MICEとは
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2019年9月27日
MICEとは
MICEとは,M(Meeting/ミーティング),I(Incentive tour/インセンティブツアー),C(Convention/コンベンション),E(Event/イベント・Exhibition/エキシビション)の4つの頭文字をとった造語です。
MICEの振興によって交流を増やすことは国や都市の活力につながる重要な機会として,世界各国・各都市においてもMICEの振興に積極的に取り組んでいます。
※観光庁の定義に沿って,MICEを以下のように位置付けます。
類型別 | 内容 | 例 |
M(Meeting・ミーティング) | 企業の会議 等 | 海外投資家向け金融セミナー,グループ企業の役員会議,新商品発表会 等 |
I(Incentive・インセンティブツアー) | 企業が従業員の表彰や研修などの目的で実施する旅行(企業報奨・研修旅行) | 営業成績優秀者に対する本社社員によるレセプション,表彰式や,自社社員のやる気向上や取引先顧客への販売促進を目的とした旅行 等 |
C(Convention・コンベンション) | 国際団体,学会,協会が主催する総会学術会議 等 | 第4回「国連世界観光機関/ユネスコ 観光と文化をテーマとした国際会議」/令和元年,第14回国連犯罪防止刑事司法会議(京都コングレス)/令和2年 等 |
E(Event・イベント/Exhibition・エキシビション) | 文化・スポーツイベント,展示・見本市 | ラグビーワールドカップ2019/令和元年,東京オリンピック・パラリンピック/令和2年,関西ワールドマスターズゲームズ2021/令和3年 |
「京都市MICE戦略2020」の概要
1.目標
コンベンション開催件数の世界順位:2020年(令和2年)までに世界35位を目指す。※ICCA統計基準
外国人参加者比率の国内順位:国内1位を堅持する。※JNTO統計基準
※国際会議の統計は,ICCA(国際会議協会)やJNTO(日本政府観光局)から発表される統計数値が参考にされるケースが国内では一般的ですので,以下にその基準を抜粋します。
1.ICCAの国際会議の定義は以下のとおりです。
・開催国:3箇国以上での持ち回りの開催実績がある会議
・参加者総数:50人以上
・開催期間:定期的に開催している(1回のみ開催した会議は除外)
2.JNTOの国際会議の定義は以下のとおりです。
・主催者:「国際機関・国際団体(各国支部を含む)」又は「国家機関・国内団体」
・参加者総数:50人以上
・参加国:日本を含む3箇国以上
・開催期間:1日以上
2.4つの施策
(1) 開催支援メニューの充実,産学公連携の強化,宿泊・飲食・会場施設等をコーディネートする組織やワンストップ窓口を開設するなど,主催者が京都を選択しやすい環境を整える。
(2) 京都にふさわしいMICE誘致の強化を図る。とりわけ,ミーティング・報奨旅行対策の強化などMICEによる経済効果を最大限にする。
(3) 環境・科学・文化・歴史など世界の平和や人類の未来に貢献する国際会議の誘致を図る。
(4) MICEの開催を通じて都市の活力を向上させる。
添付資料
お問い合わせ先
京都市 産業観光局観光MICE推進室
電話:075-746-2255
ファックス:075-213-2021