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共同記者会見(2015年1月19日)

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2015年1月30日

世界遺産・二条城における「アートアクアリウム城~京都・金魚の艶~」について

文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課(366-0033)

1 出席者 

門川大作(京都市長)

 

木村英智氏(「アートアクアリウム」総合プロデューサー)

 

2 次第

⑴ 「アートアクアリウム城」の開催状況

⑵ 「アートアクアリウム城」による京都の文化遺産への貢献

⑶ 来年度に向けて

 

3 記者会見内容

 

(市長)

 昨年は,「古都京都の文化財」の世界遺産登録20周年を記念して,400年を超える歴史を誇る二条城において,木村英智氏が創造された美の世界「アートアクアリウム城」が開催され,素晴らしい成果になりました。本日は,その御報告を行います。

 「古都京都の文化財」の世界遺産登録20周年については,北は北海道から,南は沖縄まで,世界遺産を有する市町村の首長が一同に集い,「世界遺産を地域と共に守り,活かし,つなぐ」をテーマに世界遺産サミットを開催しました。各地の世界遺産についても,指定までは非常に盛り上がる一方,その後の活用において,苦慮していると伺っています。

 二条城では現在,築城以来の大改修を進めており,世界中の皆様から,整備のため,「世界遺産・二条城一口城主募金」による寄付をお願いしており,また,「世界遺産・二条城MICEプラン」により,MICE利用に供することで,世界遺産・二条城の魅力を世界に発信しています。「アートアクアリウム城」は,文化財活用の象徴と言える事業です。

 「アートアクアリウム城」の開催結果としては,当初の想定を大きく超える29万人もの来城者がありました。ただの流行ではなく,社会現象とまで仰った方もいると聞いている。その収益の一部を,二条城の改修,世界遺産地域連携会議の運営,また昨年,祇園祭の「大船鉾」が150年振りに復興したことが話題となりましたが,休み山である「鷹山」にも復興の動きがあります。木村氏は,住所を三条室町の衣棚町に移されました。その縁あり,事業収益の一部を地域の伝統である「鷹山」復興のための資金にも充てられると伺っています。

 更に嬉しいことに,今年の秋にも二条城で,「アートアクアリウム城」が開催されることが決まりました。今年行けなかった方もたくさんいらっしゃるかと思う。2回,3回と続けていくことで,盛り上がっていってほしいです。

 また,来年は,琳派400年を記念すべき年であるため,琳派と関連付けた企画としたいです。

 

(木村氏)

 世界遺産・二条城という舞台,また,「古都京都の文化財」の世界遺産登録20周年という記念すべき時に,大役をいただき,無事全うすることができたことに,本当に安堵している。

来場者数は当初発表の目標値である20万人を大きく上回る29万人でした。開場時間を,作品の映える夜間に設定したことについて,当初,開場時間が短いことから,集客を心配していたが,結果的に自分の考えを曲げなかったことが良かったです。

 日本全国で行ってきた「アートアクアリウム展」ですが,今回,会場が世界遺産であることに加え,野外での開催は初めてのことであり,全く新しいものとなりました。京都は,これまでも「革新」が連続している地であり,今回の展覧会も,また「革新」であります。

 京都にお住まいの方にも多くお越しいただいたのも成果だと思っています。京都からお越しのお客様からは「何十年ぶりかに二条城に来た。」,「初めて二条城に来た。」という話を聞きました。そういう機会を提供できたということも良かったと思っています。

 また,先日,チケット販売で提携したセブンチケットからお聞きしたところによると,全国47都道府県中,45の都道府県にセブンイレブンがあるが,その全ての都道府県で「アートアクアリウム城」のチケットが販売されたとのことでした。京都観光と「アートアクアリウム城」の鑑賞,その両方を目当てに京都に来られる方が全国にいらっしゃるということだと思います。

 来年度も,二条城で「アートアクアリウム城」を開催できることとなり嬉しく思っています。

 今年度,自分たちの興行が成功したことも,もちろん嬉しいですが,当初から地域への貢献も考えてきました。入場収入は今回,3億6900万円でありましたが,その10%を文化財等の保存のため,寄付します。うち8%は二条城の築城以来の大改修のために,1%を世界遺産地域連携会議の運営のために,1%を「鷹山」の復興のために寄付したいと考えています。

 来年は,今年と殆ど同じ期間,平成27年10月23日から12月13日に開催することとなりました。

 琳派400年ということもあり,それをテーマに捉え,作品づくりを行っていきたいです。

 

(市長)

 木村氏の哲学は「ほんまもんに拘る」でありますが,今回の「アートアクアリウム城」を通じて,「ほんまもん」の和装文化,伝統産業の振興にも貢献いただきました。また,城内で販売した日本酒,和菓子,漬物などの京都の特産品を取り巻く賑わいの創出にも,寄与いただきました。加えて,地下鉄やバスの増客増収など,文化芸術で京都全体を盛り上げてくれたことに感謝しております。

 

4 質疑応答

(記者)

 琳派に関連してということだが,具体的な作品のイメージ等はあるか。

(木村氏)

 物理的に作品を作るというのは,難しいかもしれないが,キモノリウムや,今回は展示のなかったビョウブリウムのプロジェクションマッピングの図柄を,琳派を取り入れたものにと考えています。

 

(記者)

 20万人の当初目標を上回った要因,また他都市での開催との比較は?

(木村氏)

 二の丸御殿前庭という通常非公開の特別な場所,また夜間という特別な時間,アクアリウムという旬なものと,皆の憧れである京都が調和して,たくさんの方々にお越しいただけたものと思います。入場者数のみ見れば,更に多い展覧会もあったが,実際の入場可能時間が一日当たり4時間半であったことを考えれば,相当な結果でした。

 京都に少ない夜の観光スポットとしても貢献できたと思います。

(市長)

 寒い冬に野外,夜限定,普通に考えれば,マイナスの要因ばかりだったが,それをプラスに変換できました。オープニングには,観光庁長官,文化庁文化財部長にもお越しいただきました。文化財は凍結的に保存するという考えもあるが,活用して価値を知り,保存につなげるという良いモデルとなったと思います。

 

記者会見資料

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