区民ライターがゆく!頑張る中京人・魅力再発見(文化・教養・スポーツ)花園大学地域連携教育センター
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2021年7月28日
花園大学 地域連携教育センター(令和3年7月28日更新)
花園大学は明治5(1872)年に妙心寺山内に創建された「般若林(はんにゃりん,学寮)」に始まった,臨済禅の心を建学の精神とする大学です。令和2(2020)年6月には,新たに「地域連携教育センター」が,学生が地域で学ぶ拠点、地域の皆様の学びの拠点になる場所を作りたいという思いから設立されました。
センターのキャッチコピーは「地域」×「花園」=無限∞。これは「地域」と「花園大学」が連携すれば可能性は無限に広がるという意味で,さらに「教育」という言葉を加え,学生も地域の方もともにふれあい,成長するという様々な化学反応が起きることを期待して命名しています。「地域の方も,まちづくりのためにしたいこと,学びたいことがあればセンターに相談していただいています。学生たちと一緒になって作り上げることで,「花大さんがここにあってよかったわぁ」と思っていただけるように様々な活動に取り組んでいます。」と地域連携教育センター長の中(なか)教授。
NHKの大河ドラマをテーマに行う「公開講演会」は500名の席が満席となる人気イベントですが,コロナ禍で開催できなかったため,YouTubeでの動画配信をしたところ,視聴は16,000回を超えました。今までは大学に来ていただくことが前提でしたが,コロナ禍で可能性が広がりました。これからはオンラインで様々な人とつながることができると感じ,花園大学地域連携教育センターYouTubeチャンネル「BASE花ここ」をスタートさせました。コロナ終息後も様々な動画を配信していく予定です。
また学生たちと一緒に,京都に暮らす大学生向けのラジオ番組「花園大学Zen to you & you」も作りました。日本史学科の先生にアドバイスをいただきながら,観光ガイドにはない歴史の専門家から見た京都の魅力(隠れた名所等)を取り上げて,「コロナが終わったら行ってみてください」との思いを込めて放送しました。コロナ禍では集まることが難しいため,学生たちが個別に読み上げ,録音したものをひとつに編集するなど,新しいテクノロジーを駆使しながら離れた場所でも気持ちと時間をつなぎ合わせて1つの番組を作っていきました。
地域の方が学べる場として、地域連携講座《まなび庵》や情報発信などを行うことで地域に貢献していますが,同時に学生の学びにもつながっており,まさに「地域連携教育」の取組を進められています。
花園大学 地域連携教育センター長 中 善則(なか よしのり)教授からのメッセージ
今は大学に来ていただいて交流することができないので,遠隔からですが,地域の方々にたくさんのメッセージを届けています。また学校に来ていただけるようになったら楽しく一緒に学びたいと思っていますので,その際はぜひ花園大学にお越しください。
<詳細情報>
学校法人花園(はなぞの)学園 花園大学 地域連携教育センター
場所:中京区西ノ京壺ノ内町8-1
電話:075-823-0581
ホームページ:https://www.hanazono.ac.jp/about/local_cooperation.html
YouTubeチャンネルBASE花ここ:https://www.youtube.com/channel/UCPPwh3I0psXrxy11GlJ2Clw
※2019年度公開講演会の写真です。
お問い合わせ先
京都市 中京区役所地域力推進室総務・防災担当
電話:庶務担当075-812-2420 地域防災担当、調査担当、企画担当075-812-2421
ファックス:075-812-0408