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区民ライターがゆく!頑張る中京人・魅力再発見(中京のすごい人!)能楽師狂言方和泉流 日彰体育振興会 泉さん

ページ番号303329

2022年9月2日

能楽師狂言方和泉流 日彰体育振興会 泉さん(令和4年9月2日更新)


★今回は,京都の大学に通う学生さんに区民ライターとして執筆いただいています!

 今回の「地域活動をしている中京のすごい人!」は、能楽師として能・狂言の舞台で活躍されながら、日彰学区の体育振興会や京都市スポーツ推進委員など地域でも活発に活動されている、泉さんを取材しました。

 狂言には複数の流派があり、泉さんが所属されている和泉流は、400年ほど前に誕生した一番新しい流派です。そのため、自由に新しいことにチャレンジすることができるのが和泉流だといいます。昨今のコロナ禍では一時はすべての舞台が中止となり大きな影響を受けましたが、そのような中でも、人気の高い狂言の演目を絵本のかたちでアレンジした「狂言えほん」の読み聞かせをYouTubeで発信したり、来日することができない留学生に狂言で日本の文化を伝えるワークショップをオンラインで実施しました。このコロナ禍でも、狂言という日本の伝統文化を守り伝えていくため、新しい取組に日々挑戦されています。「狂言をはじめ、日本の文化や古典芸能を、食わず嫌いせず、一度見て、知っていただきたいです」と泉さん。日本人の心、アイデンティティを育てていきたいと力強くお話しいただきました。

 また、「どなたでもプロを目指すことができる」と泉さん。泉さんは20歳の時に狂言の舞台を目にしてその力強いエネルギーに感動し、元気をもらったことをきっかけに、狂言の世界へと足を踏み入れました。一時は、サラリーマンとして会社勤めを経験されたものの、狂言に対する気持ちを諦めることができず、社会人ながら2年間の修行に取り組まれ、25歳にしてプロの道へと進まれます。元々は人前に出ること、人前で話すことが苦手だったと、舞台上で活躍されている現在の姿からは想像できない意外な一面も教えていただきました。

 こうした能楽師としての活動の傍らで、学区体育振興会の役員として地域での活動にも積極的に取り組まれています。ご自身もバレーボールをプレーされるということで、結婚を機に京都へ移り住んだ当初、バレーボールができるところを探される中で地域活動に参加されるようになり、ついには、元々女子チームしかなかった地域のバレーボールチームに男子チームを創設されるまでに。スポーツ大会の企画や運営を通して、「参加した皆さんに喜んでいただける」ということが、泉さんの中で地域活動の喜びややりがいになっているといいます。「スポーツが地域交流を促すきっかけになってほしい」とお話ししてくださいました。



能楽師狂言方和泉流 日彰学区体育振興会 泉愼也(いずみ しんや)様からのメッセージ

 自由に新しいことを始めることができるところが中京区の良いところだと思います。今後も引き続き子どもも大人も参加することができる催しを行うことで、地域で子どもたちの成長を見守り、それが高齢の方々の生きがいにもなるような、人々がお互いに支え合えるまちにしていきたいです。

<詳細情報>
 ホームページ:https://izumishinya.com/外部サイトへリンクします
 YouTube動画一覧(ホームページ内):https://izumishinya.com/online.html#youtube外部サイトへリンクします


★今回ライターを務めていただいた学生さん 京都橘大学 4回生 浦部萌音さん

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