徒に手渡されます。生徒たちは,海外研修中にボストン市庁舎を訪問して親書を届けるとともに,現地の学生との交流等を行い,両市の友好関係を深めます。
また,親書とあわせて門川市長から60周年記念グッズ(ロゴマークを使用した缶バッジ,ステッカー)が生徒たちに贈呈されます。
⑴ 日時 平成31年2月28日(木曜日)15:00~15:30
⑵ 場所 京都市役所3階 第1応接室
⑶ 訪問者 堀川高等学校1年生,谷内校長 ほか
⑷ 出席者 門川大作京都市長,清水稔之教育企画監,牧敬二国際化推進室長 ほか
⑸ 次第 堀川高校挨拶,自己紹介
出席者の紹介
研修旅行の概要について
門川市長からの激励のことば
門川市長からの親書授与・60周年記念グッズの贈呈
堀川高校生徒の決意表明
写真撮影
【堀川高等学校の海外研修について】
堀川高校の海外研修は普通科,探究学科問わず,1年生全員(約250名)が全4コース(ボストン・ワシントンコース,オーランド・ワシントンコース,オーストラリアコース,マレーシアコース)から自由に選択し,それぞれ現地で班別の自主研修を実施。
ボストン市庁舎へ生徒が訪問し,親書を手渡す予定。(ボストン市庁舎訪問は過去9回実施し,27年度は,Martin J Walsh市長が直接,生徒にお会いいただいた。今年度は60周年ということもあり,市長が直接お会いいただけるよう依頼している。)
◆ 研修期間:平成31年3月4日(月曜日)~3月11日(月曜日)
◆ 研修先(ワシントン・ボストンコース):
ボストンでは,ボストンラテンアカデミー生徒との交流,ハーバード大学,ボストン市庁舎等,ワシントンでは国会議事堂,リンカーン記念堂等
○表敬訪問についての問合せ先
京都市教育委員会 学校指導課 高校教育担当(TEL:075-222-3811)
昨年度の表敬訪問の様子
広報資料
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お問い合わせ先
京都市 総合企画局国際都市共創推進室 国際担当
電話:075-222-3072
ファックス:075-222-3055