区民ライターがゆく!頑張る中京人・魅力再発見(飲食店・ショップ)オリジナル・キモノ みむろ
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2023年2月17日
オリジナル・キモノ みむろ(令和5年2月17日更新)
★京都の大学に通う学生さんに区民ライターとして執筆いただいています!
油小路通の二条通を少し上がったところに、呉服屋「みむろ」はあります。縁あって京都の呉服店で働いていた代表取締役の福岡義孝さんは、働く中で着物の知識が増えていくにつれて、着物の魅力を知り、愛着を持つようになったことがきっかけとなり、昭和47年に京都で創業されました。その後、呉服屋で培った豊富な着物の知識を活かし、京都以外の沖縄や越後、久留米などの上質な帯や着物も取り入れられ、「良い着物をより安く」を理念に、購入しやすい価格で様々な着物や帯等を販売しておられます。
昨年11月に新しく構えられた店舗に伺ってみると、素敵な廊下に並ぶ多数の着物がお出迎えしてくれました。「みむろ」では、振袖や留袖、訪問着、袋帯等のフォーマルから、紬や小紋、名古屋帯等のカジュアルな着物まで幅広く取り揃えておられ、浴衣等の夏物も季節を問わず常時展示されており、その数は約1万点にも上ります。
豊富な品揃えにより、お客様は国内だけでなく海外からの旅行客も多く、安心してご利用いただくためにも、英語対応やホテルのコンシェルジュとの連携など、インバウンド対応にもいち早く取り組まれました。また、既製品以外にも、オリジナルの振袖や大衆演劇の役者さんが着用されるような華やかな着物のオーダーメイドにも対応され、幅広い層のお客様に親しまれています。
「ネットで簡単にご注文いただける時代ではありますが、お店では、着物を自由に組み合わせて、自分だけのコーディネートを楽しむことができます」と、常務取締役の福岡賢祐さん。福岡常務は、豊富な種類の着物の中から、その人の理想のものを提案されています。実際に、私(区民ライター)自身も、福岡常務に相談して成人式用の帯や小物を購入しましたが、その際にも、好みやニュアンスを伝えることで、様々なコーディネートを楽しむことができました。
福岡常務は、「外国へ行ったときに、違う文化に触れるとテンションが上がりますよね。着物を着るときも、気持ちが前向きになることがあるのではないでしょうか。そして、その感覚を皆さんにも楽しんでもらえたらと思い、様々な着物をご用意しています」と話され、今後は、さらに新店舗3階に設けたお茶室を使って、着物を着て楽しむ茶道体験や着付け教室などを開催していきたいと力強く語られました 。みむろ 常務取締役 福岡 賢祐(ふくおか けんすけ)様からのメッセージ
今の時代に販売されている着物は、ガード加工などで昔よりも楽に保管することができるようになりました。そして、着物は基本的に流行がなく、親から子へと、代々受け継いで長く着ていただけるものです。最近の環境問題を考えると、良いものを長く使うことが大切だと思いますので、洋服や和服も長く着られそうなものを選んでいただければ良いのかなと思います。着物でお困りの際は、ぜひ「みむろ」へお越しください!お待ちしております。
<詳細情報>
株式会社 みむろ
所在地:中京区油小路二条上ル薬屋町586
電話番号:075-212-3661
ホームページ:https://www.mimuro.net/
★今回ライターを務めていただいた学生さん 立命館大学 2回生 小越 美緒さん
「私自身も、成人式で着用する帯や小物を、みむろさんで実際に見て決めました。様々なコーディネートを実際に楽しめますし、アフターケアの方法など、些細なことまで相談に乗ってくれるので、近所にこのような呉服屋さんがあってよかったです。」
お問い合わせ先
京都市 中京区役所地域力推進室総務・防災担当
電話:庶務担当075-812-2420 地域防災担当、調査担当、企画担当075-812-2421
ファックス:075-812-0408