ビエンチャン特別市(ラオス人民民主共和国)
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2022年6月1日
ビエンチャン特別市 Vientiane Capital City
都市の概要
ビエンチャン特別市は,メコン川沿いに位置するラオス人民民主共和国の首都。 タイ王国とは,メコン川で国境を隔てています。隣国の度重なる侵攻にさらされてきたものの,仏教国の首都として政治や文化の中心を担い,数々の仏教寺院や仏塔を残し,街路樹が多く「森の都」とも呼ばれています。
ビエンチャン特別市はビエンチャン都のうち,首都機能を持つ9つの郡の総称です。
人口 約79万人
面積 約3,920 ㎢
提携のいきさつ
平成25年,京都市動物園及びラオス天然資源・環境省森林資源管理局が「京都市動物園ゾウの繁殖プロジェクト」に係る覚書に調印したことを機に両市の交流が始まり,平成26年には門川市長をはじめとする京都市代表団がビエンチャン特別市を訪問した際に,故スカン・マハラート前ビエンチャン特別市長とパートナーシティ提携に向けて協力関係を強化することを確認しました。
その後,京都大学野生動物研究センター,ラオス国立大学林学部及び京都市動物園との間で学術交流及び研究協力の覚書が交されたほか,立命館大学とラオス国立大学の大学間包括協定を基礎とした交流の中で,ビエンチャン特別市にサッカーボール型セミナーハウスが建設されるなど,大学間の交流が深まってまいりました。
平成26年11月には,ラオス政府から4頭の小ゾウが京都市動物園に寄付されました。
更に日本とラオスが外交関係樹立60周年を迎えた本年7月には,ラオスのトンシン首相が入洛,京都市とビエンチャン特別市のパートナーシティ提携に向けた期待が表明され,平成27年11月3日に提携を迎えることとなりました。
提携年月日
2015年(平成27年)11月3日



交流分野
学術研究
民間交流活動
「京都大学」と「ラオス国立大学」の学術研究交流
「京都市動物園ゾウの繁殖プロジェクト」に基づく京都大学野生動物研究センター,ラオス国立大学林学部及び京都市動物園との間の学術交流及び研究協力を行っています。
平成27年2月28日,京都市国際交流会館において,市民公開シンポジウム「ゾウを通してアジアとのつながりを知る」を開催しました。
平成27年8月28日,京都市動物園において開催された京都大学国際セミナーに,ラオス国立大学林学部講師を招聘しました。
「立命館大学」と「ラオス国立大学」の学術交流
立命館大学とラオス国立大学の大学間包括協定を基礎に,「ラオスにおける建築ボランティア及び国際交流プログラム」の一環として,平成26年11月,ビエンチャン特別市において,両大学の学生が主体となってサッカーボール型セミナーハウスを建設しました。
その他
平成27年2月14日,関西ラオス友好協会が京都コンサートホールにおいて「ラオスありがとうコンサート」を開催しました。
また,教育・子育て関係7団体が,ラオス政府からアジアゾウ4頭の寄贈を受けた御礼として,同国に学校を建てる「象への恩返しプロジェクト」として募金活動を実施し,790万円を寄付しました。
都市の概要等(日本語・英語)
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お問い合わせ先
京都市 総合企画局国際都市共創推進室 国際担当
電話:075-222-3072
ファックス:075-222-3055