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区民ライターがゆく!頑張る中京人・魅力再発見(寺院神社)錦天満宮

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2023年3月17日

錦天満宮(令和5年3月17日更新)


★京都の大学に通う学生さんに区民ライターとして執筆いただいています!

  新京極商店街の中にある「錦天満宮」は、「知恵・学問・厄除け・招福の神様」として知られ、学業の神様「天神さん」こと菅原道真公を祀る、1000年を超える由緒のある神社です。京都の街中にある「天神さん」として古くから街を盛り上げています。

 四条通から新京極商店街の中に入り、少し歩くと、多くの提灯が目に飛び込んできます。そこが錦天満宮の入口です。てかてかと輝く「撫で牛(なでうし)」と言われる「神牛さん」に出迎えられ、本殿へと向かい、「天神さん」にお参りをすることができます。菅原道真公が生まれたのも、大宰府に左遷された日も、亡くなった日も25日であったこと(諸説あり)に由来し、全国の天満宮では毎月25日に「天神さんの日」として様々な催しが各地で開催されています。錦天満宮では、毎月の月次祭(つきなみさい、25日だけではなく1・15日も開催)の他、5月と11月の25日には、平安雅楽会による舞楽の奉納や遠州流の献花、和太鼓・獅子舞の奉納等、盛大にお祭りが開催されます。

 また、境内の手水舎からは、京の名水「錦の水」(地下水)が汲み上げられ、地元の人々がペットボトルやポリタンクを持って水を汲みに来られます。「地元の方々だけでなく、良い出汁を取るために、料理屋の方々の姿もお見受けします」と禰宜(ねぎ、宮司を補佐する者の職称)の新田 雅美さん。新田さんは禰宜になられる前は、薬剤師として働いておられました。しかし、宮司のお父様が高齢になられたことをきっかけに、「今後のことを考えたとき、使命感を感じてプレッシャーに思うこともありましたが、お参りする方の姿や、提灯の明かりをみると不思議と心が温かくなったり、周りの方々と地下水でつながれることが素敵と感じたりと、人々と神社をつなぐ役割を果たせられたらと思うようになりました」と、錦天満宮を継がれることを意識し始めました。
 新田さんのお父様であり、錦天満宮の宮司さんでいらっしゃる大和(やまと)政夫さんも、もともとは横浜でエンジニアとして働いておられ、多くの機械設計に携わっておられました。錦天満宮に訪れる方は誰でもお目にかかる「からくりおみくじ」も製作されました。「近くに来られた方や若い方々に気軽に来てほしい」という思いを込められたそうで、「おみくじを引く楽しさも共有でき、また、人々と神社がつながれるきっかけになれればと思っています」と話されました。「からくりみくじ」は錦天満宮だけではなく、全国の神社にも置かれているそうです。



からくりみくじ


大願梅(中に願紙を入れて奉納します)

錦天満宮 禰宜 新田 雅美(にった まさみ)様からのメッセージ

 繁栄を続けるこの街中で、この地域の方々の取組は時代に合わせた『みんなが過ごしやすいい場所』を常に考えておられ、とても素敵だと思います。錦天満宮もこの街中で調和共存し、伝統を守りつつ、皆様に親しまれながら心の拠り所であり続けたいと思っております。皆様、是非お気軽に神社へお参り頂き、ほっと一息心を休めて頂けたらと思います。


右側:新田さん、左側:学生ライター

<詳細情報>
 錦天満宮
 所在地:中京区新京極通四条上る中之町537
 電話番号:075-231-5732
 ホームページ:https://nishikitenmangu.or.jp/外部サイトへリンクします

 ★今回ライターを務めていただいた学生さん 京都女子大学 3回生 内海万知子さん

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