宝が池公園の魅力向上に資する公園施設整備に係る設置許可候補事業者の選定結果
ページ番号342966
2025年6月25日
宝が池公園の魅力向上に資する公園施設を民間事業者の活力とノウハウをいかして整備するため、菖蒲園を対象に、公募型プロポーザルにより設置許可候補事業者の募集を行ってきました。
この度、宝が池公園施設整備事業者選定部会(以下「選定部会」という。)において、設置許可候補事業者を選定しました。
選定結果の概要
1 設置許可候補事業者
代表事業者
株式会社井上工務店(所在地:岐阜県高山市江名子町2715-11)
構成員
- 三和建設株式会社
- すみれアセットマネジメント株式会社
- 飛騨五木株式会社
- 株式会社ウエダ本社
2 審査結果
事業者 | 得点 |
---|---|
設置許可候補事業者 代表事業者 株式会社井上工務店 | 86.4点/100点 |
A事業者 | 37.4点/100点 |
提案の概要
今後の関係各所との協議により、一部変更となる可能性があります。
1 提案内容
- 「木のぬくもりと共に育つ親子の居場所づくり」をコンセプトとして、菖蒲園に、有料の屋内型遊び場(約820㎡)や遊び場利用者以外も利用できるカフェ(約180㎡)を併設した複合施設(カフェ部分のみ2階建)、北側市有地に、有料駐車場(約2,800㎡)を整備
- 建築資材や遊び場の遊具全てに京都府産を含む国産木材を活用した「木育施設」とし、豊かな感性を育む多様な遊具・玩具を配置するとともに、屋内外で自然と触れ合うイベントを実施
- 多様な関係者が参画し、公園の魅力創出や地域活性化に取り組む「宝が池みらい共創会議」への活動支援として、交流拠点の創出及びイベント等を実施
- 遊び場利用者以外も対象とした遊具の貸出しによる公園全体の賑わい創出や、大人向けのカルチャー教室・イベントの開催による多世代が集う交流の場を提供
2 設置許可の期間
20年間(施設の建設期間及び原状回復期間を含む)
3 公園使用料の提案価格
7,851,081円(年額)
3 選定の理由
「宝が池公園の魅力向上に資する公園施設整備に係る設置許可候補事業者選定のための募集要項」に基づく選定部会での審査の結果、設置許可候補事業者として妥当であると評価されました。
評価された点
- 事業計画の実現性が高く、「宝が池みらい共創指針」との整合や、「宝が池みらい共創会議」への支援に対する十分な提案がなされ、宝が池公園の魅力向上に寄与する提案である。
- 木材に親しむことのできる規模の大きい屋内型遊び場であり、広く市民に開かれた空間として、多様な世代の交流の場となる提案である。
- 既存の樹木をいかした施設配置であり、自然環境の配慮がなされるとともに、地域産木材の活用や伐採した樹木の当該施設での活用等が提案されている。
今後期待すること
- 公園利用者増加及び駐車場整備に伴う周辺道路環境への影響を慎重に検討し、安全性の確保に努めてもらいたい。
参考1 選定部会員(敬称略・五十音順)
奥田 希充子(公認会計士)
黒木 要州(一般社団法人京都府建築士会 理事)
内藤 光里(市民公募委員)
- 二股 茂 (岩倉南学区自治連合会 会長)
- 山口 敬太 (京都大学大学院地球環境学堂 准教授)部会長
参考2 選定の経過及び今後の予定
令和6年
- 11月6日 第1回選定部会(募集要項に係る審議)
- 12月19日 募集要項の配布開始
令和7年
- 4月24日 申込書類の受付締切
- 6月4日 第2回選定部会(提案内容の審査)
- 6月25日 選定結果の公表 今回
- 7月頃 本市と事業者で協定締結
- 7年度中 設置許可書の発行
供用開始前まで宝が池みらい共創会議と事業者で協定締結
令和9年春頃 施設開業(予定)
参考3 宝が池みらい共創会議
宝が池公園に関わる多様な関係者の積極的な参画及び公民連携の下、宝が池公園の将来像を共有するとともに、その実現に向けた取組を実践することにより、持続可能で魅力ある公園づくり、ひいては周辺地域の活性化へとつなげていくことを目的に活動する任意団体です。本会議において取りまとめた将来像である「宝が池みらい共創指針」の詳細については、こちらのホームページより参照してください。
参考4 位置図
報道発表資料
発表日
令和7年6月25日
担当課
建設局みどり政策推進室(電話:075-222-4114)
報道発表資料
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お問い合わせ先
京都市 建設局みどり政策推進室
電話:075-222-4114
ファックス:075-212-8704