区民ライターがゆく!頑張る中京人・魅力再発見(福祉・医療・生活)足立病院
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2020年9月8日
足立病院(令和2年9月8日更新)
1902年創業の足立病院は,女性の妊娠から出産,産後の子育てまでサポートしています。「中京区に住み,結婚して出産し,子育てをし,病気があっても見守り,親御さんが働き続けても妊娠・出産できる,というまちづくりを目指している」と畑山博(はたやま ひろし)理事長。日本初の子育て支援センター「マミーズスクエア」という,出産後の母子のための交流の場をつくり,出産後も子育てのサポートをしたり,「病児保育園こだち」では,急な発熱などで保育園に行くことができなくなったお子さんのお預かりを行い,働きながらお子さんを育てている親御さんのサポートをしたりと,足立病院が目指されるまちづくりを着々と進めておられます。
また,子どもたちには平等に食べるものと学習する機会を与えたいという思いから,京都市や「こども宅食応援団」と連携して「京都こども宅食プロジェクト」を立ち上げられました。この取組は,支援が必要な子育て家庭に食品等をお届けするというもので,申請された世帯に食品を配送します。食品が配られた世帯を集約し,京都市が必要に応じてその世帯を支援するというものです。コロナ禍では,学校給食が止まり,この活動の意義がますます大きくなりました。
「うちは貧乏で苦労したが,父と母は頑張って働いていた。地域の人も食べ物を届けてくれて,京都の人々に助けられた。だから自分も将来は京都で結婚して,子どもも育てて,京都の街に恩返ししたい」,また,「京都で高齢化が進んだ時に,誰が京都の産業を支えて,私たちの老後をみてくれるのか。住みやすいまちを作って,京都に住む人をいかに増やすかということを考えることが私たちの目指すところ」と話されました。
足立病院 理事長 畑山 博(はたやま ひろし) 様からのメッセージ
京都は,みんなが「行きたい」「いいな」と思う街であり,その真ん中にある中京区に住んでいることを誇りに思っています。今後,新たな感染症など,様々なことが起きるかもしれません。そのような中でも,みんなで助け合い,住みやすい中京区のまちにすることで「住みたいな」「住んでいたいな」と思う人が増えると思います。全国各地の人に,自慢できるような街に区民みんなでしていきたいと思っています。
<詳細情報>
足立病院(あだちびょういん)
所在地:〒604-0837 京都市中京区東洞院通二条下ル
電 話:075-221-7431
ホームページ:https://www.adachi-hospital.com/
お問い合わせ先
京都市 中京区役所地域力推進室総務・防災担当
電話:庶務担当075-812-2420 地域防災担当、調査担当、企画担当075-812-2421
ファックス:075-812-0408