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区民ライターがゆく!頑張る中京人・魅力再発見(福祉・医療・生活)NPO法人 Reframe

ページ番号320496

2024年1月25日

NPO法人 Reframe(令和6年1月25日更新)


 Reframe(リフレーム)は、子どもから高齢者までが「自分らしく生きられる」社会、そして笑顔あふれる地域づくりを目指して、中京区を拠点に活動している非営利団体です。Reframeは、学校に行きづらい子どもたちのための居場所「くらら庵」を運営しており、学校や家庭以外に子どもが安心して過ごすことができ、学びの機会も得られる場を作りたいと、2021年5月にオープンしました。

 「くらら庵」では、自由に過ごせることをベースに、こども食堂や勉強会のほか、週に一度、「とびだせ!くらら庵」と題した屋外に出かける企画も行っています。科学実験やものづくり、芋掘り、わかさぎ釣り、1泊2日のキャンプなど、屋外でさまざまなプログラムを子どもたちに体験していただき、地域や社会との交流を持つことの大切さを伝えています。現在十数名の小学生が利用していて、学校や家庭以外で社会性を学べるサードプレイスとしての役割を担っています。


 一方で、外出することが難しい子どももいるため、不登校経験のある大学生スタッフとの、LINEを利用した無料相談にも取り組んでいます。さらに、今年11月からは、「自由に過ごすこと」が苦手な子どものニーズにも応えられるよう、隣接する町家に、カリキュラムを設けた「ゆらり庵」を新たにオープンしました。

 このように様々なニーズをもつ子どもを支援しておられるため、そのきっかけや原動力についてReframe代表理事の朝倉さんに伺うと、「私自身、困りごとを抱えながらギリギリの状態で学校に通っていた」と話され、大学卒業後、家庭教師の仕事をしている中で、当時の自分と同じようなしんどさを抱える子どもたちと出会ったことがきっかけとなりました。「何らかの助けになりたい」と思うようになり、中学生の頃からの友人(副代表の美濃羽(みのわ)さん)とともに、Reframeを立ち上げました。
 「自分が子どもの頃は、一人で悩みを抱えていた。相談できたり、理解してくれたりする人がいるだけで、救いになると思うので、一人でも多くの子どもにフィットする場を作りたいです。」と朝倉さん。「私は私らしく、あなたはあなたらしくいられる場所」を目指し、試行錯誤を繰り返しながら、子どもたちが主体となれる場づくりに取り組んでおられます。

 地域に「こんな場所があるんだ」と多くの人に知っていただくことで、笑顔で過ごせる子どもが増えるきっかけになるかもしれません。毎月第3日曜日には、子ども食堂が開かれ、どなたでも気軽に参加できるそうです。ぜひ一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。



NPO法人Reframe 代表理事 朝倉 美保(あさくら みほ)様からのメッセージ

 元気そうに見えても、実はそうではない子はたくさん居ます。そんな子どもたちが、少しでも「人生って楽しい」と思えるように、よりよいまちづくりに貢献したいと思っています。「サードプレイス」であるこの場所を多くの区民の方に知っていただき、そっと見守っていただいたり、ご協力いただけましたら、嬉しく思います。これからもよろしくお願いします!


<詳細情報>
 NPO法人 Reframe(リフレーム)
 活動場所:中京区西ノ京平町26番地(ゆらり庵)、28番地(くらら庵)
 ホームページ: https://reframe-npo.jp/外部サイトへリンクします

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京都市 中京区役所地域力推進室総務・防災担当

電話:庶務担当075-812-2420 地域防災担当、調査担当、企画担当075-812-2421

ファックス:075-812-0408