スマートフォン表示用の情報をスキップ

共同記者会見(2016年12月27日)

ページ番号213075

2023年4月12日

「京都マラソン2017」応援大使出走者発表記者会見

 「京都マラソン2017」応援大使の中から5名の出走者を発表するとともに,新任の応援大使である青木愛さんをお披露目するため,記者会見を開催します。

 併せて,2017 大会で実施する「駅伝発祥100 年記念企画」から,「地域の絆・つながり枠(ペア駅伝京都市民枠)」を代表して,山科区在住のペア1組を御紹介するとともに,今回初めて製作した「西陣織タスキ」についても,お知らせします。

記者会見概要

日時   平成28年12月27日(火曜日)午後3時~午後3時45分

場所   京都市役所本庁舎 第一応接室

出席者  門川大作(京都市長)

      山中伸弥(京都大学iPS細胞研究所所長・教授)

      原邦夫(スポーツドクター・国民栄誉賞受賞)

      島袋 勉(両足義足のランナー)

      青木 愛(元シンクロナイズドスイミング日本代表)

      奥野 百合子・田中 三郎 親子(山科区)

市長挨拶

 みなさま,本日は,ありがとうございます。すばらしい走りを期待しております。京都マラソンは,お蔭様で6年目を迎え,日本を代表するマラソンに成長してきました。

 そもそも,建都1200年のときに,ハーフマラソンを始めました。京都が都市型マラソンの発祥の地だとおっしゃる方もいます。しかし,ハーフマラソンを何としてもフルマラソンにしたいという多くのマラソン愛好者と市民の皆さんの願いから,フルマラソンにしたということであります。

 京都は,御案内のとおり,人口100万人を超える都市の中で,唯一,高速道路が縦貫していません。こういう訳で,あらゆる救急車も消防車も一般道を走ります。京都マラソンで道路を利用する6時間の間に80台くらいの救急車両が走ります。また,歩くまち京都では,公共交通優先のまちづくりを進めています。したがいまして,徹底して市バスも大事にしています。そうした都市の宿命も大事にしながら,すばらしいフルマラソンを育ててまいりました。

 1万6千人の方が走られるのに,1万5千人の方がスタッフ・ボランティアとして,選手の皆様そして大会運営のお世話をいたします。非常に感動的なマラソンに成長してまいりました。

 昨年度も,山中伸弥先生が,前日の夜中まで雨が降っていて,鴨川の河川敷はビショビショだろうと思っていましたが,とても走りやすかった,と言われていました。また,スタッフ・ボランティアの方々がスポンジで水を吸い,整備していただいたというお礼のメールをいただき,スタッフの皆さんに伝えたところ,非常に喜んでいただきました。多くの方々の御尽力でここまで盛り上がってまいりました。中でも,応援大使の方々が果たしていただいた役割は,極めて大きいものがあります。

 そして,今や国際語になりました「駅伝」100周年の年でもあります。絆を大事にしようということでスタートしました,ペア駅伝の枠を2倍にし,そして,市民枠を設けました。この市民枠においては,親子で走っていただくという,微笑ましい場面も見られます。

 どんどん進化する京都マラソン。歴史と伝統のまちで,新たな文化が創造されています。

 2020年東京オリンピック・パラリンピック,さらに,その翌年の関西ワールドマスターズゲームズ,スポーツで絆,スポーツで健康,スポーツで地域の活性化,ともどもに盛り上げてまいりたいと思います。

 応援大使の皆さん,ありがとうございます。どうぞ,よろしくお願いいたします。

 

出席者挨拶

山中伸弥さん(マラソン出走4回目)

 今回も,京都マラソン応援大使として,走らせていただくことになりました。大好きな大会ですので,当日,楽しみにしております。

 CW-Xのタイツも,毎年,どんどんパワーアップしておりますので,わたしも,負けないように,がんばりたいと思います。

 今回の京都マラソンは,「サブ3.5応援枠」(※)を設けられ,3時間半を切ることを目指すランナーもたくさん走られると聞いています。ちょうど僕も,(3時間半を切るタイムを)目指しているランナーの一人ですから,そういった方々と一緒に励まし合いながら,走りたいと思います。

 市長をはじめ,皆さんに,感謝しております。ありがとうございます。

 

※「サブ3.5・サブ4」

 サブマリン,サブウェイなどsubは「~より下」の意。「サブ4」とは,フルマラソンを4時間未満で完走すること。

 

※「サブ3.5・サブ4応援枠」

 日頃からトレーニングを積み,自己記録の更新を目指しているランナーの目標タイム (男子3時間30分・女子4時間以内)を応援するため,「京都マラソン2017」で新設した。男子は3時間45分,女子は4時間15分以内の記録を持つ方が対象。  

 

原邦夫さん(マラソン出走4回目)

 昨年に続き,応援大使として走らせていただくことを非常に光栄に存じます。

 京都シティハーフマラソンというのが1994年から16回ありまして,僕もその時から京都市内・・鴨川近くに住んでおりますので,非常に楽しみにしておりました。

 平安神宮がスタート・フィニッシュで,宝ヶ池の国際会議場にも行く非常に走りやすいコースで,僕のハーフの記録も,この大会で出たのですが,それがなくなると聞いて非常に残念に感じておりました。

 残念やなあと思っていたら,3年後から,関係者のみなさまの御努力でフルマラソンとして再開されることになりました。

 関係者の皆さまの御努力で京都にふさわしい,景色の良いところを走れる,すばらしいコースです。しかも,徐々に走りやすいコースになっていっています。今年もコース変更があって,さらに走りやすいコースに生まれ変わっています。

 さらに,女子はサブ4,男子はサブ3.5を目指す人を応援する「サブ3.5・サブ4応援枠」という,参加する人のモチベーションを掻き立てる出走枠を設けられました。

 わたしも,大会ホームページに,サブ3.5・サブ4を目指す人に向けたアドバイスを書かせていただいています。参考にしていただいて,目標達成に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

島袋勉さん(ペア駅伝6回連続)

 ほんとうに,この大会は,陸上競技場から世界遺産の周りを走れる,すばらしいコースだなあといつも感じています。そして,ボランティアの人たちや沿道盛り上げ隊の人たちに支えられて,最後まで楽しく走れる大会だなあと思っています。

 このすばらしい大会に何度も出場することができて,とてもうれしく思っています。

 今年も,またがんばりますので,よろしくお願いいたします。

 

青木愛さん(新任応援大使)

 わたしは京都で生まれ,豊かな自然に囲まれて育ちました。

 そんな京都のまちを,多くのランナーが駆け抜ける京都マラソンは,今回で6回目を迎えます。これも,ランナーの皆さま,関係者の皆さま,そして,応援してくださるすべての皆さまの熱い思いに支えられてのことだと思います。今後とも,お力添えのほど,よろしくお願いいたします。

 今年の夏に行われましたリオデジャネイロオリンピックでは,日本勢が過去最多のメダルを獲得し,日本に多くの感動をもたらしました。

 来る2月19日には,京都マラソン当日,参加ランナーの皆さまひとりひとりが,それぞれのメダルを獲得できるよう,全力で応援していきたいと思います。

 応援大使就任1年目,生まれ育ったまち・京都で,皆さまの走りを応援できることに喜びを感じながら,大会当日は,わたしも,コースのさまざまなポイントに立たせていただきます。よろしくお願いいたします。

 

「地域の絆・つながり枠」出走ペア

奥野百合子さん(1区)

 マラソン初めての父と初心者のわたしとでペア駅伝に出ることになって,すごく緊張と不安とプレッシャーでいっぱいですが,普段,父には,感謝の気持ちを伝えたこともなかったので,親孝行のつもりで,タイムを残して,少しでも速く父にタスキを渡すことができたら,と思っています。

 がんばります。

 

田中三郎さん(2区)

 ペア駅伝に初参加します。

 実は,今回,娘が内緒で応募してくれて,出場権を与えてくれて,ほんとうに喜んでおります。マラソンに出たいという気持ちはありましたが,フルマラソンの経験はありません。今回新設されたペア駅伝15km(市民枠「地域の絆・つながり枠」2区走者)に参加することになりました。

 日頃は,山科の方で京都市の健康サポーターをしております。毎週月・水・金,年間140回,疏水沿いを30~40人の人たちと一緒に,大体2時間かけてウォーキングしております。

 私は「年間740万歩」という目標を立てておりますが,この目標は,年末にはほぼ達成できそうですので,この勢いで,日ごろのウォーキング15kmをちょっと速く歩くようにして,なんとか完走したいなあと思っております。

 これからも,よろしくお願いします。

 

質疑

記者

 原先生と山中先生におうかがいします。

 今年のコース変更箇所は,北山通周辺になるが,どのような印象を持っているか。又,ペースなどに影響あるか。

 

原氏

 下鴨中通から下鴨本通に変わることによって,コース幅が広がり,ランナーの方にとっては,走りやすくなると思います。ただ,ほぼ平行移動した形で高低差も変わりませんので,そういう意味ではあまり変わらないと思います。

 

山中氏

 第1回から,途中2回走りませんでしたが,ずっと走っておりますので,どんどんコースが良くなっている,進化していると感じます。サブ4から,今度はサブ3.5を目指してがんばりたいと思います。

 

配布資料

Adobe Reader の入手
PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。

このページに対してご意見をお聞かせください

このページは役に立ちましたか?
このページは見つけやすかったですか?

お寄せいただいたご意見は、今後のホームページ運営の参考とします。

お問い合わせ先

京都市 総合企画局市長公室広報担当

電話:075-222-3094

ファックス:075-213-0286

フッターナビゲーション