京の公園魅力向上指針~公園施設の長寿命化の下に~の策定について
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2018年3月22日
京の公園魅力向上指針~公園施設の長寿命化の下に~の策定について
京都市建設局では,897箇所の公園を管理しており,みどり管理事務所によるパトロール等により,不具合等の発見に努め,適宜,修繕を進めてきましたが,高度経済成長期に整備された公園の老朽化が進行し,公園施設や樹木の多くが更新時期を迎えています。
この度,将来のニーズに対応した,より魅力あふれる公園として,市民の皆様に安心・安全に御利用いただくため,平成29年8月に策定した「市街地緑化の在り方」を推進するための公園部門の指針として,「京の公園魅力向上指針 ~公園施設の長寿命化の下に~」を策定しましたので,お知らせします。
なお,本指針は,計画的な修繕等により,公園施設の長寿命化を図ることから,「京都市公共施設マネジメント基本計画」(平成27年3月策定)に基づく,公園施設の個別施設計画に位置付けます。
1 京の公園魅力向上指針~公園施設の長寿命化の下に~について
公園の魅力向上のためには,公園施設の補修・更新等,樹木の健全育成,再整備を確実に実施していく必要があります。
本指針により施設を計画的に管理し,より長く使用するとともに,更新時期の集中を避けることで,費用の軽減及び平準化を図ります。
(1)対象とする公園とその種別について
京の公園魅力向上指針における「公園」とは,都市公園法第2条第1項1号に定められた都市公園で,建設局が管理しているものを対象とします。
(2)方針について
公園が,市民の皆様に安心・安全,快適に利用していただける魅力あるものであり続けるため,概ね50年をかけて,より魅力あふれる公園として維持できるよう取り組みます。
(3)魅力向上に向けての取り組み
ア 公園施設の補修,更新等
公園施設は,施設の目標とすべき維持管理の水準を保ち,劣化や損傷を未然に防止しながら長持ちさせる管理(予防保全 型管理)を行う施設と,日常的な維持管理や点検を行い,機能しなくなった段階で取り換える管理(事後保全型管理)を行う施設に分類し,維持管理を行います。
イ 樹木の健全育成
公園の樹木は,植樹から長期間を経過することで,太く大きな樹木へと成長し,剪定等の維持管理にも多くの費用が必要となります。
高木のうち約2万本が危険木等となるおそれがあるため,緊急度の高いものから優先して伐採,更新,樹種転換,密度調整等の適正化を図ります。
また,あわせて剪定等を含む適切な健全育成に取り組みます。
ウ 再整備
再整備は,利用可能な施設等は引き続き有効活用したうえで,施設の更新又は機能転換を実施することにより1箇所当たりの整備費を軽減し,スピードアップを図ります。
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京の公園魅力向上指針~公園施設の長寿命化の下に~
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お問い合わせ先
京都市 建設局みどり政策推進室
電話:075-222-4114
ファックス:075-212-8704