京都市基本計画第2次案について
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2010年9月6日
京都市基本計画第2次案がまとまりました!!
京都市では,平成23年度から10年間の京都の未来像と主要政策を明示する都市経営の基本となる次期の京都市基本計画の策定に向け,徹底した議論により知恵と汗で基本計画案を練り上げるため,市長の諮問に応じて調査・審議する「京都市基本計画審議会」を設置しています
この度,第1次案に対するパブリック・コメント(市民意見募集手続)で頂いた多数の市民意見等を踏まえ,同審議会において議論を重ねた結果,京都市基本計画第2次案がまとめられましたのでお知らせします。併せて,より良い計画となるよう,第2次案に対するパブリック・コメントを実施します。
1 京都市基本計画第2次案の内容
次の8つの項目で構成
(1) 計画の位置付け(第2次案で新たに追加)
・ 京都市基本構想に基づく第2期の基本計画
・ 単なる「行政計画」ではなく,市民と行政が共に汗を流して協働する「共汗型計画」
・ 政策の優先順位を明確にし,目標への筋道を示す「戦略的な計画」
(2) 計画の背景(第2次案で新たに追加)
基本計画を策定するに当たり,特に注目すべき社会情勢として次の4点を捉える
・ 人口減少と少子高齢化 ・ 地球温暖化の加速
・ グローバル化の進展 ・ 低経済成長と厳しい京都市財政
(3) 都市経営の理念 (第1次案から内容を充実)
今後10年間にわたって,本市の都市政策を進めていくうえでの基本となる考え方
『生活者を基点に,参加と協働で地域主権時代を切り拓く』
(4) 6つの「京都の未来像」(第1次案から内容を充実)
10年後にめざすべき京都の姿として,次の6つの未来像を設定。第2次案では『真のワーク・ライフ・バランスを実現するまち・京都』を追加するとともに,第1次案の内容をより充実
・ 『環境共生と低炭素のまち・京都』
・ 『日本の心が感じられる国際都市・京都』
・ 『支え合い自治が息づくまち・京都』
・ 『環境と社会に貢献する産業を育てるまち・京都』
・ 『学びのまち・京都』
・ 『真のワーク・ライフ・バランスを実現するまち・京都』
(5) 11の「重点戦略」(第1次案から内容を充実)
京都の未来像を実現するための方策として,次の11の重点戦略を設定。第2次案では「真のワーク・ライフ・バランス戦略」を追加するとともに,第1次案の内容をより充実
・ 「低炭素・循環型まちづくり戦略」 ・ 「歩いて楽しいまち・京都戦略」
・ 「歴史・文化都市創生戦略」 ・ 「個性と活力あふれるまちづくり戦略」
・ 「旅の本質を追求する観光戦略」 ・ 「新産業創造戦略」
・ 「未来の担い手育成戦略」 ・ 「子どもを共に育む戦略」
・ 「真のワーク・ライフ・バランス戦略」 ・ 「地域コミュニティ活性化戦略」
・ 「いのちとくらしを守る戦略」
(6) 27の「政策の体系」(第1次案から内容を充実)
27の政策分野を設定。「基本方針」,「現状・課題」,「みんなでめざす10年後の姿」及び「市民と行政の役割分担と共汗」に加え,第2次案では政策目標を達成するための「推進施策」を記載
(7) 行政経営の大綱(第1次案から内容を充実)
市政運営に当たっての基本理念と行財政運営や参加と協働,行政評価などについての基本方針を提示
(8) 計画の推進(第2次案で新たに追加)
計画策定後の着実な政策推進に向けた,市民と行政の共汗による計画の推進の仕組みを記載
1 計画に掲げた政策の推進方法
(1) 実施計画の策定,推進 (2) 各区基本計画,都市計画マスタープラン等との連携
2 計画に掲げた政策の点検
(1) 政策評価制度の実施 (2) 点検委員会の設置 (3) 実施状況の報告,公表
3 国や関係自治体との連携
京都市基本計画第2次案 市民意見募集用冊子
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2 第1次案からの検討経過
ア 第1次案に対するパブリック・コメント実施結果
イ 京都市基本計画審議会の開催経過
お問い合わせ先
京都市 総合企画局都市経営戦略室
電話:075-222-3030
ファックス:075-213-1066