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加入に当たってのメッセージ

ページ番号75978

2020年4月23日

外部サイトへリンクします<メッセージ・肩書きは加入当時のもの>

有馬稲子氏【女優】
古い美しさと本来の日本人の良さを保って行けるよう努力致しましょう。

有馬頼底氏【京都仏教会理事長、臨済宗相国寺派管長】
京都仏教会は長年にわたり環境問題に取り組んで参りましたが,この度「国家戦略としての京都創生の提言」ということで,ようやくという感が深い想いであります。

エウジェニオ・アルファンデリー氏
京都創生の為の意義ある活動に参加できる事を大変光栄に感じております。その役目に値する様,努力して参ります。

井口和起氏【京都府立大学学長】
小生如き未熟者ではお役に立てないと存じますが,努力させていただきます。

池坊雅史氏【華道家元池坊事務総長】
中長期の時間軸で「京都ブランド」の向上を実現するためのシンクタンクになっていただけたらと切望します。

池坊専好氏【華道家元池坊次期家元】
京都創生は日本創生そのものと思います。この思いの輪がどんどん広がっていくことを願っております。

伊勢桃代氏【財団法人女性のためのアジア平和国民基金専務理事兼事務局長、(元)国連大学事務局長】
設立趣意書に書かれておりますことに,全く賛同致します。

市田ひろみ氏【服飾研究家】
京都には,後世に守り伝えて行かねばならないものがたくさんあります。ひとりひとりの力は小さくともみんなが手をつなげば大きな力になります。その大きな力で京都を創生して行きたいと願っています。

井上満郎氏【京都産業大学日本文化研究所所長、京都市歴史資料館館長】
どれだけお役に立つか不安ですが,喜んで参加させていただきます。高尚な京都文化ばかりでなく,ジャンクな市民文化にできるだけ注目したいと思います。現在ばかりでなく,未来・将来を見据えた京都像の創出に貢献できれば嬉しいのですが。

上杉孝實氏【龍谷大学教授、京都大学名誉教授】
文化の蓄積を活かしながら創造していく上で教育の役割は大きく,京都はその重要な位置にあるといえます。市民社会の発展と教育・文化の振興に,今こそ大事な時期と思われます。

上田正昭氏【京都大学名誉教授】
伝承と伝統は異なります。古きを守りながら,たえず創造していかなければ伝統にはなりえません。

臼井祥子氏【成安造形大学非常勤講師、(元)白鳳女子短期大学教授】
頑張れ京都!

内田昌一氏【京都経済同友会代表幹事、京都青果合同株式会社代表取締役名誉会長】
京都は京都人の京都であるだけでなく日本人の京都であり,国家財産としての京都,そして世界の歴史都市としての京都です。

内田芳明氏【比較法文化学会会長、日本景観学会名誉会員、(元)横浜国立大学教授】
東京の品川や汐留の新超高層ビル乱立の光景を見て,日本文化はもう終わりではないかと嘆くのは私一人ではないでしょう。京都にもその危機は迫っているのです。かかる時,日本建築学会の岡﨑教授,高田教授,門内教授を中心に120名にも及ぶ研究者の協力の下で数年にわたる京都景観の歴史と現状の研究・調査が『京都の都市景観の再生』(平成15年3月)という大冊として公表されました。これは,従来の「歴史的古都保存」という発想レベルを越えいでて,「都市景観の再生と創造」という画期的に新しい地平に立つものであって,この地平から,「日本の創生」のための「国家戦略としての京都創生」という展望が開かれました。都市風景は人間の経済的欲望によって容易に滅びてしまいます。都市風景論を長年手がけてきた私の主張とも通低するわけですから,皆さんと一緒になってこの運動の裾野を広げていかねばならないと思います。

尾池和夫氏 【京都大学総長】
活断層運動が生み出した京都盆地は,変動帯である日本列島の象徴です。そこに生まれた文化は,安定大陸の文化とはおのずから異なるもので,「変動帯の文化」と位置づけるべきものです。このような立場から趣旨に賛同します。

大社貴子氏
東京が日本の心臓であるなら京都は日本の魂です。人の体と同じ様に心臓が止まっても魂は残ります。私たちは,魂としての京都を未来永劫に渡り残さなくてはなりません。

大谷孝彦氏【武庫川女子大学教授、NPO法人京町家再生研究会理事長、株式会社設計事務所ゲンプラン取締役、日本建築学会京都の都市景観の再生特別調査委員会委員】
今も京都の町中に数多く息づいている町家の再生保存を具体的な課題として京都創生に参加させていただきます。
京町家は豊かで繊細な美意識に支えられた庶民のくらしと伝統職人のわざを今に伝えています。京都の歴史文化を具体的に身近に体験できる京町家の再生は,日頃のくらしの中での自然体の歴史文化の継承と新たな創造を可能とし,美しく,豊かな景観,まちづくりに対して共有すべきアイデンティティーの確かな根拠となり得るものです。世界の範としての京都創生を切に望むところであります。

大西國太郎氏【京都造形芸術大学客員教授、日本建築学会京都の都市景観の再生特別調査委員会委員】
京都創生百人委員会の設立は,誠に時宜を得たものであります。本委員会をはじめとする一連の活動が,京都の保全・再生・創造に大きな果実をもたらすことを期待しております。

大原謙一郎氏【財団法人大原美術館理事長】
日本が国の風格を取り戻すために,ついに京都が動き出したかと心がおどります。
私は,神戸生まれ京都育ちの倉敷人ですが,倉敷もささやかながら志を同じくしたく願ってます

岡﨑甚幸氏【武庫川女子大学教授、京都大学名誉教授、日本建築学会京都の都市景観特別研究委員会委員長、京都の都市景観の再生特別調査委員会委員長】
「空襲を免れた歴史都市京都」
歴史都市京都が第二次世界大戦で空襲の戦禍を免れたのは,京都が国家の財産であるばかりでなく,人類全体の財産であったからである。しかしその都市景観を無秩序な開発から守ることができないのは,京都市民にとって,国民にとって誠に不名誉なことである。歴史のある建物やさまざまな文化遺産に恵まれた都市を訪れ,またそこに住めば,歴史都市は我々の現在の生活に価値観を与え,さらに時代を超えた天才たちの競演を享受させてくれる。交通や情報の発達によって広い空間の中に住むことが可能になった我々は,歴史都市においてもっと広い時間の中に生きるさらに豊かな生活を可能にできる。だから京都は人類全体の財産である。

岡田節人氏【JT生命誌研究館顧問、京都大学名誉教授】
この委員会の設立は,心強いことで,とりわけて現在の世界,日本,京都の現状において特別な意義と義務があると信じます。

岡野玲子氏【漫画家】
いよいよ人間の魂の奥に秘められていた深甚な神秘が表に顕れ物質的な合理性と統合する婚礼の時期。古えの賢人たちがこの都市に施していた慧智を、完成度を人類があらためて認識する。そんな劇的な瞬間に,願わくば,立ちあいたい。

小川後楽氏【小川流煎茶六代目家元、京都造形芸術大学教授】
京都の自然の美しさを当然のものとして享受し,先達の偉業,古人の糟粕をなめ大言壮語しておきながら,京都の恩恵を忘れかけていただけに,「国家戦略としての京都創生の提言」はまさに頂門の一針。このアピールに応えねばと熱く燃えています。

朧谷寿氏【同志社女子大学教授】
長い歴史に培われてきた京都には様々な生業が息づいている。「いけず」「したたか」もその所産。近年これが薄まってきていることで,京都らしさが目減りしてきているのでは・・・。よい意味での,これらの復権を願っている。この会が実ある京都の復興への起爆剤となることを期待している。

恩地惇氏【株式会社ジンケイ京都取締役社長】
今,京都に足りないものは「前衛」の資質です。前衛とは問題の解決に毅然として立ち上がる精神を言います。そしてその支えとなるものにこそ「伝統」という存在があります。前衛は伝統により鍛えられ,伝統は前衛によりその輝きを増す,つまり伝統なきところ前衛は生まれません。
飽食,浪費,環境破壊,人心荒廃・・・混迷の現代社会への勇気ある回答こそは伝統文化の地,京都が世界から望まれている最も大切な使命だと考えます。

梶田叡一氏【京都ノートルダム女子大学学長】
歴史と文化の街として,より一層京都を育てていくことに,心から賛同致します。
ただし,後ろ向きになり過ぎず,「温故知新」で未来創造の姿勢でやっていきたいと思います。

加藤邦男氏【大阪産業大学教授、京都大学名誉教授】
建築設計,建築論研究の立場から,京都の都市発展には大きな関心を払ってきました。多くの識者の発言の場が開かれ,実践に反映されるシステムができることに賛意を表します。古都がよりよい未来の生命を育んでゆくのに少しでも関与できれば幸いです。

金井秀子氏【財団法人京都市女性協会理事長、京都文教短期大学教授】 
国家戦略としての京都創生の提言」は大変重要なことと存じます。京都は京都人の京都でなく,日本の京都でもなく,世界の京都として,大いなる人類の遺産として,考えていく必要があると考えます。未来のためにも積極的に取り組んでいかないと,100年先には京都の自然・文化などがどのような状態になっているのかを思うだけでも危機感を感じます。

金子兜太氏【俳人】
「国家戦略」の語やおもしろし。大賛成。

神谷雅子氏【京都シネマ代表、立命館大学非常勤講師】
「国家戦略」としての「京都創生」というアプローチは,文化国家(として在って欲しい)「日本」にとって,とても大切な視点だと思います。世界に例を見ない「京都」という都市を,国家戦略として「創生」「活用」していくことが,日本全体の文化度を高め,文化で世界をリードする方向に向かって欲しいと願っています。

川那部浩哉氏【琵琶湖博物館長、京都大学名誉教授】
生まれて以来,引き続いては9か月以上京都を離れたことのない一人として,あらためて京都を創生することに賛意を表します。

観世榮夫氏【能楽師】
千年を超えて,培われ,養われきた,京都の文化は、今日の日本の文化を見直すこと,ひいては日本の文化伝統をしっかり見直すことに通じる大変重要な問題です。京都創生とは、その核になることと思われます。

北川正恭氏【早稲田大学大学院教授、(前)三重県知事】
文化に対する政治の考え方を決定的に改めるための象徴的な行為として,この委員会の発想,行動に敬意を表します。地域が変われば,日本が変わることを証明して下さることを期待致します。

絹谷幸二氏【東京藝術大学教授、日本芸術院会員】
山川草木に宿る神の声,あるいは仏の教えに耳を傾け,自然から「美しいとは何か」を学んだ人々がそれぞれの個性によって創造した,美しい街(京都)を今後とも創り続ける努力に微力ながら私もお手伝い致します。

久保田敏子氏【京都市立芸術大学教授】
京都創生百人委員会に御尽力いただき有難うございます。微力ながらお手伝いさせていただきたいと希っています。京都は芸能文化にとっても,「原点」であり「先端」でありたいと思います。

小松和彦氏【国際日本文化研究センター教授】
京都は汲めども尽きぬ生命の泉のようなところ。その魅力を探り,語り合いたいものです。

金剛永謹氏【金剛流宗家】
京都が生き生きとした文化都市として再生される為に,皆の知恵と力を結集していく京都創生百人委員会の設立の趣旨に賛同致します。

斎藤公男氏【社団法人日本建築学会会長】
今日、世界には大きなグローバリズムが渦巻き,日本もその流れの中で性急に均質化を迫られています。しかし我が国は,歴史的にも,文化的にも他の国にはみられないすぐれた個性があり,古来からの情緒や自然との共生の姿は世界に類例をみないものがあります。その凝縮した地こそ京都です。日本人の誇りと自信を再生させるためにも,国家戦略としての京都創生が必要と考えられます。美しい建築と地域を築くことをめざす私達,建築学会の願いでもあります。

堺屋太一氏【作家、内閣特別顧問】
近年京都の観光と文化は停滞気味,古寺と祇園だけではジリ貧になります。古都とはいえ,パリならどんどん新しいものができます。ユーロディズニーなども名所になり出しました。また新しいイベントも沢山あり,パレードのためには市内交通閉鎖も再三です。提言1.大阪御堂筋パレード,神戸のルミナリエと並ぶ秋冬新祭りを行い関西3大新フェスタで全国的世界的にする。提言2.北山の名画庭園に並ぶ書道(文字)公園など「3大名所」を作る。提言3.京都情報発信会議を設け,全国に著名にする。

坂本春生氏【2005年日本国際博覧会協会事務総長、財団法人流通システム開発センター会長】
京都は日本の誇りです。京都の良さを残し,京都の素晴らしさを全国に,全世界に発信することに心から賛同します。

佐藤禎一氏【ユネスコ政府代表部大使】
ユネスコの世界遺産に指定され,世界の人々に大きな感銘を与えている京都を,さらに国家戦略として創生しようと素晴らしい活動に心より賛同致します。

佐藤友美子氏【サントリー次世代研究所部長】
次世代のためにこそ京都を保全・再生・創造することが必要です。若い人達と共に,考え行動したいと思います。

潮江宏三氏【京都市芸術大学学長】
今日,世界的にも評価されている京都市立芸術大学は,京都という文化環境によって育て上げられてきた大学です。関西各地,中部地方,九州や中四国,さらには関東や北海道と日本各地から市域を越えて,あるいはまた世界各地から,学生や研究者が芸術の学びの場を求めて京都市立芸術大学に集まっているのは,まだ息づいている文化共同体としての京都の魅力に魅せられたからでしょう。文化の一極化と単層化が進む現在,京都はいつまでも生き生きした創造的文化共同体でなければなりません。わたしは,これからの日本文化にとって,この京都創生計画は非常に重要な意味をもっていると思い,心から賛同します。

下重暁子氏【作家】
京都は私たちの心のふるさと,文化の原点である。その変貌ぶりに訪れるたびに心を痛める。国として京都を守ることは,私たちの生活を守ること,文化を守ることだと思う。

マノジュ・L.シュレスタ氏 【甲南大学教授、スタンフォード大学客員教授】
趣旨に大変共鳴するところがございます。

新宮康男氏【住友金属工業株式会社名誉会長、関西広域連携協議会代表理事】
伝統的な文化の継承に注力することはもちろんであるが,新しい文化の創造により一層尽力して京都創生を図り,関西地域の繁栄のためにリーダーシップを発揮されることを期待します。

進士五十八氏【東京農業大学学長、同大学教授】
私も京都に全く無縁でありませんので,京都の創生に心から期待しております。応援も致します。

陣内秀信氏【法政大学教授、社団法人日本建築学会京都の都市景観の再生特別調査委員会委員】
京都の中心部に広がる町家,町並みは,日本の都市文化が生んだ最高の宝です。職(店)と住空間がこれ程見事に一体化し,しかもコミュニティを築き上げた例は世界にも類例がありません。これを継続発展させることは日本の大きな課題だと思います。

末次攝子氏【ジャーナリスト】
格調高い提言に賛同します。私は昭和21年4月京都でカケダシの新聞記者になりました。
戦火を免れたとは言え,山紫水明・千二百年文化芸術の王城の地に,紅毛碧眼の占領軍が濶歩する現実を,つぶさに体験しました。
以来ジャーナリストとして今日に至りましたが,その移り変わりを憶い,前途に希望を托して,御一同様の驥尾につらなりましょう。

須藤眞志氏【京都産業大学世界問題研究所所長、同大学教授】
国際都市「京都」というイメージを発信できるようにしたい。

杉田啓三氏【株式会社ミネルヴァ書房代表取締役社長】
京都に生き,京都をこよなく愛する者の一人として,京都の現状を座視できません。

杉本秀太郎氏【国際日本文化研究センター名誉教授】
この種の会あるいは会議が,ただにぎやかなだけのものになる例をかぞえれば限りがありません。そうならぬためには,どうあるべきか,それがいちばんの問題です。賛同しますが,大賛同でなくpetit賛同。

瀬戸口烈司氏【京都大学教授、(前)京都大学総合博物館長】
京都大学総合博物館では,常設展示で「京大の野外研究」を紹介しています。野外研究は京大の「お家芸」なのですが,学内の各種付属研究所センターは,そのお家芸の伝統を現代に継承する役目をはたしています。伝統文化を現代に受け継がせている京都の特徴が,京大にも見られます。大学の立場から京都創生に参画したいと願っています。

千宗守氏【武者小路千家家元】
微力ながら趣旨に賛同し活動を行い,自ら発信したいと存じます。

仙田満氏【環境建築家、東京工業大学教授、(元)日本建築協会会長、こども環境学会会長】
建築界も全面的に応援すると思います。また環境建築家として全力を上げて支援させていただきます。京都を守れなくて日本の歴史都市は守れません。

高田宏氏【作家】
生まれ故郷京都のために,微力ながらお役に立ちたいと思います。

龍村光峯氏【織物美術家、日本伝統織物保存研究会理事長】
私共は,今から10年前から,京都の伝統文化の一翼を担う千数百年続いてきた伝統的な「錦」の織物の伝承技術が危機的な状況にあることを憂い,有識者と共に「日本伝統織物保存研究会」を結成し,仕事が無く生活が出来ない,高度な専門技術を持つ各分野の職人達に「古代裂の復元」(伝統的染織紋織物の綜合的復元事業)を通じて仕事を創出し,これをビデオ・写真撮影,聞き取り調査などを通じて記録に遺す仕事をして参りました。京都の伝統文化と言っても,それを支える足下が崩れ去りつつあり,また,これらの伝統技術に潜む千年の知恵も失われつつあります。
伝承技術が遺っていれば,まだ新しく斬新なアイデアやセンスを注入して,世界的ブランド品に負けないものを造ることは可能ですが,精緻で高度な伝承技術が滅びてしまっては,それこそ京都の「創生」が不可能となります。

田中真澄氏【岩屋山志明院住職】
桓武天皇は「山河襟帯にて自然の城壁をなし,川の流れも清く景勝をなす。依ってこの地を王城の地と定める」としている。科学が発達すればするほど先人達がつちかってきた山紫水明の恵みを大切にしなければならないでしょう。歴史都市の将来への夢をつなぎたいと思います。合掌。

土岐憲三氏【立命館大学教授、歴史防災研究センター長】
京都に限らず我が国のこれまでの文化財保護においては,地震や洪水などの自然災害から守るという視点が欠落していたが,このことは今日では多くの関係者が認識するところである。特に懸念されるのは,地震後に起きるであろう市中の同時多発の火災による延焼である。
数十年以内に迫った東南海・南海地震やそれに先立つ内陸の地震による火災から,歴史都市や文化遺産を守ることも忘れてはならない重要な視点であろう。

徳倉修氏【株式会社川島織物セルコン身装・美術工芸事業部製作部部長】
伝統技術に固守することなく常に新しい技術を受け入れ,新たな伝統を築き上げる京都人でありたい。

富野暉一郎氏【龍谷大学教授】
京都が世界の文化首都として再生することは,力への信仰に逆戻りしつつあるかのように見える21世紀の地球社会にとってひとつの救いとなるのではないでしょうか。国家戦略という用語に違和感を持ちますが,趣旨に賛同致します。

仲尾宏氏【京都造形芸術大学客員教授】
京都を愛する者の一人として賛同します。
ただし,「国家」のために京都を賞揚する考えには賛成できません。国家はいつの時代にも市民に対するハード,ソフト両面を持った暴力装置です。それを自覚しない知識人は困りものです。市民のための日本社会の遺書としての京都を創生したいものです。

長田豊臣氏【立命館大学総長】
京都は1200年の古都であると同時に,その歴史と伝統に培われた文化,芸術,産業を基礎にして,新たな産業を生み出す豊かな土壌と文化を潜在的にもっていると思います。京都創生に賛同します。

中原昭哉氏【音楽評論家、財団法人京都市芸術文化協会副理事長】
明倫小学校が京都芸術センターへ
伝統と現代が一つの絆(きずな)となった市民の心の広場で新しい文化,芸術が創りだされていく。そのような京都創生に夢と期待をもって少しでもお役に立てればと思っています。

中村桂子氏【JT生命誌研究館館長】
正直に申し上げて,もっと早くこの活動があればよかったのにと思わないではありませんが,創生への活動には賛同し,期待します。ただ本当に創生をするには具体的プランを皆が共有することが必要でしょう。私のイメージは(素人のものです),平安京以来の文化と自然を生かした旧京都と京都駅を象徴とする新京都とを区分し,蓄積を生かし,新しいものを産み出す京都創生です(旧と新は,旧ローマ,新ローマの感じです。)素人のたわ言でなく,専門家からの提案で,10年後,20年後の京都をイメージしながら,活動の端くれにいられたら楽しいだろうなと思っています。

中村宗哲氏【千家十職塗師】
自らの立場で文化の糸を紡ぐ所存にてどうぞよろしくお願い致します。

中村順一氏【財団法人国立京都国際会館館長】
京都創生百人委員会に喜んで参加させて頂きます。特に「世界の中の京都」という視点から今後の京都を考えること,京都から世界への発信を強化することが重要であると考え,その面で何がしかのお役に立てれば幸いであると考えております。

中村良夫氏【東京工業大学名誉教授】
21世紀は国家としての文化戦略が国の死命を制するかも知れません。そして国際的な都市間競争の激化の中で生きのびるための戦略が必要になるでしょう。「政治的行為としての都市」における文化・祝祭・儀礼としての景観の重要性が認識されるべきと考えます。文化首都としての京都を制度化し,文化庁を京都へ移してはどうでしょう。

西村和彦氏【俳優】
守るだけでなく攻める考えを...
その為に若い人達の「力」にもっと期待してほしい...

西村惠信氏【花園大学学長】
古都京都を世界遺産としてもっともっと大切に保護すべきと考え,賛同致します。

西村恭子氏【美術プロデューサー】
京のまちから,何か,大切なものが失われて行くような肌寒さを感じながら暮しております。でも,希望を捨てず参加させていただきたく存じます。

畑正高氏【株式会社松栄堂代表取締役社長】
京都の活力や創造力が,再結集される日を夢見ております。日本史を彩ったこの桧舞台「京都」が,世界史をも動かせるように,英知を集め,展開できればと願っています。

畠中光享氏【日本画家、京都造形芸術大学教授】
京都創生 私もかねがね思いめぐらしてきたことです。趣旨に賛同し,努力致します。

馬場あき子氏【歌人】
京都が京都でなくなってしまう不安な悲しみを感じている人は少なくありません。
首都東京の歴史以上に,日本文化の首都であった京都の歴史は長く,日本文化の象徴としての京都の滅亡は,いわば日本の伝統の減亡でもあります。
手遅れ気味ながら,瀕死の京都を救う行動を起こすことに賛同したいと思います。

坂東三津五郎氏【歌舞伎俳優】
京都は日本の宝であり,世界の宝です。守るは大変,崩れるは一瞬です。大切にしていきたいと私も思っています。

樋口和彦氏【京都文教大学学長】
絶えず古くなる世界を新しく創出できる都(metropolis)は古今その数は多くない。日本の都市,京都は人々の『こころ』を癒す学術の都である。趣旨に賛同します。

日髙敏隆氏【総合地球環境学研究所所長】
京都のためにいくばくかでも力を尽くすことができればうれしいです。

平山郁夫氏【日本画家、東京芸術大学学長、財団法人文化財保護芸術研究助成財団理事長】
京都は,1200年の都としての歴史があり,また,有形・無形の歴史と伝統があります。また,各時代に作られた文化財や様々な行事がありますが,これを京都の人々が今日まで守り抜いてこられたのは素晴らしいことと思います。
京都を守りながら,一面,革新的な文化を発信する京都のエネルギーに敬服します。
京都は,日本人の文化の心の古里です。皆で守って,後世に伝えたいと思います。

福原義春氏【株式会社資生堂名誉会長】
都市は形成以来,重層的に記憶と遺産をのこす。千年の歴史を持つ京都こそ日本のシンボルとして再生すべきである。

冨士谷あつ子氏【評論家、京都生涯教育研究所長】
京都は,生きてゆく人々の姿の中にこそあると考えます。『京おんなの京』(白川書院,1973年)を世に送ってから,”京かたり”をTV,雑誌等でつとめて来ました。京都府観光基本構想の委員として策定の審議に拘り,21世紀ビジョン懇談会で各種の提言も試みました。
今,京都学構築を呼びかけています。結果として,町衆,市民の重視をと思います。

オギュスタン・ベルク氏【フランス国立社会科学高等研究院教授】
この二十一世紀にこそ,京都を中心に,日本の風土性を生かそう!

本庶佑氏【京都大学教授】
大変重要な活動と存知ます。
あまり力になれないかもしれませんが,できるだけ御協力させていただきます。

眞木準氏【コピーライター、クリエイティブ、ディレクター】
「温故知新」を最近の中国では「温故創新」と言うそうです。
コピーライターとして,「京都創生」のため言葉とアイディアとマーケティングで「創新」のお役に立てればと思います。

松浦晃一郎氏【ユネスコ事務局長】
この度「京都創生百人委員会」設立に向け,ご案内をいただき誠に光栄に存じます。喜んで参加致します。日本の財産というべき京都の文化遺産と美しい町並みを守っていくために少しでもお役に立てればと思います。

ポール・マッカーシー氏【駿河台大学教授】
京都は日本はもとより世界の人々にとっても,かけがえのない貴重な文化都市であることは言うまでもありません。よろこんで参加させていただきます。

黛まどか氏【俳人】
京都の危機イコール日本の危機。
世界が私たち日本人の良識と行動を見ているのではないでしょうか。

水谷幸正氏【(前)浄土宗宗務総長】
梅原猛先生のご努力に感謝致しております。文化都市京都の再生,創造にそれなりの協力を惜しみません。

光井正人氏【学校法人日本放送協会学園、(前)NHK京都放送局局長】
人類は自らの生産活動の拠点として町を作り,自らの手で破壊も繰り返してきました。世界中でどれほど多くの町が「遺跡」になってしまったことでしょう。京都は,幾たびかの戦乱で破壊も経験しましたが,そのたびに不死鳥のように蘇り,今も「生きた町」として,文化的な創造・継承活動を続けています。
世界中の人々が文化の素晴らしさと平和の尊さを学ぶことのできる,「遺跡」ではない「生きた町・京都」の存在を,世界へ向けて強力にアピールしなければなりません。放送に携わる者として,京都からの情報発信の更なる充実,強化に努めたいと思います。

三村浩史氏【関西福祉大学教授、京都大学名誉教授、日本建築学会京都の都市景観の再生特別調査委員会委員】
国家戦略という意味を,京都市民,多様な機関・自治体の自発的な活動力を基調とする国民,世界の人々との連携,それをサポートする国家のあり方としてとらえたいと存じます。

宮坂宥勝氏【真言宗智山派総本山智積院化主、名古屋大学名誉教授】
一千年の古都京都を守る京都創生百人委員会の趣旨に賛同し,出来る限りの協力を致します。

宮島達男氏【有限会社宮島達男事務所】
文化・芸術は国家戦略にとの方向は頼もしいと思います。京都はまさに文化・芸術の宝庫です。期待しています。

三輪泰司氏【アルパック株式会社地域計画建築研究所取締役会長】
京都の市民として,日本の国民として,そして地球上に生かせていただいている人間として,まず自らを律し,ことを正すことを基とし,日々の行いをして行きたいと思います。
願わくは,志を同じくする人々の輪が大きくひろがり,強く繋がり,街も人も健やかになりますよう,念じます。

森村誠一氏 【作家】
京都は日本の宝であると同時に世界に誇る歴史的文化遺産です。私個人にとっても京都が日本にあるということは大きな恩恵です。

森村泰昌氏【日本画家、京都造形芸術大学教授】
古いものと新しいものが融合する京都の文化を守り,また育てて行くことで,過去の歴史と未来がつながってゆく。こんなに素晴らしいことはないと思います。

門内輝行氏【京都大学大学院教授、早稲田大学教授】
日本建築学会京都の都市景観特別研究委員会幹事として4年間にわたって,「京都の都市景観の再生」に関する調査研究に携わり,その成果をふまえて,「京都の都市景観の再生に関する提言」のとりまとめを行いました。そして現在,日本建築学会に「京都の都市景観の再生特別調査委員会」を設置し,岡﨑甚幸委員長の下で幹事として活動を開始しています。
そのような立場から,引き続き歴史都市,京都創生に力を尽くしていきたいと考えていますので,よろしくお願い申し上げます。

安本典夫氏【立命館大学教授】
全国の人々の汗によってつくり出された財が,千年以上にわたって京都に集積され,この中で香り高い文化が形成されてきました。これは国民全体の支えの中で活用,創生されうるものであり,また,そのためにこそ京都市民は自らを律し,なかんずく地権者は自らの私益のための土地利用によって地域空間を食いつぶすことをしないという大きな責務を負っていると考えます。

山口祥二氏【和菓子株式会社末富専務取締役】
京都の文化・芸術は日本人のこころとして現代社会に必要である。現代社会に重要な役割を果たしている国家財産である京都を守っていく為に京都創生に賛同致します。

山口富蔵氏【和菓子株式会社末富社長】
京都生れ,京都育ちの人々の誇りを高める京都創りを。

山口昌男氏【札幌大学教授】
日本文化に核のようなものを持たせ,日本の精神を自覚して貰うために京都を創生していく,このような考え方に賛意を表象します。

ツトム・ヤマシタ氏【打楽器奏者】
素晴らしい趣旨に期待しています。

山田浩之氏【大阪商業大学大学院地域政策学研究科長、京都大学名誉教授】
歴史都市,京都の再生と創生は国家事業として考えるべき時代になったと考えます。

山野エミール氏【株式会社ヤマノアンドアソシエイツ代表取締役社長】
素晴らしい趣旨の会のメンバーに加えて頂けることを光栄に思い,微力ながら,お役に立てるよう努力したく思っております。

山本壯太氏【NHK文化センター常務取締役大阪総支社長、(前)NHK京都放送局局長】
「国家戦略としての京都創生の提言」の四ヶ条の実現をめざして,微力ながら力を尽くしたいと思います。縦・横の組織・システムの連携を強化し,京都という磁場の吸引力を高めましょう。

湯浅叡子氏【財団法人千里文化財団専務理事】
京都人の誇りを,排他的で仲間うちのものとせず,世界に向けて開け放たれること,これを望んでおります。

横山俊夫氏【京都大学教授】
文明という漢語の,もとの意味は,天と地と人とが,あやを織りなし,輝きを放つことであった。地には,人以外の,すべての生きものも含まれている。京都は,そのような文明を,はんなりと,はぐくむところであってほしい。

吉田和男氏【京都大学大学院教授】
京都は日本というコンセプトの源流であることを認識すべき。

吉田孝次郎【財団法人祇園祭山鉾連合会理事長・京都生活工藝館無名舎代表】
美しい街 京都! 公道(こーと)観の復権!

頼富本宏氏【種智院大学学長】
京都の創生は,単に一地区の復興にとどまらず,日本全体,さらには地球規模での人間と文化の創生につながると確信しています。

ランディーチャネル 宗榮【茶道裏千家教授】

伝統と創造とは,一見全く違うように思われるが,創造が無ければ伝統はうまれない。
伝統を伝統的に守るということは大切なことであるが
そのことを守りつつ,常に新しい伝統を創るべきであると思う。
そして,京都の文化は日本だけのものではない。
世界の宝物であるということを感じて欲しい。

冷泉為人氏【財団法人冷泉家時雨亭文庫理事長、冷泉家25代当主】
京都創生は大事なことと思います。行政,京都市として本腰を入れて,真の京都創生を考えとおられるとするならば,微力でありますが,お手伝いさせていただきます。

バーバラ.ルーシュ氏【中世日本研究所所長、コロンビア大学名誉教授】
日本という国からも,そして京都の企業からも,海外への援助が増えつつある。これは必要なことでもあるが,灯台もと暮らしの側面もある。明治維新の廃仏毀釈によって,門跡尼寺は京都と奈良に13しか残っていない。世界のなかでもきわめてユニークなこれらの文化遺産は,いまや「絶滅種」となってしまっている。十年以上にわたって中世日本文化研究所は,外国からの資金を募って,京都のこれからの誇るべき宝と伝統を守るための努力を重ねてきた。この度の「京都創生」を心からお喜び申し上げたい。

渡辺定夫氏【東京大学名誉教授】
優れた都市は,誇りをもっています。それを持続することは歴史の表現です。また,多様な人々が選択できる都市空間を備えています。そのような都市空間の価値を高めることが,都市計画の目的です。都市空間は,住(家)柄,場所柄,人(まち)柄等によって評価されるものですから,これら3柄を適切に向上させると,誇り高い都市へ向かうと思います。

渡辺淳一氏【作家】
京都人の伝統にあぐらをかく態度を改めないかぎり,再生は難しいと思います。

お問い合わせ先

京都市 総合企画局総合政策室京都創生担当

電話:075-222-3375

ファックス:075-212-2902

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