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区民ライターがゆく!頑張る中京人・魅力再発見(旅館・ホテル)綿善旅館

ページ番号304310

2020年9月8日

綿善旅館(令和2年9月8日更新)


 綿善旅館は天保元年(1830年)創業の老舗旅館です。薬商人であった綿屋善兵衛氏が,薬局の傍らで営んでいた宿屋から始まり,約190年もの間,この地で営業されています。
 修学旅行生や観光客,インバウンドの宿泊者で賑わい,それらの方々をおもてなしする一方で,「天麩羅ナイト」や「夏祭り」などの地域のイベントも開催されているのは,「地域とのつながりを大切したいから」と若おかみの小野雅世(おの まさよ)さん。
 この度のコロナ禍では,「子を持つ母親として,一人で留守番をするお子さんのことや負担が増える親御さんのことを考えると,何か手助けできることはないだろうか」と考え,また,友人から給食がなくなったことによるフードロスが起きているということを聞き,「お子さんも親御さんも安心できて,また,食材を仕入れることで僅かながら経済に貢献できれば」と思い,綿善旅館の板前が作るお弁当をパンダに扮した従業員がお届けする「パン宅」や,休校措置で留守番になってしまう子どもたちに居場所と学びを提供する「旅館で寺子屋」を企画されました。
 「旅館で寺子屋」は3月中旬の5日間実施し,集団感染の懸念などがありましたが,「考えられる対策は全て行ったうえで開催しました。心配よりも出来ることをやりたいという一心で取り組みました。」と話されました。また,学びの時間と昼食のほか,旅館の裏側を見学する「旅館探検ツアー」も実施され,「次世代の担い手となるお子さんたちに旅館のお仕事を紹介できる機会となった」と話されていました。

綿善旅館 若おかみ 小野雅世(おの まさよ)様からのメッセージ

 新型コロナウイルス感染症の影響で,忙しい人も居れば,先が見えないという方も居ると思います。それぞれ抱えていることは違いますが,機嫌良く過ごせば,周りも機嫌良くなると思っています。一日一回でも面白がれることを見つけて過ごして頂ければ嬉しいです!


<詳細情報>
  綿善旅館(わたぜんりょかん)
    所在地:〒604-8113 中京区柳馬場六角下る井筒屋町413
    電 話:075-223-0111
    ホームページ:https://www.watazen.com/外部サイトへリンクします



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