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共同記者会見(2014年9月25日)

ページ番号173075

2023年4月12日

京都 世界遺産登録20周年記念 アートアクアリウム城 ~京都・金魚の舞~ 

文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課 (電話366‐0033)

京都 世界遺産登録20周年記念 アートアクアリウム城 ~京都・金魚の舞~ 

門川大作市長

 古都京都の文化財として二条城が世界文化遺産に登録されて,今年は20周年となります。京都市ではこれを記念する大きなイベントを検討していたところ,木村英智さんからお話をききまして,非常に感激しました。

 世界遺産条約40周年の会議においては,ボゴバ事務局長ら700名が京都に来られ,大変賞賛をいただきました。世界遺産は世界中にたくさんあります。ジャングルの中にあったり,砂漠にあったり,まち全体が世界遺産になっていたりします。京都は,世界遺産が市民生活の中にあるまちです。それが生かされて,文化芸術を創造してきたまちです。

 木村英智さんのお話をきいて私は感激しました。この400年以上の歴史を超えて職人の技や歴史に裏付けられてきた文化財を有する二条城とモダンジャパニーズともいうべき現代アートの展覧会が融合することにより,たくさんの人に感動を与えられることができるのではないか,京都の魅力を発信できるのではないか,と思ったからです。

 二条城のそばにある京都国際ホテルで,18以上の世界遺産を有する首長や,文化庁,観光庁と一緒になり,世界遺産サミットを開催します。そのサミットがちょうど開会の日なので,沢山の人に集まっていただきたいです。

 また,京都では来年パラソフィア・京都国際現代芸術祭があります。2020年には,東京オリンピック・パラリンピックも開催されます。これを機に京都の文化芸術が発信することができればと考えています。

 

木村英智氏

 つい先日まで開催しておりましたアートアクアリウムは,75日間で65万人を集客するイベントとなりました。

 今回は世界遺産20周年を記念する二条城で是非とも開催にという承知をいただきました。大変ありがたいです。緊張感をもって臨みたいです。

 京都は懐が深いまちだなと感じています。さきほどご覧いただいたイメージ映像からもお分かりのように,アートアクアリウムは和をテーマとしたアクアリウムです。決して金魚や恋だけではなく,オールジャパンの技術の結晶です。例えば,魚を活かす技術に表れていたり,照明,映像などもそうです。造作,施工の正確さや素早さは素晴らしいものです。

 今回は,京都の伝統工芸や伝統産業を活かした全く新しい企画となります。

 会社は日本橋にありますが,私自身は三条室町に住民票を移しています。東海道のあった街で,日本の美しさをできるだけ多くの方に知っていただきたいです。「古きを訪ねて新しきを知る」の思いを込めています。

 

質疑応答

記者

 前衛的なイベントをすることによる京都市の意義とは。

門川市長

 京都は長い歴史の中にありながらも常に新しいものを求めてきました。着物も昔は伝統ではなく,江戸からはいってきたものです。創造力,新しいことを発揮し,守りにはいってはいけないと思っています。このコラボにより世界の人を魅了したいです。

 

記者

 イベントスペースは,これまでとはどこが違うのか。

木村氏

 屋外でやるということに意義があります。雨の中もいいし,雪もいい。まったく新しい形になります。五感で感じる文化を知っていただきたいです。日本酒や和菓子も楽しんでもらえたらと思っています。革新と伝統の融合であります。

記者会見資料

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京都市 総合企画局市長公室広報担当

電話:075-222-3094

ファックス:075-213-0286

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