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次期京都市基本計画策定のためのアンケート調査結果について

ページ番号61713

2010年12月1日

~4800人を超える市民の皆様からの声を計画に反映します~次期京都市基本計画策定のためのアンケート調査結果について

 京都市では,市政の基本方針である「京都市基本構想」に基づく,2回目の長期計画として平成23年度から概ね10年間の市政運営の基本となる次期基本計画の策定に取り組んでいます。
 この基本計画の策定に当たって,市民の皆さんの様々なご意見やご提案を幅広くお聞きし,計画に反映するため,このアンケート調査を実施しました。この報告書はその結果をとりまとめたものです。
 調査は,外国籍市民を含む18 歳以上の市民1万2千人の皆様にご協力をお願いし,4,828 通に及ぶ回答をお寄せいただきました。
 アンケート調査にご回答いただきました市民の方々をはじめ,ご協力いただきました皆様方に対しまして心よりお礼申し上げます。

1 アンケート調査結果の主な特徴

● 「交通・道路」などのハード施策を重要だと思う人が減少し,「子育て支援」,「学校教育」などのソフト施策を重要だと思う人が大きく増加

 前回調査と比較すると,「子育て支援」,「学校教育」といったソフト施策を重要とする回答が10ポイント前後増加している一方,特に大きく減少(14ポイント)した「交通・道路」をはじめ,「住宅・住環境」や「都市整備・再開発」などのハード施策を重要とする回答はおおむね減少している(問19)。

● 仕事より家族の幸せを優先する人が7割

 「どちらかといえば,仕事よりも家族の幸せを優先」する層が50%で最も多く,「仕事よりも家族の幸せを優先」とあわせると68%が「家族優先」と回答(問7)。また,日常生活での充実感は「家族団らん」がトップ(問2)。

● 隣近所とのつながりを重視する市民

 市民の地域社会に対する態度では,「隣近所との付き合いを大切にしたい」層が8割を超えており,「隣近所の人との困ったときの助け合いや一人暮らしのお年寄りの世話など積極的な支え合い」も7割近い層が賛同。全国調査(選好調査)と比較すると「地域の人々との交流は大切だと思う」の比率はやや高い(問11)。

● 京都を魅力的と感じている人が増加

 「全体として」京都が魅力ある都市と答えた人が51%で,前回調査と比較すると10ポイント増加しており,「住む」,「働く」,「商売をする」,「学ぶ」など大半の項目において魅力があると答えた割合が増加している(問16)。
※ 比較対象とした各種調査
前々回調査 新京都市基本計画策定のための市民アンケート調査(平成2 
 前回調査 21世紀・京都グランドビジョン市民3万人アンケート調査(平成9年)
 世論調査 国民生活に関する世論調査(平成20年)
 家族調査 家族全国世論調査(平成20年)
 選好調査 国民生活選好度調査(平成18年)

2 アンケート調査概要

(1)調査目的

 次期京都市基本計画の策定のための基礎資料として,市民の生活実感や環境評価,地域とのつながり,京都の都市魅力やイメージ,まちづくりの課題に関する意識やニーズを探るために実施

 

(2)調査対象

18歳以上の京都市民12,000人(うち外国籍市民367人)

※ 平成20年11月1日現在の住民基本台帳登録者及び外国人登録者から無作為抽出

(3)調査方法

調査票の配布及び回収は,郵送法により実施

(4)調査期間

平成20年11月14日金曜日~12月1日月曜日

(5)回収状況

有効回収数: 4,828(有効回収率 40.2%)

(6)回答者の属性

 

性別:男41.5%,女56.6%,無回答1.9% 年齢:18歳から29歳10.7%,30歳代15.4%,40歳代14.4%,50歳代16.5%,60歳代21.4%,70歳代以上20.0%,無回答1.5%

3 その他

調査結果は,次期基本計画策定のための検討組織「未来の京都創造研究会」に提供するなど,今後の計画策定に向けた資料として活用致します。

  

お問い合わせ先

京都市 総合企画局都市経営戦略室

電話:075-222-3030

ファックス:075-213-1066

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