平成23年1月京のあぜ道・京のやま道
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2016年6月6日
京のあぜ道・京のやま道
平成23年1月27日
京都市京北林業振興展
木材の収穫祭とも言える京都市京北林業振興展(木材まつり,桁原木まつり,磨丸太まつり)が昨年秋から冬にかけて,それぞれ開催されました。今年度は,北桑田高校放送部の生徒に,開会式や表彰式の司会を務めて頂きました。全ての競り市で,出品数量,総売上ともに前年度を上回り,競り市の会場は活気があり,盛況のうちに終わりました。
<木材まつり>
木材まつりは,平成22年10月26日(火曜日)北桑木材センターで開催されました。
最も高く競り落とされたのは,近畿中国森林管理局長賞を受賞した比賀木材のヒノキ(4m×56cm)で,627,000円でした。
<桁原木まつり>
桁原木まつりは,平成22年12月11日(土曜日)京北木材総合センターで開催されました。
最も高く競り落とされたのは,実行委員長賞を受賞した中坂木材株式会社のスギ(20.0m×22cm)で,81,000円でした。
<磨丸太まつり>
磨丸太まつりは,平成22年12月22日(水曜日)京北銘木生産協同組合で開催されました。
最も高く競り落とされたのは,近畿中国森林管理局長賞を受賞した明田林業のアカマツ(3m)で,70,000円でした。
(京北農林業振興センター)
平成23年1月17日
あけましておめでとうございます!
昨年は「京のあぜ道・京のやま道」を御覧いただき,ありがとうございました。
本年も京都市の農業・林業について,様々な情報をお届け致します!どうぞよろしくお願いします。
大枝の筍畑で市民ボランティアが落葉を有効活用!
1月12日(水曜日)に実施した『大枝たけのこ再生研修農場』の一場面です。
この取組みは「市民と耕す農業支援事業」の一環として西京区大枝で実施しています。
地元農家の指導のもと,荒廃した竹林からたけのこ畑へ再生するボランティアの育成を目指し始めたもので,今年度で8年目を迎えました。今年度の参加者は50名弱でした。

白くてあくが少ないたけのこ栽培を目指し,昨年度の造園業者提供の剪定枝に代わって,今年度は,ニュータウンの街路樹の落葉等を中心に下草として敷詰め,本日の作業では早朝からほぼ一日仕事で土入れを実施し,桜の花が咲くまであとは待つだけとなりました。

(西部農業振興センター)
寒さにあたると美味しくなります!冬の葉物野菜
今年度は雪の多い年度となりました。京都市内でも雪ダルマがいくつも作られていました。
このような寒さにあたると,冬を越す葉物野菜は,寒さでギュッと縮むと同時に,甘味や栄養素も凝縮されて美味しくなります。中には,寒さによって赤く色が変わる葉物野菜もありますが,これは枯れることによる変色ではなく,アントシアニンという,元来野菜が持っている色素の凝縮によって起こる現象で,甘味が凝縮されているというサインです。例えば,茎の付け根が赤くなったほうれん草が挙げられます。
例年よりも寒さが厳しいこの冬,甘味がギュッと詰まった美味しい葉物野菜を楽しみましょう♪
冬が旬の京野菜レシピ1
・かき・しいたけ・ねぎの煮物

・材料
かき(むき身) 300g
白菜 250g
ねぎ 2本
生しいたけ 8枚
ゆずの皮 千切りにして少々
薄口しょうゆ 大さじ1杯
砂糖 大さじ1杯
だし 1.5カップ(およそ300mL)
・作り方
1 かきを塩水で洗ってから真水で洗う。白菜はザク切り,ねぎは5cmくらいの長さに切る。生しいたけは軸をとり、大きい部分は半分に切る。
2 鍋にだし・薄口しょうゆ・砂糖を入れて煮立たせる。
3 2 に白菜・ねぎ・生しいたけを入れて柔らかくなるまで煮る。
4 3 にかきを入れてサッと煮る。
5 4 を器に盛り付けゆずの皮を加えて,できあがり。
寒さの厳しい冬,旬の京野菜を使った鍋で暖まりましょう!
(農政企画課)
お問い合わせ先
京都市 産業観光局農林振興室