平成25年12月京のあぜ道・京のやま道
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2016年7月7日
平成25年12月24日
恒例の「すぐき」奉納 ~伝統ある上賀茂神社の神事~
12月8日(日曜日),今年も「すぐき(漬け物)」を上賀茂神社に奉納する神事が厳かに執り行われました。
北区上賀茂地域の特産物であるすぐき菜は,記録によると300年の歴史をもつ特異な野菜で,古くから北区上賀茂や深泥池地域周辺で栽培されてきました。
収穫されたすぐき菜は,各々の農家で伝承されている特徴ある方法で樽に漬け込まれます。その後,一定期間の熟成を経て「すぐき(漬け物)」に加工され,京都を代表する冬の味覚として漬物業者等を通じて市場へ供給されます。
今年は,天候不順の影響で,農家の皆さんは肥培管理に大変な苦労を重ねてこられました。
この度,ようやく製品の完成時期を迎え,京都市農業協同組合の組合員の皆さんが,感謝の祈りを込めて「すぐき」が入った樽を奉納されるに至りました。
奉納の当日には,神社を訪れた市民や観光客への「すぐき」の無料配布も行われ,伝統ある神事の情景に足を止め,興味深そうに見入っておられました。

奉納する樽を運搬する生産者

一同で神事に臨みます
(北部農業振興センター)
「久我・食農ふれあいの杜体験農園」しめ縄づくり体験を行いました!
「久我・食農ふれあいの杜体験農園」では,お米づくり体験教室の副産物である藁を利用し,しめ縄づくり体験が行われました。
入園者の多くは初めての体験でしたが,四苦八苦しつつも大いに盛りあがりました。
来年は一緒に参加してみませんか?
同農園に興味のある方は東部農業振興センター(TEL:075-641-4340)までお問い合わせください。

(東部農業振興センター)
平成25年12月17日
「久我・食農ふれあいの杜体験農園」沢庵漬けチャレンジ体験実施中!
「久我・食農ふれあいの杜体験農園」では,入園者が育てた長大根の沢庵漬けに挑戦しています。1月に出来上がる予定で,参加された皆さんは自分で育てた長大根が美味しい沢庵になるのを心待ちにしています。
来年は一緒に参加してみませんか?
農園に興味のある方は東部農業振興センター(TEL:075-641-4340)までお問い合わせください。
(東部農業振興センター)
木質ペレットストーブで温まっていきませんか?
京都市では,再生可能な燃料であり,未利用の森林資源を原料とした木質ペレットの需要拡大に取り組んでいます。
木質ペレットを燃料とするストーブやボイラーが徐々に広がりつつある中,京都市の京北合同庁舎や道の駅ウッディー京北では,木質ペレットの魅力を体感してもらうためにストーブを設置しております。
ここ京北でも日増しに冬の足音が聞こえており,先日,木質ペレットストーブに火が灯されました。
これから寒い日が続きますが,京北へ遊びに来られた際は,木質ペレットストーブで温まっていきませんか?「火」のゆらめきが見える仕組みになっています。
■道の駅ウッディー京北では,喫茶スペースに設置されているので,休憩しながらゆったりとした時間を過ごすことができます。
<参考ページ>
木質ペレットとは https://www.city.kyoto.lg.jp/menu2/category/32-9-2-3-0-0-0-0-0-0.html
右京区京北地域の「母樹」を見に行きませんか?
右京区京北地域には,優秀なスギやヒノキの種子や苗木を供給する目的で育てられた樹木12本(スギ,ヒノキ)が,昭和61年(旧京北町)より「母樹」として指定されています。
いずれも樹齢100年を超えており,200年,300年を超えるものもあります。中には320年を超えるスギもあり,このスキ゛が生まれたのは江戸時代前期,徳川綱吉による「生類憐れみの令」,松尾芭蕉による「奥の細道」が出された頃になるようです。今では「母樹」としての役割と地域の巨木名木(象徴木)として管理されています。
京北地域は面積の90%以上が森林であり,市内で唯一の原木市場があるなど,古くから林業が基幹産業として栄えてきたところです。
これから木造住宅の購入を考えられる方,まちなかではなかなか味わえない木の魅力に触れてみたい方,是非一度,京北地域へ遊びに来てください。
休憩処の「道の駅ウッディー京北(京北周山町)」では,木工品や地場野菜等が販売されており,木質ペレットを燃料とした木質ペレットストーブが焚かれていますよ。
(京北農林業振興センター)
平成25年12月2日
☆上賀茂特産「すぐき漬」の季節がやってきました☆
京都を代表する漬物のひとつである北区上賀茂地域の特産「すぐき漬」は,江戸時代からの長い歴史を持つ漬物で,乳酸菌による独特の風味で知られる京都の冬の風物詩です。原料となるすぐきの生産から漬物加工までを全て農家の手で行うのが特徴で,今年も収穫から加工の時期を迎えています。
すぐき漬の原料はすぐきと塩のみです。すぐきの表面を削る「面取り」や「荒漬け」,「本漬け」の工程の後,室(むろ)に入れて乳酸発酵を促し,約3~4週間ほどで「すぐき漬」ができあがります。
いよいよ「すぐき漬」がお店に並ぶ季節になりました。味わい深い酸味と爽快な歯ごたえをぜひともご賞味ください。
「面取り」の作業
大きな樽での「荒漬け」
「本漬け」の様子
(北部農業振興センター)
11月は京都市秋の農林業イベントのシーズン! ~京北ふるさとまつり農産物品評会~
11月3日(祝・文化の日)に,右京区京北合同庁舎周辺で「2013京北ふるさとまつり」が開催され,恒例の農産物品評会も行われました。
今年は真夏の猛暑や台風18号の被害が大きく,農作物づくりには厳しい気象条件の年になりましたが,農家の皆様の御協力を得て昨年並みの出品数をいただき,即売も多くのお客さんが買い求められ,盛況でした。審査の様子
即売を待つお客さんが並びます
今年度の京都市長賞に選ばれた「京北子宝いも」は,京北の新たな特産農産物を目指す「新京野菜」の一つで,小いもが鈴なりに付く様子から,京北地域が子宝に恵まれて,より一層の活性化を願って名付けられたものです。
味は「とろみ成分が多くて美味しい」,調理する時に「手がかゆくなりにくい」等の特徴があり,これからの寒い時期には「煮っころがし」等に重宝されることでしょう。
京都市長賞「京北子宝いも」
お買い求めは,道の駅「ウッディー京北」等でどうぞ!
※「子宝いも」は栽培農家が少なく,売り切れになることも多いため,購入される時は事前にウッディー京北
へお問い合わせいただくことをお勧めします。
・道の駅「ウッディー京北」 TEL 075-852-1700 HPはこちら
リーフレットのダウンロードはこちら。
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(京北農林業振興センター)
「洛北ふれあい体験農場」いよいよ収穫本番スタート!!
毎年恒例の洛北農業クラブの運営による「洛北ふれあい体験農場」が,今年は北区上賀茂地域において開催されています。九条ねぎを始め聖護院だいこん,みず菜などの京の伝統野菜を含めた多彩な秋冬野菜の栽培にチャレンジしています。
入園者の中には,「種まきをするのも始めて!」という初心者も多くいらっしゃいますが,老若男女それぞれが楽しく土に触れあっています。
11月2日(土曜日)は菜類を中心に,心待ちにしていた収穫本番スタートの日となりました。立派に生育したみず菜やこまつな,春菊は,ブルーシートに集めた後,人数分に分配され,各自で袋一杯に詰め込んで持ち帰られました。
今回で4回目の作業になり,地元の若手農業者と入園者が打ち解けた雰囲気の中,全員で一心に作業する姿が印象的でした。
この体験農場は,合計7回の作業を予定しており,来年1月の中旬まで続きます。聖護院だいこんや九条ねぎの収穫は,次回以降のお楽しみ!まだまだ,収穫は続きます。

こんなに立派に育ちました!

各種菜類をセットにして
(北部農業振興センター)
お問い合わせ先
京都市 産業観光局農林振興室
電話:【農林企画課】075-222-3351【林業振興課】075-222-3346
ファックス:【農林企画課】075-221-1253【林業振興課】075-221-1253