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区民ライターがゆく!頑張る中京人・魅力再発見(旅館・ホテル)旅館三賀

ページ番号304308

2022年9月27日

旅館 三賀(令和4年9月27日更新)


★今回は、京都の大学に通う学生さんに区民ライターとして執筆いただいています! 

 旅館「三賀」は、錦市場や寺町京極商店街といった観光名所が徒歩圏内にあり、賑やかなエリアに位置していますが、旅館の敷地内に一歩入ると、先ほどまでの賑やかな雰囲気からがらりと変わり、心が落ち着く自然溢れる美しい景色が現れます。さらに奥へと進んでいくと、旅館の入口には畳の和室が広がっており、日本人の和の心をくすぐる懐かしい雰囲気へといざなわれます。
 建物は明治維新の頃の豪商の邸宅を改装してつくられたもので、伝統的な日本の建築様式(数寄屋づくり)や檜風呂等を楽しむこともできます。その他にも、食事は地産地消を心掛け、京野菜や京豆腐が使われた料理を提供されており、京都の食文化を味わうことができます。
 「コロナを乗り越えて、インバウンドが再開されてからも、観光客の方々に愛されつづけるために京都の文化を守りたい」と取締役の髙橋さん。コロナ禍で、お客さんが来ない状況でも、常にお庭や檜風呂等のメンテナンスを怠らず、いつでもお客さんを迎え入れられるように、おもてなしの準備をしておられます。

 さらに、髙橋さんは、旅館のお仕事だけでなく、中京区の体育振興会や地域の防犯活動にも尽力しておられます。全国的に子どもに関する事件・事故が多発していることに危機感を持ち、「住民に地域の子どもたちの顔を覚えてもらうことで、安全を見守れる環境をつくりたい」という思いがきっかけとなり、地域イベントの開催や防犯パトロールの実施など、様々な地域活動に長年携わってこられました。また、コロナが流行する前には、民生児童委員と連携し、一人暮らしの髙齢者の方と一緒に買い物や食事をしにお出かけするイベントを実施するなど、地域の髙齢サポートにも髙橋さんは取り組んでこられました。来年の春には、地域でゲートボール等のレクリエーションができるよう、コロナ後を見据えて、着々と準備を進めておられます。

 地域での様々な取組をされている理由として、「人とたくさん会って交流することが楽しいから続けられる」と話され、地元をはじめ多くの方々との横のつながりを大切にし、楽しみながら地域活動をされています。また、地域活動をする上では、住民同士の合意形成が難しい場合もありますが、「最終的には、会長としての傾聴力や即決力が必要となります。そのためにも日頃からの信頼関係がやはり重要です。」と話され、髙橋さんの地元への愛着と地域のリーダーとしての誇りを感じました。

旅館「三賀」  取締役  髙橋 勝(たかはし まさる)様からのメッセージ

 仕事も地域活動も「全力投球」の日々ですが、何事も楽しむことが必要なのかなと思います。仕事で誰かに相談するのと同じように、地域活動も地元の方だけではなく、隣の学区に相談することもあり、地域活動を通して学区を越えた横のつながりが生まれるので、これもまた楽しいです。
 また、コロナ禍ですが、最近は修学旅行生が戻りつつあります。京都に戻ってきてくれるだけでも大変嬉しいのですが、卒業後にリピーターとして来てくれることもありますので、ご縁を大切に、引き続き何事にも全力投球で取り組んでいきたいと思います!


<詳細情報>
 旅館 三賀(さんが)
 所在地:中京区富小路通三条下ル朝倉町526
 電話:075-241-3251





今回ライターを務めていただいた学生さん 京都府立大学 3回生 岡野未希さん

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ファックス:075-812-0408