花脊松上げ
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2007年12月17日
月日:8月15日 場所:山村都市交流の森前
毎年8月15日,花脊八桝町では「花脊の松上げ」が行われます。この火伏せの神を祀る愛宕神社への信仰は,お盆の送り火と結びついた,と考えられています。
当日の昼間,トロギと呼ばれる檜(ひのき)の丸太が立てられ,地上から約20メートルのカサと呼ばれる先端に,木の枝や枯葉などが詰められます。夜,公民館に法被(はっぴ),鉢巻き姿の男たちが各自の家で作ったアゲマツと呼ばれる手松明(てたいまつ)を持参して集まります。
松上げは,このアゲマツに火を移し,トロギの先端のカサに向けて放り上げるのです。松上げが終了すると,男たちは「伊勢音頭」を歌いながら,公民館へ帰ります。