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区民ライターがゆく!頑張る中京人・魅力再発見(飲食店・ショップ)二条小屋

ページ番号349525

2026年2月3日

二条小屋(令和8年2月3日更新)


 「二条小屋」は、二条城近くにたたずむ小さなコーヒースタンドです。店主の西来昭洋(にしき あきひろ)さんにお話を伺いました。


〇中京区の建物と出会って

 西来さんは、建築の専門学校を卒業され、カフェを併設する建築事務所で働かれていました。もともと、建物やその改装が好きだったこともあり、改装ができる物件を探していた中、現在二条小屋となっているこの建物に出会い、魅了されました。またこの場所は近くに神泉苑があり、水と緑がある環境も好きという理由で、中京区にあるこの建物を選ばれました。

 最初からコーヒー店と決めておられた訳ではなかったのですが、西来さんの中で、コーヒースタンドのイメージが沸いたことから、二条小屋を開業されました。

〇素敵な空間


 入店してみると、開放的な空間が広がり、歴史を感じられる梁(※1)や鴨居(※2)が目に飛び込んで来ました。「この小屋は1945年の第二次世界大戦後に、バラック小屋のように古材を用いて建てられた住居だったようです。もともと鴨居の高さに天井があり、息苦しい印象で、壁もプリント合板が貼ってありましたが、取り払えそうなものを取り払い、土壁を出しました。土には調湿効果があるので、建物自体も呼吸ができるようにしています。」と西来さん。

 印象的な梁も鴨居も土壁も、天井やプリント合板をなくすことで生まれたものでした。建物にもともとあったものが活かされたここは、改装好きの西来さんの思いが詰まった素敵な空間だと感じました。

 ※1 梁… 建物の柱と柱の間に水平に架け渡され、床や屋根などの上からの荷重(重さ)を支え、柱へと伝える重要な構造部材(横木)のこと。

※2 鴨居… 和室などで障子や襖(ふすま)などの建具(引き戸)をはめ込む、柱間の上部に取り付けられた水平な木材(横木)のこと。

〇コーヒーカップを選ぶのは


 また店内の食器棚には、色とりどりのコーヒーカップやお皿が並んでいます。「紙コップもありますが、自分が愛でられるコーヒーカップで、コーヒーを提供したいという思いがあります。また深煎りや浅煎りなどコーヒーの種類に合わせてカップの口の薄さを選んだり、来店されたお客様それぞれの服装等から感じられるイメージをもとに食器を選んだりしています。」と西来さん。

 建物に持っていたイメージをコーヒースタンドとして形にされたように、食器の選び方、コーヒーの淹れ方、温度などにおいても、自身のイメージを形にされていて、コーヒーカップへのこだわりも感じました。

〇大切にしていること


 2025年6月に、開業から10年を迎えた二条小屋には、地元の人から観光客まで幅広いお客様が来店されています。「常連さん、新しいお客さんにかかわらず『一期一会』を大切に、お店を良いと思ってくれた人が入りやすいお店にしたいです。」と西来さん。

 二条小屋のコーヒーを飲ませていただくと、はじめ飲んだ時の印象はしっかりありますが、後味がとてもすっきりしていると感じました。「お店に来た人がコーヒーブレイクした時に、ちょっとした悩みがスッと消えていくような、すっきりとしたコーヒーを提供しています。コーヒーの後味の消え方と悩みの消え方が重なり、軽やかに帰っていける、そんなイメージを大切にしています。」とコーヒーへの思いも語っていただきました。

〇二条小屋 店主 西来 昭洋(にしき あきひろ)様よりメッセージ


 現在の世の中は変化が多く、戦争や物価高などいろいろと不安要素が増えてきていますが、マイナスな面をプラスに変えられる軽い気持ちで生きていけたらいいなと自分自身思っています。皆さんもそういう穏やかで、のほほんとした気持ちで暮らしていきましょう。

<詳細情報>

二条小屋

所在地:中京区最上町382-3

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