区民ライターがゆく!頑張る中京人・魅力再発見(中京のすごい人!)川魚専門店「のとよ」 三田さん
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2022年6月17日
川魚専門店「のとよ」 代表取締役 三田さん(令和4年6月17日更新)
★今回は,京都の大学に通う学生さんに区民ライターとして執筆いただいています!
今回の「地域活動をしている中京のすごい人!」は,川魚専門店「のとよ」の代表取締役であり,京都錦市場商店街振興組合の理事長も務められた,三田さんを取材しました。
400年の歴史を持つ錦市場は,京都の中心に位置していることや,綺麗な地下水により鮮魚を冷やし貯蔵ができること,さらには,その鮮魚の納入先である御所にも近いこと等により,市場が栄え,長年「京の台所」として人々に愛されてきました。
そんな錦市場にあるのが,川魚専門店「のとよ」です。明治45年に創業され,今年で110周年を迎えました。「のとよ」といえば「うなぎ」を思い浮かべる地元の方も多く,うなぎの蒲焼きや肝焼きを買いに来られる一般のお客さんや,お店の食材として調達に来られる懐石料理店の料理人の方々が日々来られ,錦市場のにぎわいの源となっています。
にぎわいのある錦市場ですが,コロナ禍ではお客さんが大幅に減少しました。こうした危機的状況を脱するべく,新たに錦市場の食品お届けサービス(デリバリー)を始めたり,VR(バーチャルリアリティー)で錦市場の様子を見られるようにするなど様々な工夫を凝らした取組を行いました。三田さんもこうした取組に企画から携わっておられ,日々,錦市場の発展のため,尽力されています。
そして,三田さんは「地域のために役に立ち,先代の姿を受け継ぎたい」[K3] という思いから,30年ほど前からお店の経営と両立して地域活動も行っておられます。「中京区交通安全連絡協議会」の監事として,交通安全を促すための街頭啓発や,小学校での交通安全の啓発授業等の活動を通して,子どもたちの安全を守っておられます。
川魚専門店「のとよ」 代表取締役 三田冨佐雄(みた ふさお)様からのメッセージ
コロナが落ち着いたら,錦市場にいらして,お買い物をぜひ楽しんでいただきたいです。特に学生さんには,若いうちから京都の文化を学んでいただきたいです。錦市場で,食べ方等をお店の人に質問したり,実際に食べてみたりと,京都ならではの食文化に触れてみるのも面白いですよ!
<詳細情報>
川魚専門店「のとよ」
所在地:中京区錦御幸町西入南側
電話:075-221-3774
★今回ライターを務めていただいた学生さん 京都産業大学 3回生 水田淳実さん
お問い合わせ先
京都市 中京区役所地域力推進室総務・防災担当
電話:庶務担当075-812-2420 地域防災担当、調査担当、企画担当075-812-2421
ファックス:075-812-0408