「みんなのみちづくり計画(次期道路整備計画)」
ページ番号354895
2026年6月17日
「みんなのみちづくり計画(次期道路整備計画)」
京都市では、平成29年3月に策定した「今後の道路整備事業の進め方(以下「現計画」という。)」に基づき、市民の安心・安全の確保や京都のまちの持続的な成長に必要となる道路整備事業を進め、現計画に掲げた19路線のうち、これまでに「阪急京都線立体交差事業」、「北泉通」など7路線が完成しました。
「みんなのみちづくり計画(以下「新計画」という。)」では、市街地の都市計画道路や山間部などの道路において新設・拡幅する「みちづくり」の考え方と、未来の京都に向けて整備を進める「みち(道路)」の具体的な路線を示しています。
1 計画策定の目的・経過
新計画では、平成29年3月に策定された現計画の計画期間が令和7年度で終期を迎えたことや、令和8年4月に都市計画道路網の見直しが決定されたことを踏まえ、今後10年間で整備を進めるべき「みち」を選定しました。
新計画の策定に当たっては、「みち」は、京都のまちの文化や歴史が培われた“まち柄”を反映する“京都の顔”であり、「かわ」や「はし」、「みどり」とともに京都の文化的な営みに不可欠な基盤であるという認識のもと、本市の若手職員が中心となり、将来の京都のまちをイメージし、「50年後、100年後の京都と、誰もが幸せを感じる『みちづくり』のあり方」について議論を重ね、学識経験者からの助言もいただきながら、「みちづくり」の考え方を取りまとめました。
また、パンフレットの作成に当たっては、表紙や挿絵を京都芸術大学の学生に御協力いただきました。

2 新計画における路線選定の考え方
新計画においては、京都の地形的特性を踏まえ、「まちのみち」と「やまのみち」に分類したうえで、これからの京都の「みちづくり」に求められるものとして、以下の4つの考え方に基づき、選定する「みち」を検討しました。
(1) くらす(住みやすいまち)
車道とともにバリアフリー化された歩道が整備され、楽しく“まち歩き”ができる「みち」。人だけでなく、自転車や車にとっても“移動しやすい”、誰にでも“やさしい”「みち」を目指します。
(2) ひらく(災害に対するしなやかさ)
地震や豪雨などの災害時に避難や緊急車両の通行が可能となる「防災・減災」に貢献する「みち」。命をつなぎ、安全・安心に避難でき、地域を孤立させないための強靭な基盤を形成します。
(3) きわめる(まちの賑わい)
道路整備によって沿道の土地利用を促進し、新たな商業施設や居住空間の創出を後押しする「みち」。地域の魅力を引き出し、産業を発展させ、まちの賑わいを生み出します。
(4) つなぐ(人やもの、地域とのつながり)
地域間や、駅などの交通拠点と人の暮らしをスムーズに結ぶ「みち」。ネットワークの強化により渋滞を解消し、住んでいる人も訪れる人も快適に周遊できる環境を整えます。
さらに、賑わい創出効果、道路機能(走行時間の短縮効果など)、事業の実現性、早期の効果実感という視点も加え、総合的に判断して整備路線を選定しています。
3 具体的な整備路線と新規路線の追加
新計画では、今後10年以内に道路新設や現道拡幅を実施していく「みち」として15路線を選定しています。現計画から継続して事業を進める「向日町上鳥羽線」、「国道162号川東(第二工区)」、「中山石見線」などの12路線に加え、新規路線として以下の3路線を追加しました。(〔表1〕整備を進める「みち」一覧表及び〔図1〕整備を進める「みち」の箇所図参照)
また、「みちづくり」を進める際には、地域の皆様の御支援や御協力が必要不可欠であり、地域とのコンセンサスを形成しながら取り組んでいきます。
(1) 御陵六地蔵線(国道1号~新十条通)
山科区(meetus山科‐醍醐エリア内)において、南北方向の道路ネットワークの強化、緊急車両の通行や避難しやすさの向上、さらには、まちの賑わいの創出が期待できます(「くらす」、「ひらく」、「きわめる」、「つなぐ」に該当)。
(2) 牛ケ瀬馬場線
残る未着手区間を整備することで、事業中の向日町上鳥羽線などとの接続による道路ネットワークが強化され、京都市南西部の地域活性化と賑わい創出が期待できます(主に「きわめる」、「つなぐ」が該当)。
(3) 山間地域部分改良
「やまのみち」については、大規模な道路整備だけではなく、山間部における待避スペースの整備やカーブの見通し改善など、早期に事業効果が発現する部分的な改良も計画に位置付けます。
事業実施に当たっては、安心・安全はもとより、地域振興や地域の魅力向上などに貢献できる「みちづくり」について、区役所とも連携のうえ、地域の皆様とともに議論しながら、整備に向けて取り組んでいきます(主に「くらす」、「つなぐ」が該当)。
今後とも、国費など予算確保に努め、現計画に引き続き、「みんなのみちづくり計画」に基づく道路整備を着実に進めていきます。
参考資料
みんなのみちづくり計画パンフレット(PDF形式, 1.39MB)みんなのみちづくり計画のパンフレットです。

- PDFファイルの閲覧には Adobe Reader が必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Reader をダウンロード(無償)してください。
お問い合わせ先
京都市 建設局道路建設室道路計画担当
電話:075-222-3577
ファックス:075-213-0559






