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新京野菜の紹介(京てまり・京あかね・京唐菜・京ラフラン…)

ページ番号34422

2025年6月10日

 ここでは、「京の旬野菜推奨事業」の中で、生産販売を強化している「新京野菜」についてご紹介します。

 京都には、賀茂なす、九条ねぎ、堀川ごぼうなど、京の伝統野菜(40品目、絶滅したもの、京の伝統野菜に準じるものを含む)がありますが、これら数多くの京野菜も、最初は新しい野菜として京都に入ってきたものが、現在まで京都の人々により、大切に守り継がれてきたものです。
 そこで、京都市では、西京区大原野地区に「開発野菜種子配布センター」を設置し、生産者や京都大学の協力を得て開発した野菜の有望品種の種苗を生産し、市内の農家に有償配布することにより、京都の気候風土にあった新しい野菜の開発・導入を進めています。

◆主な品種◆

  ・京てまり(きょうてまり)   ・京あかね(きょうあかね)   ・京唐菜(きょうとうな)

  ・京ラフラン(きょうらふらん)   ・京の花街みょうが(きょうのはなまちみょうが)

  ・京北子宝いも(けいほくこだからいも)   ・京の黄真珠(きょうのきしんじゅ)

京てまり

京てまり

 このトマトは、ミニトマトをやや大きくした程度の大きさで、鮮やかな赤色をしています。
 4月下旬から6月中旬と9月中旬から11月上旬にかけてが旬の時期にあたり、糖度は7~8度とかなり高く、フルーティーな味わいで大人から子供までおいしく食べていただけます。
 また、一般のトマトに比べ、βカロチン、ビタミンCが特に高く(「京てまりの栄養分析比較結果」参照)、非常に栄養価が優れています。

 しかも結実しやすくホルモン処理の必要がないため、環境に優しい栽培法で作ることができます。 

京てまりの栄養分析比較結果

京てまりの栄養分析比較結果
京てまり
NO.1
京てまり
NO.2
シュガートマトミニトマト
βカロチン(μg/100g)1,5001,4001,200840
ビタミンC(μg/100g)3538179

京てまり簡単レシピ

京てまり簡単レシピ

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京あかね

京あかね

 「京てまり」よりもひと回り大きなトマトで、形は砲弾型(縦長)をしています。

 また、「京てまり」に比べ味が濃く、しっかりとした肉質が味わえます。

京唐菜(葉とうがらし)

京唐菜

 葉と茎を食べるために改良された”とうがらし”です。普通のとうがらしの葉に比べ柔らかく、熱を加えると辛みとえぐみが消えます。
 また、夏が旬の時期にあたるため、栄養価も夏場のほうれんそうに比べてビタミンCやカルシウムが豊富で、夏場に不足しがちな葉物野菜として期待されています。

京唐菜簡単レシピ

京唐菜簡単レシピ

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京ラフラン

京ラフラン

 生でかじると大根のようで、ゆでると甘みがある、属間雑種(だいこんとキャベツ・コールラビ)により生まれた野菜で、花蕾、葉、茎を食用とします。3月中旬から5月中旬の、一般に野菜が少ない時期に旬を迎えます。病気に強く農薬も少なくて済むうえ、栽培の手間もあまりかかりません。

 栄養価が優れており、ほうれんそうと比べカルシウムが1.7倍、ビタミンB6が1.8倍、総ビタミンCが2.9倍含まれています。

京ラフラン

京ラフラン簡単レシピ

京ラフラン簡単レシピ

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京の花街みょうが

京の花街みょうが

 花穂を食用とする花みょうがで、晩夏から初秋にかけて収穫されます。通常のみょうがに比べて大きく、また紅色の発色が良く香りも良いので、みょうが寿司にも重宝されています。

京北子宝いも

京北子宝いも

 京北地域限定で栽培されている里芋で、10月から11月にかけて収穫されます。従来品種と比較して、とろみ成分が多くて美味しい、子イモが密集して着く、親イモも軟らかく食べられる、調理する際に手がかゆくなりにくい等の特徴があります。

京北子宝いも

京の黄真珠

京の黄真珠

 京の黄真珠は、直径5~8mm程度の小粒で香りが良く、黄色い丸型のとうがらしです。

 辛さは鷹の爪の2倍程度と言われ、乾燥させて香辛料として利用されており、色味や辛味付けに向いています。

 農家が栽培・収穫した後、障害者福祉施設で果実の選別したものを香辛料会社が製品化する、農福連携の取組が行われています。

京の黄真珠リーフレット

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お問い合わせ先

産業観光局 農林振興室

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