「道路のり面維持保全計画」の計画期間延長と内容の一部更新について
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2024年10月9日
道路のり面維持保全計画について~道路のり面対策の進め方と点検の充実~
京都市では、豪雨などにより災害が発生する可能性のある斜面(以下「道路のり面」という。)について、平成29年度から令和3年度までを計画期間とする「道路のり面維持保全計画」を策定し、防災対策を効果的かつ効率的に進めてきました。
この度、計画期間を令和3年度から令和8年度まで延長し、内容を一部更新しましたので、お知らせします。
- https://www.city.kyoto.lg.jp/kensetu/page/0000215485.html
前計画についてはこちらをご参照ください。
これまでの取組状況(平成29年度~令和3年度)
本市では、山間部の道路に数多く存在する道路のり面について、地形や地質などの条件により抽出した2,156箇所を「点検対象道路のり面」として位置付けています。
また、点検対象道路のり面における点検の結果を踏まえ、「要対策箇所560箇所」、「監視箇所459箇所」、「対策不要箇所1,137箇所」に分類し、管理及び防災対策を行っています。
対策が必要であると判断された「要対策箇所」のうち、社会的影響を踏まえた優先順位により「対策優先箇所」として60箇所を選定し、計画的に進捗を図ってきました(23箇所対策済み)。
一方で、自然構造物である道路のり面は、異常気象などにより急激に損傷が進むこともあることから、事前に定量的な損傷度を把握しづらく、日常・災害点検などにより変状を発見した場合には、速やかに対策を実施してきました(25箇所対策済み)。
今後の道路のり面対策(令和4年度~令和8年度)
厳しい財政状況の中、限られた予算を最大限有効に活用するため、「対策優先箇所の優先順位を更に明確化」するとともに、道路のり面の損傷による災害を未然に防止するため、「日常・災害点検の更なる充実」を図り、効果的・効率的に対策を進めます。
(1)対策優先箇所における優先順位の更なる明確化
対策優先箇所の未対策37箇所について、社会的影響も踏まえ、優先順位をAグループとBグループに分類しました。優先順位が高いAグループ15箇所全ての対策完了を目指すとともに、Bグループ22箇所についても対策を進めます。
(2)日常・災害点検の更なる充実
これまでの計画期間内で、点検対象となっている道路のり面において、日常・災害点検などにより早期の対策が必要と判断した箇所を25箇所発見したことを踏まえ、日常・災害点検の更なる充実を図ることにより、道路のり面の変位状況を的確に把握するとともに、状況に応じて、優先的かつ迅速に対策を実施します。
(3)進捗状況の見える化
毎年度、進捗状況をホームページで公表するなど、「見える化」を実施します。
道路のり面維持保全計画(令和4年3月一部改定)
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進捗状況
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お問い合わせ先
京都市 建設局土木管理部土木管理課
電話:075-222-3568
ファックス:075-212-3092