平成24年1月京のあぜ道・京のやま道
ページ番号112714
2012年1月16日
京のあぜ道・京のやま道
新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
平成24年1月16日
ふれあい体験農場参加者品評会開催
9月から西京区大原野で開設されている「ふれあい体験農場」では,
参加者の皆さんが丹精込めて作った大根やこかぶ,ほうれんそうなどが収穫期を迎えています。
昨年12月20日には,大根とこかぶの品評会を開催しました。
今年も虫害に悩まされましたが,苦労を乗り越えた自慢の一品を出品されました。
審査員を務める講師の方々も甲乙つけがたい出来栄えに頭を悩ませておられました。
参加者の皆さんも「きれいな大根!」「どうしたらこんなに大きく育ったの?」などと
言い合いながらお互いの大根とこかぶを比べ,審査に参加されていました。
審査の行方が気になります
自信作が並びます
(西部農業振興センター)
木材の素晴らしさを新発見!(京都市京北林業振興展)
京都市京北林業振興展は,京北地域の林業発展を願って毎年行われ,
今年も10月から12月にかけて木材まつり,桁原木まつり,磨丸太まつりの
各イベントが開催されました。
◎第37回木材まつり(平成23年10月26日(水曜日)開催)
山から切り出された丸太の市売りとして,株式会社 北桑木材センター(右京区京北下弓削町)
で開催され,当日は2,073㎡もの優良材の出品がありました。
また,市民の方に木材について広く普及啓発するイベントとして,
京北地域の木材で建てた家の見学会も実施されました。
◎桁原木まつり(平成23年12月10日(土曜日)開催)
桁原木は,住宅の軒桁(のきげた)などに使われる桁丸太の原木のことで,
加工業者によって樹皮を剥いで美しく磨きあげられますが,傷や凹凸の
少ない原木を育てるための枝打ちや,原木を傷つけない伐採や搬出技術等,
長年の知恵と熟練の技による希少価値の高いものです。
桁原木まつり(桁原木の市売り)は,協同組合 京北木材総合センター(右京区京北鳥居町)
で開催され,会場には479本の桁原木が出品されて所狭しと並べられました。
◎磨丸太まつり(平成23年12月22日(木曜日)開催)
和室の床柱等に使われる磨丸太の市売りは,
京北銘木生産協同組合(右京区京北細野町)で開催され,
2,226本の磨丸太が出品されました。
素材,桁原木,磨丸太は各市売りで,長年伝わる「せり」の手法により,
威勢の良い掛け声のもと,次々にせり落とされました。
磨丸太まつりでは,振興展の締めくくりとして林野庁長官賞等各賞の表彰式
があり,これまでは受賞材の出品業者が表彰されていましたが,今回は
受賞材を育てた山林の所有者が表彰されました。
参加された市民の方から
「市売りの様子や木材の流通を知ることができて興味深かった。」
との感想をいただき,京北地域の木材について知っていただく有意義なイベントと
なったと感じております。
これからも,この振興展が林業・木材産業関係者の方の励みとなって,
末永く継続されることを願っています。
(京北農林業振興センター)
お問い合わせ先
京都市 産業観光局農林振興室
電話:【農林企画課】075-222-3351【林業振興課】075-222-3346
ファックス:【農林企画課】075-221-1253【林業振興課】075-221-1253